⦅3843⦆名草川柳会(2026/7/21)
(^0^)/ 名草川柳会(第35回勉強会)
2026/7/14(火)
川柳マガジン7月号(2026)から7句。
幾つもの影と一緒に家仕舞い 前田久美
トマト掌に妻の疲れのあからさま 清水美江
少しだけ欠けて本物らしくなる 平井美智子
生きて死ぬ一人にひとつ物語 千葉朝女
半分どうぞわたしの空でよかっ...【続きを読む】
⦅3842⦆吟行について(『ピースボート地球一周吟行500句』出版を前に)
昨年4月24日、神戸港からピースボートで地球一周の吟行に出た。天候の関係で一日遅れ108日間の旅になったのだが、その間1,200句ほどを詠んできた。その中から推敲を重ね約500句、新葉館出版さんの全国川柳作家集の中の二冊として、今年出版。作者の音声付き。下記は、冒頭の五句。
水音がいつもわたしの...【続きを読む】
⦅3841⦆暗合句とは?
暗合句(あんごうく)とは、「偶然に既存の句とまったく同じ形になってしまった句」のこと。 盗作ではなく、意図せず一致してしまった“偶然の同一句”を指す。
その意は、「暗(くらがり)で合う句」。つまり、作者同士が互いの句を知らないまま五七五という限られた音数の中で同じ発想・同じ言い回しに到達してしま...【続きを読む】
⦅3840⦆呪縛を解き放つ
一人暮らしだった父が逝って20年を超える。その間ずっと実家の管理をしてきた。草刈り・近所との冠婚葬祭のつきあいなど、すべて私の肩にかかってきた。固定資産税もある。仏壇・遺品の絵画など、処分もできかねてここまできたということ。電気・水道も止めていなかったので、その料金も含め数百万円の維持管理費がかか...【続きを読む】
⦅3839⦆耐久生涯大学川柳専科レクチャー(2026/7/11)資料
(@0@) 耐久生涯大学 川柳専科
2026 年7月11日(土)13:00~15:00
❶【鑑賞】川柳マガジン6月号(2026)から5句。
忘却の川に流している痛み 前田一天
痛い目に遭ってわたしが見えてくる 常國喜好
痛点は私が生きている証拠 位田仁美
ひらがなで痛いところを突いてくる 山田恭正
...【続きを読む】
⦅3838⦆柳人紹介(42) 赤池加久さんの20句‥《正直な影だ煩悩まで映す》
深追いは止そう妻にも城がある
一筋の道を究めた太い指
産室の時計いくつも見たドラマ
古古米を積んで瑞穂の国のウツ
再会へ心が弾む血の絆
どん底を支える妻の手が温い
福耳に幸せ揺らすイヤリング
正直な影だ煩悩まで映す
琴線に触れると鬼も笑みを見せ
句読点打って歩幅を整える
関係を微妙にさせた捨てゼリフ...【続きを読む】
⦅3837⦆番傘川柳本社 7月句会‥《吐息ひとつ揺れるわたしの中の水》
番傘川柳本社 7月句会 出席65名。席題1題、宿題5題各2句出し。
本日の入選句。
ため息は嘘を見抜いていたらしい
吐息ひとつ揺れるわたしの中の水(穐山常男選「放つ」 止めの句の2ツ前)
見下された影が黙って背を向ける
本日の没句
ドタバタのすき間で呼吸ととのえる
見下して自分を踏んでいる孤影 ほか...【続きを読む】
⦅3836⦆悪気がなくても他人を傷つける
悪気がなくてもことばで人を傷つけてしまう─これは人間関係の中で避けがたいことかもしれない。多くの場合、傷つける側は「そんなつもりはなかった」と思い、傷ついた側は「どうしてそんなことを言うの?」と思う。そのすれ違いは、ことばの選び方だけでなく、価値観や心の状態の違いからも生まれる。人にはそれぞれ、触...【続きを読む】
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