⦅221⦆詩3篇(小堀 邦夫)
じゃわじゃわじゃわ、しゃわしゃわしゃわ、蝉時雨の朝。
青空から打ち水のように雨が送られてきた。
葉月(はづき)は秋なのだ。
あなたは小宇宙、私も小宇宙。
この宇宙が消滅すると、その破片が誰かの小宇宙で浮遊する。
空しいと考えますか、いとおしいと思いますか。
こんな日もあるよと通り雨が降る。
日向(ひ...【続きを読む】
⦅222⦆選をすることの厳しさ
選者にもちろん選句力の違いがある。具体的な選句力の基準を書いた本が見当たらないので、そのことについて述べるのはかなりむずかしいのだが。
一般に、川柳を学ぶ側から言っても、選句力がついてくれば作句力もついてくるといえる。入選率が高ければある程度の選句力はあるとみていい。選者を頼まれるということは、...【続きを読む】
⦅223⦆第3回 橿原市民川柳大会 誌上大会の選に着手
宿題は下記の通り、7月31日〆切だったのね。本日集句(各題2句)着。さっそく全力を傾けて選にとりかかります。発表誌がでてからブログに選結果を転載、お楽しみに。
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「パン」 植野美津江 選
「きれい」 笹川 嘉一 ...【続きを読む】
⦅224⦆兼好法師に川柳の上手くなる方法を訊いてみた
徒然草 第百五十段
原文
能(のう)をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知(し)られじ。うちうちよく習ひ得(え)て、さし出(い)でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習(なら)ひ得(う)ることなし。
未(いま)だ堅固(けんご)かたほなる...【続きを読む】
⦅225⦆女嫌い?の吉田兼好、和歌山弁でしゃべりまくる
徒然草・第百九十段 妻といふものこそ
妻(め)といふものこそ、男(おのこ)の持つまじきものなれ。「いつも独(ひと)り住みにて」など聞くこそ、心にくけれ、「誰(たれ)がしが婿になりぬ」とも、又、「如何(いか)なる女を取りすゑて、相住む」など聞きつれば、無下に心おとりせらるるわざなり。ことなる事なき女を...【続きを読む】
⦅226⦆徒然草(つれづれぐさ)オモシロ現代語訳 (*^▽^*)📖
たまには、しっとりと古典もいいかも。むずかしいことはさておき、徒然草の現代語訳を和歌山弁で少々やっちゃいました。第十二段、第百七段、第百十二段、第百十六段、第百十七段から、一部。ちなみに徒然草は第二百四十三段まであるのね。兼好法師という人は少々変わっていて、ウガチの眼がそこここに顔をだす。いま生き...【続きを読む】
⦅227⦆あこがれは、世界一周川柳吟行
世界一周の基本定義は、地球上のある地点とその反対側となる地点の両方を通る、大きな円を描く経路だというのね。実際には、交通手段による制限などのためやや異なるだろうけれども。富裕層にとっては、19世紀にはじめて世界一周旅行が可能となったのね。その経路は、世界大戦時に大勢の兵士が輸送された経路でもあった...【続きを読む】
⦅228⦆しまった(応募し忘れ)
せっかく東京の知人が締切り日を教えて下さっていたのに。うっかり忘れていて、確かめたのが先日。(7月5日〆でした。) 何の、って? ハイ、神宮観月会というのがあるのね。短歌一首、俳句一句。市立図書館でがんばって詠んできていたのに、ざんねん。
もはやどうあがいても応募は無理なので。本日のブログは上記...【続きを読む】
⦅229⦆川柳展望(季刊2021 夏)№186より、第19回「川柳展望」現代川柳大賞佳作「永訣」(藤井 幸子)
永訣 藤井 幸子
母叱る息苦しさに積もる雪
磨硝子終の棲家となる窓辺
おむつ当てられし口の端粘る痰
拘束をしたまま呼吸不全なり
四人部屋エンゼルケアの気付かれず
病院を抜ければ風の心地よさ
生前の顔を知らない納棺師
嫁に恵まれて幸せだったでしょ
姑の日記に家の黒歴史
断捨離の次第に軽く...【続きを読む】
