深追いは止そう妻にも城がある
一筋の道を究めた太い指
産室の時計いくつも見たドラマ
古古米を積んで瑞穂の国のウツ
再会へ心が弾む血の絆
どん底を支える妻の手が温い
福耳に幸せ揺らすイヤリング
正直な影だ煩悩まで映す
琴線に触れると鬼も笑みを見せ
句読点打って歩幅を整える
関係を微妙にさせた捨てゼリフ
挑戦を草食系が死語にする
ふるさとを愚直に守る鍬と汗
母は港つい停泊が長くなる
逃げ惑う声に容赦のない戦火
未来から地球を叱る声がする
一徹が許すつもりか柔和な目
品格を捨て競い合う視聴率
児のうそは顔にかわいく書いてある
助走路が途切れ自由の風に乗る
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