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 いま2時6分。じつは昨日、客のあまりいなくなったドトールで依頼された日刊紙のはじめての選をしてきたのね。(完全主義なので、選は一度では済まない) その新聞社の文芸部デスクから直接オファーがあったのね。『川柳作家ベストコレクションたむらあきこ』を読んで感銘を受けられたという、そのメールの率直かつ真摯な文面に心を動かされたのです。繰り返しなんども読み、選者をお引き受けすることにしました。

 いままで日刊紙の選といえば、数年前、前田咲二先生に「(後継者として)あんたの名前を書いて(読売)新聞社に届けておくぞ」と、中央公会堂の近くの橋のうえで念を押されたのね。そのとき承諾していれば、読売新聞の「よみうり時事川柳」欄の選を担当することになっていた。でも「先生、それはやめておいて」とお答えしたのね。

 「よみうり時事川柳」欄選者は瓦版会長が兼任することになっていたため。会長になることに自信がなかったのね(先生は、「やったらできるで。これからは女性でええんじゃ」と仰った)。「あんたに渡せるものがほかにないからなあ」と仰るので、「先生、わたしは肩書はもういいのよ」「自分のちからでやっていくから」と、お答えしてしまったのです。そのときの先生のご様子は、いまも忘れません。拝見したことのないようなまじめな(?、厳しい)お顔で、下を向いて手をうしろに組まれ、黙って数歩歩かれたのね。(先生の心中を考えると、いまでも申し訳なく思っているのです)

 理由を訊かれ(恫喝されたことなど)いくつかお答えすると、「(あきこの代わりに)あんたはだれがいいと思うか言うてみて」と仰るのね。「〇〇◎◎はどうかな」と申し上げると、「◎◎はよその人じゃ」。「(瓦版)同人であんたがいいと思う人はないか」。「〇〇〇〇〇さんは?」。「〇〇〇はからだがよくない(病気)」。「では、〇〇〇さんは?」というような会話だったのね。じつは、その〇〇◎◎氏を推薦、おなじ新聞で選に当たることになったのです。



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