⦅96⦆ことだま(言霊)
言霊(ことだま)ということを、ときどき考える。(長く短詩文芸に関わっていると、そういうことについて考えるようになるのね。) 川柳マガジンの 誌上句会大賞(愛読者が選んだ第1位)に、12月号1月号と連続してあきこの選んだ句をみなさんに選んでいただいたのね。20を超える句会の、その中の1位だから、投句...【続きを読む】
⦅97⦆“うたごころ”とは何か
“うたごころ(歌心)”とは何か。ひと言でいえば、和歌(など)を詠もうとする心持ちなのね。和歌についての素養を言うこともある。ほか、和歌のもつ意味やモチーフなどだったりするのね。ちなみに、和歌と短歌の違いを簡単にいうと、近世までが和歌、それ以降は短歌という呼び名になるのね。
“もののあはれ(ものの...【続きを読む】
⦅98⦆久しぶりのドライブ‥加太の海へ
11時ごろ車で迎えに来てくれた姉と、久しぶりに「丸亀」のうどんを食べに。そのあと、加太までドライブしたのね。よく晴れていたので、まっすぐ実家に向かうのはもったいなかったのね。おかげで、久しぶりの加太。ここに小さかった息子の手を引いて来て、夕日を見て帰ったことがあるのね。あれから38年! なんと月日...【続きを読む】
⦅99⦆詩3篇(小堀 邦夫)
わずかに水色の空と夕茜の雲が残るだけとなった。
目を閉じると、道ばたに咲いていた露草の青があざやかに美しい。
五十鈴川の水が手にあたり、指を通りすぎる。
時の流れが私たちの体を通りすぎるように、流れて止まないものが私の今を清めてゆく。
冬空は青く、無風で、白雲が静止している。
死に場所を捜したくなる...【続きを読む】
⦅100⦆詩のかたち、川柳はどこへ行くのか
詩は、簡潔かつ隠喩が使われたり、ことばへの格別な注意がみられるなどの理由から詩と見なされるのね。ときどき当ブログにあげている、小堀邦夫氏の散文詩。散文詩は散文と詩の両方の性質を兼ね備える異種交配的なジャンルなのね。かつてエッセイを書いていたあきこが、いま関心をもっているのはこのかたち。いずれ時間が...【続きを読む】
⦅101⦆1月の予定(川柳関係)
1月の予定
1月 9日(日) 川柳塔わかやま吟社1月句会
1月15日(土) 番傘川柳本社1月句会(未定)
1月21日(金) 堺番傘1月句会
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(予定は未定)あとから付け足すことがあります。
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⦅102⦆New Year Greetings
新年あけましておめでとうございます。
いつも拙ブログを訪問していただき、ありがとうございます。今年こそ、全国の句会や大会でみなさまとお会いできるのを楽しみにしております。いつまでもできる吟行ではありませんが、いのち(と脚)が持ちこたえる限り、たたかいを続けようと思っております。どうぞ、句会や大会で...【続きを読む】
⦅103⦆川柳資料館(川柳文学館、川柳博物館)設立について
表題のことは川柳マガジン1月号(2022年)の尾藤川柳氏の一文が関係するので、ちょっとご遠慮させていただいて来月半ばあたりで書くことにいたします。(__)
...【続きを読む】
⦅104⦆寂聴さんのことば
2021年11月9日6時3分、心不全のため京都市内の病院で死去。99歳没。訃報は同月11日に公表された。法名は「燁文心院大僧正寂聴大法尼」。亡くなる約1か月前から体調不良のため、入院療養していた。日本国政府は死没日をもって従三位に叙した。12月9日、寂庵で「偲ぶ会」が行われた。(Wikipediaか...【続きを読む】
⦅105⦆第243回 誌上句会大賞・愛読者が選んだ第1位(川柳マガジン12月号から)
選者として嬉しいことはいろいろあるが。川柳マガジンの20を超える句会の特選句の中から、読者に「一番良いと思う作品」として選ばれた句がわたしの特選句だとしたら、喜びも一入なのね。選者冥利に尽きるとはこのこと。下記は、川柳マガジン12月号掲載の大賞(誌上句会大賞)句。
やり直せそうな気がする茜雲 御...【続きを読む】
⦅106⦆コロナのおかげ?
