句の「読み」に始まる
名のある柳人が生涯をかけても何句残せるかというのが川柳。20句が網に掬(すく)えればよしとしなければならない。 たくさんいただく句集も、数ページ読ませていただいてそのままになることが多い。前中後の数ページでまず内容の凡(おおよ)そは分かる。いままで最後まで熟読、または繰り返して読ませていただいた句集...【続きを読む】
かさぶたの下から少しずつ芽吹く
井伏鱒二(いぶせ・ますじ)が唐の詩人于武陵(う・ぶりょう)の漢詩「勧酒(かんしゅ)」を口語訳したものを記す。五言絶句。
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ、とは「人生に別れはつきもの。(さあ、く...【続きを読む】
作句で体調を整える?‥番傘とらふす1月句会
しばらく句を詠んでいないとイラつく。本日の句会に向けて就寝前に1時間、3題46句を詠む。句会終了後も、近くのドトールにて、31日の和歌山三幸川柳会の記念川柳句会へ向けて45句ばかり。スッキリ。川柳人はやはり川柳を詠んでいないと駄目なようだ。
起床後推敲、1時間ほど。少し休憩、11時過ぎに自転車で5分...【続きを読む】
メール記念日 ?
30年ほど前のことを、いまも思い出す。2歳くらいだった息子の手を引いて、紀ノ川にかかる南海橋(なんかいばし)(今はない)を歩いて渡った日のこと。
一級河川紀ノ川にかかる、やっと車一台が走れるほどの橋。歩くと、すれ違う車との間が20㎝くらいしかなくて、危険極まりない。この橋を渡って自宅マンションと実家...【続きを読む】
26年度 咲くやこの花賞、全選者決定 !
句会は選者で決まる。今回会長からの提案により、編集同人からもそれぞれ新選者を推薦。最後は会長が決定。伝統川柳から革新川柳まで、選の傾向のバランスを考えてお願いしている。川柳界の明日のためにも、選者のみなさまにはよろしく厳正な選をお願い申し上げます。瓦版2月号での発表に先立つことになりますが、参加者募...【続きを読む】