いろいろな句会におじゃましていると、どの句会、どの句風がいちばん自分に合っているかが見えてくる。いまのところ、東京の尾藤三柳先生のところの川柳公論表彰句会が、いちばん自分らしさを発揮することができる。素のままの私で、何も加えたり引いtりしなくてもよい句(大)会と言ってよい。
自分を曲げなくてもよい心地よさに、ここ数年おじゃましている。やはり三柳先生の選がもっとも楽しみなわけで、披講は全身を傾けるようにして拝聴する。いつまでもお元気でいていただきたいとの思いを込めて、年一度の句(大)会に今年も行かせていただく。場合によっては、懇親会にも残って、ちょっとしたお話を拝聴するのもよいかと。
先日、川柳展望全国大会でふと思ったことがある。川柳界の大家の披講をユーチューブに残すという企画があってもよいのではないか。森中惠美子、尾藤三柳、前田咲二ほか、披講を残させていただきたい川柳家がおられる。この企画を、新葉館出版さんにお願いできないものだろうか、などと。
初代高橋竹山さんの津軽三味線を、ユーチューブで見つけて聴いていたからである。まだまだ現役でいらっしゃるのに、そんなことを言うのは失礼なこと限りないが、そういうことへは便利な時代である。残すことに意味はあると思う。
今年も、石部明追悼川柳大会のあと、川柳公論表彰句会が待っている。いつも通りまだ一句も詠んではいないが、大会前日集中的に詠んで、よい句を残したい。すぐれた選者のおられる句会に向かう気持ちは自然とはずんでくる。のびやかに句が詠めるのは、選者への信頼感があるからだろう。いまの私の生き甲斐とはそんなところである。
最近句が詠みやすくなってきた。一時間に約60句のぺースだが、先日は急いで100句詠むことができた。とくに苦しいというわけでもなく、気持ちよく詠めた。この調子で詠み続けていきたい。体内に静かに潮が満ちてきた。
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