『前田咲二の川柳と独白』への感想をいただく❷
(原文ママ)差出人名は記載いたしません。
★… 初めて八尾市民川柳の参加の帰り、高士さんが、咲二、○○、幹斉さんの三人に会わせて下さり、食事しました。それからのファンです。どこかでお会いすると、いつも、お声をかけて下さり、覚えて下さっていることが嬉しい、でした。それで、その時から、暑中と年賀はださせ...【続きを読む】
(つづき)九度山(慈尊院)吟行の予定を立てる
いま4時44分。すでに明るい。もう30年以上過ごしている4階の南向きの自室で、ぼんやり知友の誰彼のことを考えている。薄く濃く、この世でのご縁だったのだなとふり返る日もやがて来ることだろう。まだまだ元気だが、そろそろ終活の準備もしていかないといけないのかもしれない。
誰もが、自分だけの物語を編みな...【続きを読む】
九度山(慈尊院)吟行の予定を立てる
古くより弘法大師御母公のお寺として知られる慈尊院。「乳房型絵馬」(写真)奉納でも知られる。和歌山県出身の有吉佐和子の小説「紀ノ川」がかつて映画化され、その中に慈尊院に安産祈願の「乳房型絵馬」奉納のシーンがあったのね。この「乳房型絵馬」は奉納者による手作りなのだとか。
高野山開創の1200年前と同...【続きを読む】
和歌山市駅直結、和歌山市民図書館開館
本日14時半頃、先日柳友から電話で開館を教えていただいた 新和歌山市民図書館に自転車で行ってきたのね。まずは下見ということで。予想以上に”使えそうな”施設で、とても満足して帰ってきたのね~、笑。そう、上の写真からもお分かりのように、これが市民図書館か!というレベルの高さなの...【続きを読む】
柳人紹介(19) ひとり静さんの20句
柳人紹介(19) ひとり静さんの20句
日本晴れ空もわたしも嘘っぽい
さよならは少し水気を切ってから
こんなとこまで相田みつをが追ってくる
がんばれよなんて言わない紙コップ
だんだんとナイフになってゆく時間
そうだけどしあわせなのよ金魚鉢
どの窓を思うだろうか死ぬ時に
(あきこ註:「目は心の窓」とは...【続きを読む】
このみ仏に逢いたい❷‥京都・永観堂(禅林寺)のみかえり阿弥陀(永観堂吟行16句(2017/1/23))
永観堂(禅林寺)吟行16句(2017/1/23)
雪はらはら永観堂へあゆむ影
すぐそこのきのうにも雪舞っていた
逢うことの重さ 雪の影の軽さ
うなずいて阿弥陀如来がふり返る
わたしのなかへ阿弥陀ふりむく
師を祈ることもいつしか雪になる
念仏のそれから影がかるくなる
眼を伏せる影もきのうもみほと...【続きを読む】
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(6月2日(火)付、たむらあきこ選)
人の目が監視カメラになっている 川崎市 和泉まさ江
〈評〉新型コロナの感染拡大防止のため、飲食店などに時短営業の要請がされているが、貼り紙などで営業自粛を強要する「自粛警察」と呼ばれる人たちが増えているとか。
スランプの時には歩幅変えてみる 秋田県 柴山 芳隆
アベノマスク忘れた頃にやってくる...【続きを読む】
第10回 高田寄生木賞受賞作「言行録からの川柳考」(加藤 当白)(野沢省悟氏主宰「触光」66号発表)
言行録からの川柳考 加藤当白
「物語とは、我々が作りだす(そして、その作者だと主張できる)ものではなく、すでに存在する遺物であり、こちらはそれを掘り起こしているだけなのだ。」
スティーヴン・キング(アメリカの作家)
これが真実ならば、我々川柳人が日々生み出している句...【続きを読む】
このみ仏に逢いたい❶‥奈良・秋篠寺の伎芸天(秋篠寺吟行14句(2017/11/6))
秋篠寺吟行14句(2017/11/6)
御堂へ独り香(こう)が迎えてくれている
堂内の静寂夕日裾をひく
大自在天の髪際から化生(けしょう)
福徳円満を立たせている肢体
立像(りゅうぞう)のそのまま天上界の歌
尊顔のやがてわたしと泣いている
伎芸天のにほひの高さ陽の低さ
勅願のきのうの華残す天女
諸芸...【続きを読む】
(懸賞川柳2020)弥生賞(お題:「日本」)、応募総数3,298句の中から、たむらあきこ選43句
