長谷川等伯の郷里は、22日に国文祭が開催される七尾なのね(昨日気づいた)。
等伯を次々と悲しみが襲う。よき理解者であった千利休が自刃。その悲しみの中で息子の久蔵までが、26歳という若さで亡くなってしまうのね。

その悲しみを背負って描いたと言われるのが、「松林図屏風」(東京国立博物館蔵)。これは等伯筆「楓図」や久蔵筆「桜図」など祥雲寺の一連の障壁画と同じく、国宝に指定されているのね。
当時、七尾の海岸沿いにはずっと松林が続いていたと考えられる。描かれた松林は、強風に耐え細く立ちすくむ能登の松林に、あまりにも似ているのね。千利休を亡くし、息子久蔵を失った等伯の目に映ったのは、郷里七尾の松林だったのかも知れない。心象風景とも見える「松林図屏風」には、大切な人たちの死を乗り越え、水墨画にその境地を深めていった等伯の心情が映し出されているような気がする。(写真:長谷川等伯筆 国宝「松林図屏風」)
22日、国文祭終了後七尾に一泊、23日に本格的に吟行の予定。
ここにきて、七尾線の高松駅で下車して鶴彬吟行とするか、長谷川等伯吟行とするかで迷っているのね。両方とするには、時間と体力の問題がある。23日早朝ホテルを出て、海近くを歩いて等伯の思いに思いを重ね、あと七尾駅前9時35分発のバスで金沢まで行くことにするか等々(未定)。
21日は、早朝に発ちます。22日の国文祭、車中しっかり推敲してがんばってまいります!
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