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 11日。伊勢神宮内宮近く、おはらい町は五十鈴川カフェで12時集合、との約束だったのね。あきこは近鉄五十鈴川駅からバス、神宮会館前下車。3分ほど歩いて11時半ごろ五十鈴川カフェに到着。店内が混み合う前に3人分の座席を取っておいたのね。モーニングセットを注文(この店はなかなかおしゃれで、味もいいのね)。

 少ししてやってこられたなつかしいお二人のお顔。どのくらいご無沙汰していたのだろう。すぐ打ち解けて楽しく談笑したのね。3人揃って約束の13時ごろ、畏友小堀さんのお宅におじゃました。奥様がお出迎え。

 四十日祭の祭壇には、遺影の代りに娘さんが描かれたという畏友の似顔絵。家族みんなであたたかく故人を送ろうという思いが伝わってきた。

 奥様の率直で飾り気のないお話を伺いながら、故人のいろいろな面を知ることもでき、2時間ほどで失礼したのだったか。おかげ横丁の入口で別れ、あきこは吟行へ。何かに押されるように新橋を渡ってしばらく歩き、右折、神宮司庁の下の道にでた。ああ、この道を通って神宮司庁に通われたのだと。この森の中を行くような重厚な道をあきこに見せてやろうと思われたか。

 神宮司庁に続く内宮は、脚のしびれもあり途中まで。宇治橋を渡っておはらい町へ。赤福内宮前支店で休憩。五十鈴川カフェに戻り作句をと考えたが、着くともう閉店の時間なのね。手前のだんご屋でみたらし団子を一本買って座る(座ってしびれを取りながら歩くのね)。再び畏友の家の方へ。

 すぐ横の小川に沿って西へ、神宮会館前からバスで宇治山田駅まで。暗くなりかけているので、迷いながら歩いて宿泊のレディースウィークリールームまで。10日にたまたま見つけて予約したのだが、値段相応(4,000)の木賃宿。

 午前2時ごろ目を覚まして、作句をと机に向かったのだが、だめだった。翌12日は、早朝に出て、外宮まで。せんぐう館あたりを故人を偲びながら歩き、戻って伊勢市駅まで。故人の73年の人生を思いながら、帰りの電車に乗った。難波駅近くのいつもの南海パーラーでサンドイッチモーニング?、やっと作句モードに。66句。



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