コロナ禍での感染拡大防止のため、人との接触の機会はずいぶん減った。そのことが社会に大きな打撃を与えている一方、ストレスフルな人間関係から解放されたと思っている人もいるのではないか。感染拡大はさまざまのかつてない影響を与えている。
外出自粛の要請で、一人でいることが多くなっている。コロナ禍の影響を...【続きを読む】
⦅107⦆幸せの感覚
ブレーズ・パスカルは幸福について下記のように言っているのね。
誰もが幸福になりたいと思っている。そこに例外はない…..。これこそが、首を吊ろうとする人をもふくめて、あらゆる人間のあらゆる行為の動機である。(『パンセ』425)
あきこがふだん自分に言い聞かせていることは、「自他のあるが...【続きを読む】
⦅108⦆「読者の文芸」川柳欄(12月21日(火)付、たむらあきこ選)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(12月21日(火)付)
アフガンに無邪気な笑顔飢える子ら 堺市 小田 順平
〈評〉イスラム主義組織タリバンが復権し、人道危機が深刻化するアフガニスタンで子どもの餓死が相次いでいる。「無邪気な笑顔」が悲しい。
9条は戦死者からの贈りもの 堺市 大和 峯二
9条...【続きを読む】
⦅109⦆そろそろかな?、終活の始まり
いま4時43分。もう1時間ほど前から起きているのね。ぼんやり、いろいろなことを考えている。亡くなった柳友のことなど。そういえば、亡父が終活らしきことを始めたのも、わたしの歳くらいからのことだったかと。
終活とは、「人生の終わりのための活動」の略よね。みずからの死を意識して、最期をよりよく迎えるた...【続きを読む】
⦅110⦆楠本晃朗自薦時事川柳句集『犬の遠吠え(令和三年)』より抄出25句
楠本晃朗自薦時事川柳句集『犬の遠吠え(令和三年)』より抄出25句
世界中の神にお願いするコロナ
責任は医者にはないにサインする
63円離島から来た年賀状
立つ鳥でホワイトハウス泥だらけ
兄嫁が仕切るふるさと遠くなる
脱炭素声の小さい産油国
ユーモアのあるとこ見せる軽い口
副反応あってワクチン効いてい...【続きを読む】
《111》堺番傘12月句会‥《遺句集がさらけるありのままの海》
堺番傘12月句会(2021/12/21) 6題各2句出し。出席49名。欠席投句19名。
本日の入選句。
ホチキスでとめておけないのか無邪気
逝ったひとを呼ぶのもあれからの隙間
どんな夢なのか仔犬の口ゆるむ
口もとが緩むあの日の亡父といる
芯までも渇いて風に立っている
「1月号 あ・うん」
恨みつらみ...【続きを読む】
《112》母性神話
母子関係では、血のつながりつまり生物学的な要素がことさら強調されるが、これは一般的というわけではないらしいのね。子はかならずしも産みの母に愛着を示すわけではないのだとか。
胎児は胎盤を通じて栄養を与えられ、かなり成長してから産みだされる。哺乳類の特徴は授乳よね。このことが哺乳類にみられる密な母子...【続きを読む】
《113》砂の絵
砂遊びとは、砂を掘ったり盛り上げたり、さらには造形もする。サンドアートという芸術活動もあるようなのね。砂はさまざまな造形を楽しめる一方、出来上がったものを壊してしまうこともかんたんよね。いうなれば、創造と破壊の両方を楽しむことができるのね。しかし、砂は、その造形物を破壊したとしても、砂自体が損なわ...【続きを読む】
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