柳人紹介❷ 吉田わたるさんの20句
憂国の士といわれる人々が、数は少ないがいつの世にもいる。国の将来について心配し、自らを犠牲にしても国を立て直すための行動を起こそうとする人々。とくに体制側ではない立場でそうした行動をとる人々。前田咲二先生への弔吟に次のような句があった。
憂国の志士ばっさりと時事を斬る 吉田わたる
吉田...【続きを読む】
柳人紹介❶ 松浦英夫さんの20句
これから、(有名・無名を問わず)しばらくいろいろな方の句を当ブログでご紹介したいと思っている。松浦英夫氏の句には、目がご不自由だが、そのことを頭の隅に置いて読ませていただくとキラリと光るものがある。一句目は『前田咲二の川柳と独白』の”あとがき”に記した前田先生への氏の弔吟。...【続きを読む】
【新春雑感】生きるということ、詠み続けるということ
若い頃「生きている意味が分からない」とか「人はなぜ生きるのか?」とか、思わないではなかった。 あるいはその答えを求め続けてのいまなのかもしれない。むろん〈生きる〉とは単に生存するということではない。我われの生は、食べていくことができればそれでいいということにはならない。生物として「生きる」だけでは...【続きを読む】
高野山から帰って
(7日、記す)日が経つのは早いもので、先月29日に近くのドトールが閉店、その日からまったく句を詠んでいない。なんと10日間! (自宅では、どうしても詠めないのね) 昨夕高野山の帰り、和歌山市駅直結の新駅ビル内にできた和歌山市民図書館が貸し出しを始めていると聞いていたので寄ってみた。まだ工事中で、係...【続きを読む】
本日、高野山吟行
本日高野山吟行。昨夕買い足してきたのは、カイロ・駄菓子(往復の車内と宿坊で食べるのね)。これから焼酎湯割り(携帯用)をこしらえることに。そう、いつもの吟行とちがう。面白おかしい、女二人の”弥次喜多道中”?になるのね~、笑。
吟行? はい、たぶん夜更けに少々。室外は寒いよう...【続きを読む】
5日~6日の高野山吟行、”ココに行きたい”
なんども行っている高野山だが、違うのは、今回の吟行は”雪の高野山”であること。宿泊の福智院には、高野山の宿坊で唯一の天然温泉がある。雪と温泉、それだけでもたいへん贅沢な旅。今回は二人で行くので、朝夕精進料理をおしゃべりしながら食べる楽しみもある。(で、吟行は? …ま、それな...【続きを読む】
あなたならどう読む?➍‥「難解句鑑賞 №004」(川柳マガジン12月号から転載 執筆:たむらあきこ)
「難解句鑑賞 №004」(川柳マガジン12月号から転載 執筆:たむらあきこ)
赤門にグリコ2粒落ちている 市井 美春
「赤門」は東京大学の門として知られる。「グリコ」はご存じ江崎グリコから発売されているオモチャ付きキャラメル。商品名は、成分として含まれているグリコーゲンに由来するらしい。キャッ...【続きを読む】
(2020)1月の予定
1月の予定
1月 5日(日)高野山吟行 高野山泊
1月 6日(月)高野山吟行
1月12日(日)川柳塔わかやま吟社1月句会
1月13日(月・祝)令和2年 初春おいせさん川柳大会 伊勢市泊
1月14日(火)伊勢・鳥羽吟行
1月21日(火)堺番傘1月句会
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2020年、明けましておめでとうございます
💑今年もどうぞよろしくお願いいたします。(たむらあきこ)
生きる 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
生きていると...【続きを読む】
選者として最善をつくす
暮れの忙しい30日だが、新聞社から送られてきた最初の投稿作品約400句から14句を選び(3句、予備句をつけて)短評をつけ、締め切りの1月9日には少し早いが、万一の不備があった場合にそなえ、本日中にメールに添付し担当者宛送らせていただいた。
新聞には月二回、隔週の掲載ということで、今回は1月14日...【続きを読む】
1月5日、冬の高野山へ
高野山の天候ほかを調べていると、下記の記事が出てきた。
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高野山でこの冬初めての積雪 12月23日 17時11分
厳しい冷え込みが続く世界遺産の和歌山県高野山では、22日夜から雪が降り続き、この冬初めての積雪となりました。 気象台によりますと、...【続きを読む】
思いめぐらす、あれこれ
いま2時6分。じつは昨日、客のあまりいなくなったドトールで依頼された日刊紙のはじめての選をしてきたのね。(完全主義なので、選は一度では済まない) その新聞社の文芸部デスクから直接オファーがあったのね。『川柳作家ベストコレクションたむらあきこ』を読んで感銘を受けられたという、そのメールの率直かつ真摯...【続きを読む】
川柳ワゴン弁天町 短句の会12月句会‥《陶器市までかぜが道づれ》~天守閣12月句会‥《定型をはみだしわたくしを築く》
梅田の駅前第2ビル内・大阪市立総合生涯学習センター5F着は9時過ぎ。JR大阪駅の見える窓際で少々推敲。本日「煩悩」の選を仰せつかっている。三成、義泰、康信、紀乃、英夫、よねぞう、淳、楽生、慶一、卓、廣子の各氏とごあいさつ。
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[川柳ワゴン弁天町...【続きを読む】
つづきのつづきのつづき‥2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
鏡の中のぼくまで他人めいてくる(10/27 第42回 神戸川柳大会 西美和子選「独」 佳)
独りだとしても渇いてなどいない(10/27 第42回 神戸川柳大会 西美和子選「独」 佳)
アバウトな声が他人を踏んでいる(11/5 長岡天...【続きを読む】
つづきのつづき‥2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
血にそそのかされたか乱調を生きる(8/31 江畑哲男著「熱血教師」出版を記念する 東葛川柳会8月記念大会 雫石隆子選「血」 平抜の止め)
流木のカタチを生きているのです(9/16 十六代川柳主宰「川柳はいふう」川柳公論社各賞表彰句会...【続きを読む】
つづき‥2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
切り捨てたはずのもしもがまた騒ぐ(5/26 秋田市川柳大会 藤咲子選「もしも」 佳 大石一粋選「もしも」)
捨てて捨てきれぬきのうが手に残る(6/3 阪南6月句会 松井健三選「捨てる」 秀句)
あの世この世の影と雷遣りすごす(6/...【続きを読む】
2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
わたくしの余白を多色刷りにする(2/11 川柳塔わかやま吟社2月句会 小谷小雪選「空」 人)
メールふたたび恋の予感が顔もたげ(2/11 川柳塔わかやま吟社2月句会 上田紀子選「予感」 天)
突かれてしまうとわたくしも尖る (2/2...【続きを読む】
【再掲】歌人前田炸二(前田咲二)
妻につき我に抗ふ幼子を憎し憎しといひて抱き締む 寝屋川市 前田 炸二
前田炸二 本名作自。大正15年和歌山県に生まる。海軍兵学校卒。日本海(通?)運吹田支店勤務、34年から毎日歌壇に投稿、特選70回、35年に歌壇賞を受賞。現住所大阪府寝屋川市大字太秦137の13。
取材は自明なもので、夫が...【続きを読む】
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