
時実新子師とあきこ、詩性川柳各15句
時実新子
あかつきの梟(ふくろう)よりも深く泣く
ののしりの果ての身重ね 昼の月
あなたから私を剥がすときの音
ピストルの形に残るパンの耳
ころがしてころしてしまう雪だるま
白い花咲いたよ白い花散った
いちめんの椿の中に椿落つ
茶碗伏せたように黙っている夫
妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ
熱の舌...【続きを読む】

『時実新子の川柳と慟哭(平井美智子編)』から、時実新子師の〈川柳観〉を読む
前田咲二先生の句集の体裁を考えるうえで参考にさせていただこうと、二日前から『『時実新子の川柳と慟哭』(平井美智子編)』を再読。時実新子師の〈川柳観〉を述べた部分に参考になることが多く、下に一部を記させていただく。
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★川柳は格言ではない。したがって人生訓を敵とする。句によ...【続きを読む】

本当のところはどうだったのか❹‥(反日メディアが無視したがる?)ネットの反応
「陛下は靖国を潰そうとしてる」靖国神社トップが「皇室批判」(あきこ註:以下、全文昨日のネットから拾っております)(写真:御神鏡)
「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そ...【続きを読む】

本当のところはどうだったのか❸‥こんなことでは英霊が嘆く、靖国神社
前靖国神社宮司小堀氏の著書(『靖國神社宮司、退任始末』)の内容、ネット上の同書に対する感想に「(あきこ註)」を付け、まとめてみた。(写真:御神鏡)
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前任の徳川宮司時代に、御創立150年記念事業費予算を一つのコンサルタント会社が全体の4割(14億円...【続きを読む】

本当のところはどうだったのか❷‥「A級戦犯合祀」の事情(『文藝春秋(2018年12月号)』小堀邦夫・靖国神社前宮司手記から)
『文藝春秋』の平成30年12月号に、靖国神社の前宮司小堀邦夫氏が「靖国神社は危機にある」という手記を寄せておられた。昨年アップしたものだが、氏の真意がネットでも少しずつ理解されてきたように思う。その一部、あらためて「A級戦犯合祀」の事情についてもう一度記し、「(あきこ註)」を付けることに。
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