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おわら風の 先日喫茶店で墨作二郎氏に今回の講演のことについて少し話させていただいた。「最初(の講演)は、ちから(が)入るわな」と氏。点鐘(てんしょう)散歩会のことや氏の句についても少し触れさせていただくことをお伝えしておいた。

 これまでの川柳行脚で影響を受けた柳人として、森中惠美子、前田咲二、時実新子、墨作二郎、石部明、尾藤三柳の各氏(先生)について触れさせていただく。時実新子氏だけは、残念ながらお会いすることのないままにご逝去の報に触れた。講演では各氏との関わりについて少し述べたあと、作品を各1~6句(時間の都合)挙げさせていただく。

 正味40分間の講演なので、それぞれ10分間の目安で⑴~⑷に分けて内容を書いたレジュメを会場に配り、お話しさせていただく。机の上に時計を置いて、ときどき時間を確認しながら話すということにすれば間違いがないだろう。書いてきたものを読み上げるというような味気ないことは避けたい。レジュメの空白部分に忘れないようにいくつか話したいことをメモ、時間が余れば付け加えてゆくようにしたい。番傘川柳本社(水府忌)句会での俳人坪内稔典氏の講演では、飽きさせないように(?)出席者にアト・ランダムに意見を述べさせたりしておられた。これも一考。

 「あまり難しいことを言うな」「みなさんを笑わせなあかん」とは、瓦版会長からのアドバイス。嗤われるのはむずかしくはないだろうが、笑っていただくとなると非常にむずかしい。そこまではまだまだ。上記の大先生方の名句があるので、句のチカラでどうにかつないでいけるだろう。私には吟行で富山を詠んだ句がたくさんあるので、それが強み。ご披露かたがた〈富山が好きな柳人〉として拙い講演を聴いていただけたらありがたいと考えている。(写真:おわら風の盆)



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