
清冽な滝でありたい
日本3名瀑の一つ。133mの高みから轟音とともに落下する那智の大滝は、まさに自然の大造形。神秘そのもの。はるか熊野灘の海上からも眺められるという滝の姿は、古代の人々には神の降臨の御柱(みはしら)そのものに見えただろう。
熊野那智大社の社伝には、神武天皇が熊野灘から那智の海岸に上陸したとき、原生...【続きを読む】

川柳マガジン5月号「読者柳壇」、課題「差し金」& 雑詠 各上位4句と選後感想
課題「差し金」
特選
フィクサーは自分の指紋消している 竹中 正幸
秀作
もう寝ろと明日が横槍入れてくる 句ノ一
透明な鬼が私に指図する 小谷 小雪
差し金が誰か想像して和む 藤田まこと
雑詠
特選
まっさらなノンフィクションの朝がくる 渡辺 富子
秀作
ゴミ漁るカラスに若き日がダブる ...【続きを読む】

葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり (釈迢空)
釈迢空、折口信夫(おりくち しのぶ、1887年(明治20年)~ 1953年(昭和28年))の著作は、一部をかつてよく読んでいた。氏の詩や短歌も、繰り返し読んだことで私の中に入っている。享年66歳。いまの私の齢に近い、そういうことからも再び著作を手に取ってみたいが、あれやこれやで時間がない。
伊勢...【続きを読む】

さあ、選!‥9日かけて取り組む川柳マガジン「読者柳壇」
毎月のことであるが、川柳マガジン「読者柳壇」の選と選後感想にほぼ9日かけている。句の束(どれほどあるのか、数えたことがない)を大きく二つに分けて
●1日目:半数の選
●2日目:半数の選
●3日目:課題と雑詠の両方入選分をコピー。課題入選分と雑詠入選分に分けて二つの束にして、課題入選分の二回目の選
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川柳ワゴン弁天町(川柳短句の会)(選)~川柳天守閣5月句会《月がきれいとこれも横槍》(たむらあきこ)
南海和歌山市駅7時48分発特急サザンで新今宮まで。紀州路快速で弁天町まで。9時半頃弁天町オーク200オーク二番街七階、弁天町オーク200生涯学習センターまで。半蔵門、三成、義泰、廣子、美子、和代、さと子、卓ほかみなさまとご挨拶。本日川柳ワゴン弁天町(川柳短句の会)にて、宿題「ふっと」の選。
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