Loading...Loading...

雨晴海岸い 
 吟行も、1回では時間も足りなくて自在に句が詠めない。その地への感動が薄れないうちに、日を改めてもう一度出かけてみたくなる。その地の歴史・文学を充分に勉強してからの、2度目3度目の吟行を大切にしたい。私の中の何かが掴んだものを、(短歌でも俳句でもなく)川柳に詠む
 3度目の伏木(高岡)吟行。再び大伴家持のまぼろしを追いながら、立山連峰を詠む。この霊山を拝するだけでも富山に行く価値はある。ただ、姿が見えるのは年間50日ほどとか。そのうちくっきり見える日となると更に限られる。立山連峰に逢いたい、人にも会いたい。その気持ちが、私を押す。家持も同じ気持ちでこの地に越中国守としての5年間を過ごしたのだろうか。
 下記は、前回の吟行から15句。
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
 (おもかげ)        たむらあきこ
立山(たちやま) と向き合うわたくしの荒磯(ありそ)
東風(あゆのかぜ)すさぶきのうへ戻るとき
渋谿(しぶたに)の崎に寄せては返す哀
惟神(かむながら)置く雪の稜線
山なみの太刀(たち)の辺りにきみを置く

立山の磐(いわ)の条線から翳る
雪は斑(はだら)に偲ぶ在りし日
漂流のきのうが打ち寄せる磯廻(いそわ)
堅香子(かたかご)はむらさき八十(やそ)娘子(おとめ)の羞恥
六弁の花をこぼれているきのう

(いなな)きは国守か古(いにしえ)の磯廻
渋谿の崎の立山きみを待つ
鳥の声何処かと問えば水に影
弓張り月は天平二上山(ふたがみやま)尾の上(え)
射水河(いみずがわ)ほとりに家持(やかもち)の思惟(しゆい)



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

1日から富山(高岡泊)へ‥2日、氷見川柳大会~3日、吟行(伏木)”にコメントをどうぞ

  1. 竹内いそこ on 2014年10月30日 at 10:30 PM :

     あきこさま こんばんわ
     きのう、今日とこの写真にみえるような雲ひとつない青空にくっきりの立山でした。
    その分冷え込んで、紅葉の色合いが下がってきたみたいです。
     週末までこのお天気が続きますように。
     寒くなりましたから、暖かい上着を着込んできてくださいね。
     お待ちしております。  (^0^)/ 

    • たむら あきこ on 2014年10月30日 at 10:53 PM :

      竹内いそこさま
      よろしくお願いします。
      立山連峰は富山の顔。こんな素晴らしい山はほかに無いのでは(ほかの山、ごめん)。
      今回と次回で立山連峰を一応詠みきるつもり。多賀城跡も、2度目の吟行を考えています。
      天平時代にタイムスリップ(笑)。

      氷見では、また大会後に少しおしゃべりの時間があればいいね。
      みなさまとお話しさせていただいた去年が懐かしい。あと、氷見漁港の美味しい魚、忘れられませんね~。定置網漁法ならではの味。富山は、水といい、米といい、豊かな素晴らしい県だと思いますね。
      志乃さんはお元気ですか?相変わらず、先頭に立って活躍されているのでしょうね。
      では、2日。いそちゃん、どうぞよろしく。(^o^)

  2. 祥司 on 2014年11月2日 at 7:00 AM :

    あきこさん おはようございます。
    ご無沙汰です。(いつも見させていただいていますが・・・)
    綺麗な写真ですね。素晴らしい。圧倒されます。
    いつも旅され、多くの句を詠まれるあきこさんのパワーは、きっとこのような風景から湧き出てくるのでしょうね。
    寒くなります。お身体ご自愛のうえご健吟を。

    • たむら あきこ on 2014年11月2日 at 7:50 PM :

      祥司さま
      いま高岡のホテル。さっき返信コメントをしたためて、さあ送信というときに間違って消しちゃったのね(涙)。
      で、帰ってから返信しようかとも思ったのですが。
      もう一度頑張りました。あはは。
      また明日も、吟行の後少しホテルのパソコンで書きますから覘いてみてくださいね。
      いつもありがとう。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K