正論へ正論たかい笛を吹く(たむらあきこ)
表題《正論へ正論たかい笛を吹く》はどの句集にも載せていない。句集に載せるレベルの句ではないと判断したからだが、ちょうど本日のブログの内容に沿っているので、取り上げてみた。
表題の句は「正論」を肯定的に詠んでいるが、否定的にとると句の読みが異なってくるだろう。正論モンスターということばがあるらしい...【続きを読む】
トランプとバイデン‥米軍、シリアの親イラン系勢力に空爆 バイデン政権下で初
米軍、シリアの親イラン系勢力に空爆 バイデン政権下で初
産経新聞 2/26(金) 11:46配信
下記、ヤフーコメントより(13:49現在)。〈そう思う順〉で最初から一部、ご参考まで。ヤフコメ、面白いですね。新聞など読むよりずっと面白い。コメントを寄せられたみなさんに是非時事川柳を詠んでいただきた...【続きを読む】
『前田咲二の川柳と独白』へ、ご感想をいただく
伝統でも革新(前衛)でもいいのね。句がこころに届く、ということがたいせつ。前田先生の句に触れた方が、川柳とは何かということを自問し始めたと言ってくださったことが嬉しい。
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(原文ママ。差出人名は省きます。)
「時の川...【続きを読む】
柳人紹介 (23) 丸山 健三さんの15句
柳人紹介 (23) 丸山 健三さんの15句
ひらひらと暮れる無色の私小説
寝返りを打つ一日の自己弁護
笑いには修正液がいりません
戦いはこれから新芽伸びている
愛しさは球根たちの息遣い
働いた靴は黙って反り返る
生命線ここらあたりが秋だろう
おっとっと火が消えそうな僕の独楽
喪喪喪喪喪なんて寂しい文...【続きを読む】
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(2月14日(日)付、たむらあきこ選)
人形をゴミに出しては持ち帰る 山口県 下村由美子
〈評〉人形には魂が宿るといわれる。捨てることに抵抗を感じる人も多い。気持ちの整理がつかない作者は、収集車が来る前にまたそっと持ち帰る。
籠もり居のプシュッと開ける三本目 東京都 髙科 謙称
ワクチンを受ける勇気はまだ持てぬ 鹿児島県 清永 進...【続きを読む】
落穂拾い
部屋の片づけをしていると、すっかり忘れていた句がいろいろ出てくる。いままで、句集を編むときの自選から外れたものだが、いま見ればそれほど悪くない。
いくつか挙げると。
押印をたどってゆくと火の匂い (葵水賞 第1位)
上記は、川柳塔わかやま吟社の平成21年度年間賞をいただいた句。まったく忘れてい...【続きを読む】
ある柳人からのお手紙
まるでこころを届けていただいたような、気取りのない率直な〝詩〟のような手紙だった。こころからこころへ、スッと入ってくるような手紙。なぜか、こころが洗われました。(原文ママ。内容は部分的に省略)
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…… 今、雪が降ってます。○○県は南北に長...【続きを読む】
複眼で詠む、川柳
時事川柳を詠むときの心得のようなことを、かつて前田先生に教わったことがある。ひとことで言うと、日々移り変わる身辺や社会のいろいろな事象を客観的にとらえ、いちど自分の中に取り込んだあと、考えや思いをからめて自分(だけ)のことばで(句として)吐きだすのだと。
句を詠むときは事象へのとらわれた一面的な...【続きを読む】
四日に一度の温泉で生活にリズム、“自粛”生活に耐える
老人大学の川柳講座担当の話があり、春から(しばらく)出かけることになりそう。コロナ禍でもあり、どのように進めたらよいか、いまからしっかり考えておかないといけない。川柳という文芸を広めるため、出来る限り“(よい)種蒔き”をしないといけないだろう。
今年1月21日、『前田咲二の川柳と独白』が新葉館出...【続きを読む】
「川柳はいふう 20」から。16代 尾藤川柳先生に勉強させていただく
