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 あの、8月6日が近づいてきた。

 昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。原子爆弾が広島に投下された。

 原子爆弾は、投下から43秒後、地上約600メートルの上空で目もくらむ閃光を放って炸裂、小型の太陽ともいえる灼熱の火球を作った。火球の中心温度は摂氏100万度を超え、1秒後には最大直径280メートルの大きさとなり、爆心地周辺の地表面の温度は3,000~4,000度にも達した。
 爆発の瞬間、強烈な熱線と放射線が四方へ放射されるとともに、周囲の空気が膨張して超高圧の爆風となり、これら3つが複雑に作用して大きな被害をもたらした。

 日本、否全世界が忘れてはならないヒロシマ。大会(川柳)の行き帰りなどに電車が広島駅を通過したことは何度かある。その度にいつかこの駅に降り立つこともあるだろうと考えながら、いささか心が暗くなるのが常だった。この地で、一瞬にして何万人もの人々がまるで消し去られるように亡くなられたとの印象が、軽い気持ちでこの駅に降り立たせなかった。

 『一本の鉛筆』、この歌はかつて美空ひばりが歌っているのをなんども聞いているのだが。こんど、あることから調べものをしていてしっかりその歌詞にふれたのね。感動した、こころを揺さぶられたのである。ことばのちから、うたのちから。

一本の鉛筆
松山善三 作詞
佐藤勝 作曲

美空 ひばり

あなたに 聞いてもらいたい
あなたに 読んでもらいたい
あなたに 歌ってもらいたい
あなたに 信じてもらいたい

一本の鉛筆が あれば
私はあなたへの 愛を書く
一本の鉛筆が あれば
戦争はいやだと 私は書く

あなたに 愛をおくりたい
あなたに 夢をおくりたい
あなたに 春をおくりたい
あなたに 世界をおくりたい

一枚のザラ紙が あれば
私は子供が 欲しいと書く
一枚のザラ紙が あれば
あなたをかえしてと 私は書く

一本の鉛筆が あれば
八月六日の 朝と書く
一本の鉛筆が あれば
人間のいのちと 私は書く



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⦅235⦆一本の鉛筆”にコメントをどうぞ

  1. はんじき on 2021年7月22日 at 12:07 PM :

    感動しました。

  2. たむら あきこ on 2021年7月22日 at 1:44 PM :

    はんじきさま
    そうですよね。
    戦争で殺したり殺されたりはごめんです。
    どうか、世界中から戦争がなくなりますようにと、祈らざるを得ない。

    ヒロシマのことは、もっともっと世界中の人々に知ってもらわないと。
    人類の未来のためですよね。

  3. 田辺与志魚 on 2021年7月22日 at 3:49 PM :

    ありがとうございます
    県民のひとりとしてお礼申し上げます

  4. たむら あきこ on 2021年7月22日 at 4:42 PM :

    田辺与志魚さま
    お久しぶりです。

    ちょうどよかった。(*^^*)b
    今日か明日、ブログに「柳豪のひとしずく」から抄出させていただいてよろしいでしょうか。
    「柳人紹介 (24) 田辺与志魚さんの〇〇句」というようになります。
    よろしければ、これから選句に入ります。

    • 田辺与志魚 on 2021年7月22日 at 6:17 PM :

      何時もいっぱいいっぱいのなかですので余裕がないものばかり、
      少し恥ずかしくて照れくさいような、光栄感・・・です。

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