弥生賞 たむらあきこ選43句( は、弥生賞入賞句)
天 愛し抜く私が土になる日本 松本とまと
地 しゃぼん玉ふじへ飛ばしてみませんか 戸田 惠子
人 おにぎりの真ん中にいる日本人 髙田輝亜旗
秀① 日本を元気にさせる鯉のぼり 佐藤 崇子
秀② 青畳 日本人を呼吸する 竹中たかを
秀③ ニ...【続きを読む】
あなたならどう読む?❾‥「難解句鑑賞 №009」(川柳マガジン5月号から転載 執筆:たむらあきこ)
真剣になるとポキポキ折れる枝 鳥海 ゆい
「真剣」は本物の刀剣。木刀や竹刀に対していう。その「真剣」はさておき、人間の「真剣」は折れやすいと。生真面目な人は柔軟性がないため、折れやすいのである。
たいていの人は仕事中は真剣な顔で取り組むが、休憩やランチタイムなどには笑顔を見せる。ところが、...【続きを読む】
(2020)6月の予定(川柳関係)
6月の予定
6月16日(火)川柳マガジンクラブ大阪句会6月句会
6月30日(火)和歌山市文化協会文芸部会
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いまのところ上記のほかに予定はありません。6月下旬から数か所を吟行の予定。釈超空(折口信夫)の生誕地ほか。「山頭火吟行」は10月頃から(未定)。あと自宅で...【続きを読む】
瓦版の会のこと‥《腋芽伸びるようにきのうが継がれゆく》(たむらあきこ)
足かけ十年の 瓦版の会在籍中にいろいろなことがあった。そもそも「(瓦版の会の)後継者として、時事川柳を勉強してほしい」という前田先生の強いご依頼で同人となり、翌年からは編集同人として会のさまざまなことに対してご相談もいただいていた。「交通費も同人費もこちらでもつから、来てくれるだけでいい」とのこと...【続きを読む】
応募を断念した「第66回 角川短歌賞」、作品50首のうちの2首
下記は、今年に入ってから詠んでいた50首のうちの2首。50首をよく推敲して角川短歌賞に応募しようと思っていたのだが、多忙で推敲の時間がとれなかった。応募しなかったもう一つの理由は、選者のお名前を見て時代がいささか隔たってしまったか、という感慨があったのね。(気が変わるかもしれないので、来年はどうす...【続きを読む】
幸福とは何か、それはいったいどこにあるのか
幸福とは、心が満ち足りていること。人はずっと幸福になるための方法に深い関心を寄せてきた。幸福であるためにはどのような生き方をすべきであるか、その方法論を提示した文章・書物も多い。
「生きること」以上に「よく生きること」を重視し、正しく知ることが重要であると説いたのはソクラテス。アリストテレスは、...【続きを読む】
新型コロナウイルス禍での川柳
5月25日、安倍総理による緊急事態宣言解除。世界では、いまなお、日々10万人を超える新規の感染者が確認されている。日本は、罰則を伴う強制的な外出規制などを実施することもなく、世界からは独特とも見えるやり方でわずか1か月半ほどで流行をほぼ収束させることができたと言える。
新型コロナウイルスの感染拡...【続きを読む】
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(5月20日(水)付、たむらあきこ選)
ウイルスの方も自粛をしてほしい 神奈川県 桑山 俊昭
〈評〉新型コロナウイルス、もし地震などが重なれば避難所で感染爆発を起こす可能性もある。ウイルスへの自粛要請だが、さて聞き入れてくれるかどうか。
晩成と言われ長生きしたくなり 秋田県 柴山 芳隆
啓蟄の虫の気持ちがいま分かる 横浜市 小川仙...【続きを読む】
ブログの読者からの投稿❺‥「祖父の句集をひらく」(加藤 当白)
祖父の句集をひらく 加藤当白
生まれて初めて見たものを親だと思う、という習性。私にとっての川柳とは、祖父のそれだ。
平成元年、『天翔ける夢』と題した句集を祖父が出版した。前年に傘寿を迎えた祖父の、生涯に一冊の句集だ。同居の祖父が川柳をやっていることは子供ながらに知っていたが、私が自発的、意識的に...【続きを読む】
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