本日17日は午前午後とも「川柳はいふう 20」を読ませていただいた。次は先生のことばで、頷きかつ印を付けさせていただいた部分。
★(巻頭言)世界の転機・川柳の転機
今でもトランプ元米大統領を「引き際が悪い」とか「駄々っ子」、さらには「人格欠落」とまで指弾するメディアがあり、また、それに沿った時事...【続きを読む】
「川柳はいふう 20」(川柳公論社45周年記念誌上句会報掲載誌)が届く
昨年10月31日開催予定の川柳公論社45周年記念句会に出席するつもりだったが、新型コロナウイルス感染症の流行からやむをえず中止、誌上句会となった。11月30日〆切のこの句会に出句していた。
参加158名、二人選4題、特別評1題の各3句出し、選者9名での選考。下記は、結果。
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“東の横綱”前田咲二先生との出会い
※前田先生に関することは、次の『前田咲二 千句』のためにも、少しずつ正確に書き残しておかないとと思っています。先生は会長として、また会長を退いてからも瓦版句会をずっと心配しておられた。
21年前、詩を書いていた知人の紹介で、川柳を和歌山市の番傘系川柳会から始めた。月五千円(お弁当付き)の句会費のこ...【続きを読む】
ことばを飾らない川柳‥『ポケットの水たまり』(森中惠美子)から、つづけて抄出21句
さすが川柳の女王森中惠美子先生、取りあげる句数はどうしても多くなる。句をブログに写していると、うまさがよく分かる。というより、これはもう〈こころ〉なのね。句のこころが響いてくるということ。そういうもので、響かない句はダメなのね。
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ことばを飾らない川柳‥『ポケットの水たまり』(森中惠美子)から抄出30句
送っていただいた『ポケットの水たまり』は、まったくことばを飾らない川柳だった。この句集がまだわたしの手元にないことを、知っておられたのだろうか。
森中惠美子先生と電話でしばらくお話しさせていただいた。これから先生とお話しするときには筆記用具を手元に置いておかねばならないと先日も思っていたのに、つ...【続きを読む】
柳人紹介 (22) 黒川 孤遊さんの11句
柳人紹介 (22) 黒川 孤遊さんの11句
魂をくれぬか一輪の梅よ
半分は空気を抜いて生きている
宿題に○がもらえぬままの秋
頬杖をついて明日を待っている
固くした拳ゆるめて父が泣く
春画捨てきれずに後期高齢者
沈む陽になにも飾りはいるものか
虚像だけ自主回収をしておこう
日々新た鉛筆の芯とがらせる...【続きを読む】
黒川孤遊氏から句集を送っていただく
昨日黒川孤遊氏に送っていただいた川柳句集『あぶく』から、次回、ブログに20~30句抄出させていただこうと思っている。その前に、句集で目にとまった句や文章があるのでそれらを挙げ、思ったことを少しばかり書かせていただく。
氏の略歴はと見ると、1938年熊本市生まれ、元産経新聞記者とある。番傘川柳本社...【続きを読む】
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(2月1日(月)付、たむらあきこ選)
サプリメント溺れる者がつかむ藁 静岡県 横田 博
〈評〉「溺れる者は藁をも掴む」ということわざがあるように、藁は頼りにならないもののたとえ。効き目に疑問符のつくサプリメントがいろいろ。
人情は雪の底から湧いてくる 秋田県 柴山 芳隆
ウイルスに収束の手を訊いてみる 京都府 藤田 昌子
コロ...【続きを読む】
柳人紹介(21)浜 知子さんの15句
柳人紹介(21)浜 知子さんの15句
かけ違う釦に秋がすり抜ける
わたくしが土に還ると咲くかぼちゃ
コーヒーをたてると咲いてくることば
わがままな花を支えている臺
愛という欠片よ束の間のマッチ
美しい嘘でてんとう虫がとぶ
誤字脱字ころんでばかり秋の坂
追伸の一語嵐になる予感
わたくしの骨まで透かす青...【続きを読む】
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