全日本川柳協会(日川協)の川柳文学賞への応募を奨めていただきましたが、『たむらあきこ千句』は所謂〈賞〉と名の付くものへの応募にはそぐわぬ渾身の〈たましい〉の川柳集、ご厚意に深く感謝しながらも賞への応募は見合わせました。とは言え、分身ともいえるこの川柳集を多くの文芸川柳をこころざす方々に読んでいただきたいのも本心。「こういう川柳もあるんだ」と、初心の方々へもご参考になるなら喜びに堪えません。電子書籍の『たむらあきこ千句』がより多くの方々に読んでいただけることを願ってやみません。(たむらあきこ)
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
 ◇… 昨年末には思いもかけず、句集千句を頂き大変ありがとうございました。繰り返し読ませてもらっています。
◇… 昨年末には思いもかけず、句集千句を頂き大変ありがとうございました。繰り返し読ませてもらっています。
最近の柳誌でしたか「作句や推敲は主に句会への移動中に・・・」を読みました。私も前夜の床の中が主なのですが、結局で納得する句は出来ずしまい。辻褄合わせの妥協句ばかり、没になりやっぱりと落ち込むし、、、披講されても恥ずかしい・止めればよかったと落ち込む、、、の繰り返しです。
千句は、繰返し読んでも新鮮に感じます。いつも「自分」があるのだなぁと改めて思いました。
・白磁の壺はきっと奏でているのです
たしか「やまと」で出会いました。「音楽」という題でこんな感じ方・表現法があるんだと、衝撃を貰いました。
・遠景をときどき掴む玩具箱
翔の記念集会の一泉選・天位でしたね。この句をみつけて、当時が思い出され大変うれしくなりました。一泉さんの講演も皆さんにとても好評でした。
・方舟のように夜行のバスがでる
「最終ですよー」と毎年・毎月・毎日、急き立てられいるのですが、もうちょっともちょっと、、、現状に・この世にしがみついている私とダブりました。 …
◇… 去年、広島の大会でお目にかかって以来、親しくして頂き、ありがとうございます。これも川柳をやって居たおかげと、縁の不思議さを感じている所です。
川柳は、日常生活を五七五に、話し言葉で詠うものだと、諸先輩から教わってきましたが、千句を読ましてもらう限り、前衛と言おうか、アールヌーボーと言おうか、目から鱗状態です。
訃へすらも比べる手続きのように、訃は日常のことですが、この醒めた眼の先には、どんな自分がいるのでしょうか。
性善説がいつも楕円を描きにくる 日常を抽象世界に導く上手さには感心します。
梟の長さがくらやみを超える 梟の長さは、アウシュビッツのガス室か、南京で皇軍が焼き尽くす、奪い尽くす、姦し続けた、三光の事なのか、暗闇の先は見えない。
それにしても私には真似のできないすごい句集だと思います。 …
◇… 過日はあきこ様のご句集を頂戴いたしまして 誠にありがとうございました。
さすがです。どの句も文学性あふれています。千句は圧巻ですね。そばに置きたい一冊になりました。
勉強させていただきます。
仙台にいらした時の披講も素晴しかったですが やはり句もとても素適です、うれしく頂きます。 …
(誤字・脱字ほか、原文ママ)
 Loading...
Loading...



















 
 
 
 
 
 


















 
 
 
 

 


















 












 



 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
         
        
         
         
              
      
       
                   
                   
                   
                   
                   
