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2019年中にいただいた句会・大会での秀句(とその周辺)から56句
わたくしの余白を多色刷りにする
(2/11 川柳塔わかやま吟社2月句会 小谷小雪選「空」 人)
メールふたたび恋の予感が顔もたげ(2/11 川柳塔わかやま吟社2月句会 上田紀子選「予感」 天)
突かれてしまうとわたくしも尖る (2/24 第1回 橿原市民川柳大会 土井京子選「突く」 止めの前)
逝ったひととのきのうが孵しきれぬペン (2/24 第1回 橿原市民川柳大会 西澤知子選「たまご」 止めの前)
引きよせた記憶にやっときみが棲む(3/9 番傘川柳本社3月句会  本田智彦選「やっと」 止め)
嵌まりきれぬ場にもひとりを凛と咲く(3/10 川柳塔わかやま吟社3月句会 坂部喜久子選「嵌まる」 人)
遍歴をすこし洩らして華がある(3/15 天平の会3月句会 山田順啓選「華」 天)
賢も愚も言わない空が高すぎる(3/21 堺番傘3月句会 髙木世紀子(共)選「偉い」 秀句 日野愿(共)選「偉い」)
ひとりきりの祭りを皿に盛っている (4/7 阪南4月句会 村上多喜子(共)選「皿」 宮野みつ江(共)選「皿」 秀句)
夢のカケラばかりが残るぼくの皿 (4/7 阪南4月句会 村上多喜子(共)選「皿」 秀句 宮野みつ江(共)選「皿」)
くどすぎるあなたへレモンひと搾り(4/15 川柳マガジンクラブ大阪句会4月句会 櫻田秀夫(共)選「くどい」 特選 嶋澤喜八郎(共)選「くどい」 秀1)
つかのまの逢瀬 草の実つけ帰る(5/7 川柳・交差点句会(十二歳誕生句会) 銭谷まさひろ選「ショート」 初鳴き)

落花縹渺 鬼のカタチが見えてくる
(5/7 川柳・交差点句会(十二歳誕生句会) 嶋澤喜八郎選「ひらひら」 秀句)
わたしの渦がときどき鬼の貌をだす(5/21 堺番傘5月句会 宮井いずみ(共)選「うねり」 秀(止め) 南野勝彦(共)選「うねり」)

続きは次回



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