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 伝統でも革新(前衛)でもいいのね。句がこころに届く、ということがたいせつ。前田先生の句に触れた方が、川柳とは何かということを自問し始めたと言ってくださったことが嬉しい。
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(原文ママ。差出人名は省きます。)

「時の川柳交歓大会」に参加して頂いた咲二先生をお見掛けしたころは私も川柳を始めて間もない頃だと記憶しています。
 先輩にお伺いしたところ、どこかの大会で車中で何回かご一緒したと言っていました。
とても優しい方で冗談も交えてお話されていたとか・・・
「この前田咲二の川柳と独白」を読ませて頂いてすぐ目についたのは晩年二十五句です。
下段に「句はつくったらあかん」と咲二師のお言葉が心に沁みました。
間に挟んでいる写真、寂しそうで笑っておられるようで・・・真ん中辺りは微笑んでおられるように思えましたがみんな同じ写真なのですね。
 句を読んで何となくお気持ちがわかったあたりは微笑んでくださったような気がしました。「だんだん熱くなる」あたりは完全に笑っておられる気がしました。
関西の時事川柳は文芸的、間接的に丸く表現するが関東では表現のうまさより事件事象に対する感情を端的に訴えることに主眼をおいているということを知りました。
 私が好きな句
四季の花いっぱい挿したあばら骨
(咲二師の胸の中には四季折々の句が生まれ折々の花を咲かせておられたのだ感動致しました)
黒木瞳が死んでと言えば死ぬだろう
(やはり男だなあとくすっと笑いました)
いい人生でしたと母に言うつもり
(やっぱり男は母にたどり着くのだと同感。妻ではないのですね)
少年兵の骨も藻屑と呼びますか
靖国で会う約束があるのです
……
ページめくるたびに血が騒いでくるような句集です。
優しくて厳しくてそして甘えん坊の咲二師の内面が見えたような気がします。
悔しいのはもっと早く咲二先生に句の作り方を教えて頂きたかったことです。
とても素晴らしい句集です。あきこさまありがとうございます。
とても勉強になりました。
……

(※本日25日の『前田咲二の川柳と独白』、売上ランキング6位。個人の句集としては、1位。)→右、『たむらあきこ千句』ほかのバナーをクリック、開くと下に出ています。
※本日26日、6時15分にバナーを開くと残念ながらランク(10位まで)落ち。昨年に続き、二度目のランクインが1月21日ですから、今回はなんと36日間続きました。そのうち、2月5日から2月25日まで実質1位。編者としては再々度のランクインを願っております。どうか、全国の川柳をこころざされる皆さまの机辺に“東の横綱”の句集を置いていただけますように。



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  1. 浜知子 on 2021年2月28日 at 12:19 AM :

    咲二先生の真の心に触れたような温かい気持ちになりました。
    私も原点に戻りペンを持ちたいと思います。

  2. たむら あきこ たむら あきこ on 2021年2月28日 at 9:19 AM :

    浜知子さま
    だんだんと、亡くなられてから沁みてくるものがあるのね。
    先生の句を写し続けているからでしょうか。

    いままで出会った誰よりもやさしい方でした。
    海軍兵学校では、上級生が下級生を殴るのはふつうのことだったようだけれども。
    「おれは人を殴ったりはできんのや」と。一度も殴ったりしなかったと。

    文武両道、何をされても一番で来られた方なのね。
    新宮高校には先生の資料がまだ残っていると思うので。
    そういうものをすべて見てみたいような気がします。
    あの時代でなければ、俳人もしくは歌人として名を成しておられたかもと思います。
    川柳は、「句を吐く」そのもののような句ですよね。
    何の飾りもない、素のことばだけが在る。
    そういう川柳を詠みたいと思うのね。
    ではまた。
    ありがとうございました。

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