⦅230⦆「読者の文芸」川柳欄(7月20日(火)付、たむらあきこ選)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(7月20日(火)付、たむらあきこ選)
天皇がコロナ五輪を御心配 広島県 岡本 信也
〈評〉第5波が危惧される中、五輪の開催が迫っている。ここに来て、宮内庁長官の「天皇陛下がご懸念されていると拝察」との異例の発言。
ちちんぷいぷい「安全安心」の五輪 仙台市 高...【続きを読む】
⦅231⦆(再掲)第3回 橿原市民川柳大会 誌上大会(7月31日投句〆切)
投句〆切が迫ってまいりました。応募される方で投句用紙のない方はたむらあきこ宛ご連絡下さったら送らせていただきます。℡ 073-432-7326迄。
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・宿 題 (各題 2句)
「パン」 植野美津江 ...【続きを読む】
⦅232⦆図書館のありがたさ
近代以前の日本における図書館的な施設としては、金沢文庫や足利学校などが有名よね。近代的な欧米の図書館制度を日本に最初に紹介したのは福沢諭吉だったとか。
神宮文庫(じんぐうぶんこ)は、伊勢神宮が運営する図書館。神宮規則第64条に、「神宮所蔵の図書を整理保存し、日本固有文化に資する図書の蒐集...【続きを読む】
⦅233⦆う~ん‥ワクチン接種後「死亡事例751件」厚労省が21日の副反応検討部会に報告 前回から195件増
日刊ゲンダイDIGITAL7/22(木) 13:20配信 つぎは、ヤフーコメント。
そう思う順
★これさ、本当にまずいよね。こんな大変な事をニュースで取り上げないのも更にやばい。自分は絶対に受けないけど。
★先日60歳の夫が脳内出血で倒れました。コロナワクチンとの関係を聞い...【続きを読む】
⦅234⦆柳人紹介 (25) 田辺与志魚さんの20句
柳人紹介 (24) 田辺与志魚さんの20句
よく笑う風が私の一張羅
耕してみようか父の深さまで
泥んこになって恐れるものがない
種を蒔く大地に手紙書くように
掘り上げた芋が私の通信簿
笑い声ばかりの中でみかん剥く
安酒の底に男の残夢抄
晩節を耕す天に鍬を振る
疑問符は初め小さな種だった
よく曇る玉で...【続きを読む】
⦅235⦆一本の鉛筆
あの、8月6日が近づいてきた。
昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。原子爆弾が広島に投下された。
原子爆弾は、投下から43秒後、地上約600メートルの上空で目もくらむ閃光を放って炸裂、小型の太陽ともいえる灼熱の火球を作った。火球の中心温度は摂氏100万度を超え、1秒後には最...【続きを読む】
⦅236⦆(つづきのつづき)日野 愿(ひの・すなお)さんを悼む
野(や)を行けば野に背かれている独り 日野 愿
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上記はどこにでもある句ではない。すぐれた柳人のあつまる大会に行くとすぐれた句に遇える。2017年3月30日の「墨 作二郎を偲ぶ会」へは出席127名。発表誌の入選句のいくつかに眼を洗わ...【続きを読む】
⦅237⦆(つづき)日野 愿(ひの・すなお)さんを悼む
葬は要らぬ骨は拾うなまして経 日野 愿
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死への覚悟、世を容れぬ孤高。句に窺える諦観。作者は自らの「葬」に触れる。既存仏教のどこか薄汚れた葬に自分の亡骸を委ねたくないという、こころの叫び。骨を拾えばさらに納骨へ続く儀式が待...【続きを読む】
《238》日野 愿(ひの・すなお)さんを悼む
6月30日ご逝去ということです。
謹んでお悔やみ申し上げます。
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