川柳は動いている。時代が変わり、人間の生きざまも変わる。川柳もいつまでも旧態依然ということではいけない。試行錯誤が続くとしても、前向きに新しい方向を(川柳を志す私たちは)探らなければならない。
いま手元に「バックストローク」の終刊、第36号がある。この号に昨年名古屋で開催された「バックストローク in 名古屋(大会)」の記録がある。入選句の中から私の句と、ほかいくつかの句を挙げさせていただく。石部明氏が発行人の「バックストローク」は8年間続き、川柳界に足跡を残した。
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〔バックストローク in 名古屋〕 参加101名。
私の入選句。
モノローグきっと嚥下の途中です (浪越靖政選「きっと」)
玉になるまでは封印するらしい (吉田三千子選「玉」)
ミミズクのいつか翳ってきたながさ (石部明選「長い」)
15日におじゃまさせていただく「川柳カード 創刊記念大会」。「川柳カード」代表(?)の小池正博さんは「バックストローク」の同人だった。従って大会に集まる句の傾向は上記、もしくは下記の句を見ていただいたら分かるだろう。
下記は続いて昨年の「バックストローク in 名古屋」での入選句からの抜粋。
人形を離せばもっと暗くなる 樋口由紀子
項から中ぶらりんを覗かせる 山本 早苗
長袖を手首出てくるまでが夢 なかはられいこ
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