
松橋帆波氏の「句集燦々File.011」(川柳マガジン5月号)より‥『たむらあきこ千句』への書評(転載)
「句集燦々File.011」(川柳マガジン5月号)より転載
たむらあきこ川柳句集「たむらあきこ千句」
人間の砂漠ににんげんを咲かす
美味なるものは身体に良くない、というのが相場だ。ウニ・イクラ・オオトロetc. 日々大量に摂取すれば、確かに身体に悪い。だが美味い!「たむらあきこ千句」は「美味...【続きを読む】

第15期 川柳マガジンクラブ誌上句会結果
今期は次の通り。
👑1位 平井 翔子 38
👑2位 森吉留里惠 37
👑3位 たむらあきこ 36
22句入選、〈年間入選句数最多獲得者〉のタイトルを獲得。柳友森吉留里惠さんも同句数。
ファイナル句会の課題「肉薄」に対し、北原おさ虫氏が《戦争の音も...【続きを読む】

眼を洗う‥《野を行けば野に背かれている独り》(日野 愿)
どこにでもある句ではない。すぐれた柳人のあつまる大会に行くと、すぐれた句に遇える。3月30日の「墨 作二郎を偲ぶ会」へは出席127名。下記は先日届いた発表誌から抄出。いくつかの句に眼を洗われた。(再再読、書き加えるかも知れません)
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〈遊〉(筒井 祥文選)
しりとりも尽き...【続きを読む】

和歌山文化協会文芸部会~歓談
(27日、記す) 26日(水)。13時半から市民会館第1練習室にて文芸部会。
11時半頃市民会館隣の市立図書館まで。『たむらあきこ千句』3冊を郷土資料として寄贈。文芸部会まで少し時間があったので、館内でたまたま見つけた『仁王の口』(森中惠美子)を1句1句噛みしめうなずきながら読む。
窓外の緑に癒...【続きを読む】

ショック!!
誰が、ということはもちろん書かないし、書けない。本日午後所用で電話したところ、お母さんが出られて「五月にはもう生きていないかもしれない」と。この正月に元気なお顔を見せていただいたばかりなのに、である。にこやかに笑って帰られるのを玄関先でお見送りした。
すい臓がんだとか。三月に病院へ行ったがすで...【続きを読む】