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動かない時計

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編著者: 鈴木順子
四六判ハードカバー・146頁
ISBN978-4-8237-1088-9
¥1,650 (税込) ※ ポイント還元中
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下記ストアにて電子版を配信予定。
スマホ、PC、タブレットでも、ぜひお楽しみください。
配信体裁:リフロー型(検索や辞書機能などフルにご活用いただけます)

愛知県豊橋市を拠点に活躍する川柳作家・鈴木順子が、自ら歩いてきた激動の人生を、あるがままに17音の川柳として曝け出す第4句集。
最愛の存在である我が子を思い、母であり経営者であり表現者である著者が、家族や仲間に支えられ、明日のために再び立ち上がるまでの、平成30年から令和4年までの川柳の記録。
「今日は今日」「あのときの顔」「目覚めたら」「涙の味」「菜の花」「動かない時計」の6章構成。
あとがきの前には、著者が当時の記録をブログに綴った「当時を振り返って」が収録されている。
この本を手にとった人は皆、著者の人生の光と影を知り、17音にほとばしる痛みや慟哭、そして再生への渇望と鎮魂を真正面から感受し、しばらくその場に茫然と立ち尽くすに違いない。

バカヤローだったな華の大都会
おんなじだよと半分くれたけど違う
寝汗かく私は何も悪くない
諦めた訳ではないわゼロ地点
親不孝重ねられても愛おしい
母さんにやるよと動かない時計
もう仕事忘れなさいと夜が言う
繰り言の何を言っても還らぬ子
無念ではあるが諦めてはいない
楽しんで生きると決めたもう泣かぬ
娘からもう届かないプレゼント
着陸してみようか笑い声がする

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