東京の尾藤三柳先生に初めてお目にかかったときのこと。ご挨拶のあと、先生からひと言。「あなたは時事川柳は詠んでいる? 時事川柳を詠まないとダメだよ」と。先生は私が瓦版編集同人であることは当然ご存じではない。6年程前のことだったが、「はい。少々やっております」とお答えできたことはよかった。
「柳人が時事川柳を詠むのは、当り前のことだ」と、これは瓦版会長前田咲二の言。『たむらあきこ川柳集2010年』の序文を会長にいただいているが、ここには「(あきこさんの偉いところは)“「私」の川柳”の殻にこもることなく、その主観性を補うため、時事川柳にも取り組んで、客観的にものを見る目を養っておられることだ。」と記していただいている。
下記は、瓦版句会における互選結果(8月号柳誌より)。
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互選上位21名の作品と作者
星条旗の星の一つに日章旗菱木 誠
本物のいくさを知らぬ自衛権真鍋心平太
核のゴミ子々孫々へ負の遺産大和 峯二
拉致家族もう待てません待てません谷口 義
うれし泣きさせてやりたい拉致家族都 武志
縁結び本家出雲も胸を撫で佐波 正春
長寿国平和憲法有ればこそ前田 紀雄
子を産んで下さいお手伝いします一階八斗醁
ステテコとスリップうちのクールビズ清水久美子
面舵いっぱい荷崩れします安倍総理萩原三四郎
究極のクールビズとは丸裸前川 全澄
大阪は蝉もミンイと鳴きまっせ松下和三朗
そんなこと聞いてへんぞと自衛隊山中あきひこ
背に腹は替えられませぬと再調査本郷 浩二
アラフォーに夢を与えた出雲神藤原 紘一
ヘギョンちゃん横田めぐみにいつ戻る北野 哲男
ゼイタクを覚えたチャイナ海漁る櫻田 秀夫
消費税上げた政権後はない荒川 鈍甲
人は愚かで時事吟のネタ無限新家 完司
ようやっと明かりが見えた拉致家族大島美智代
維新よりもっと怪しい結いの会井丸 昌紀(6月5日出句分)
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人は会話中、話題が切れると「新聞の時事ニュース」に頼る。
今なら韓国大統領パクさんの空白の7時間。
まんだらけの話。
水が車を飲んでいる話。
イスラムには血の海がある話。
ローマ法王が日本に来たいと言っている話。
氷川きよしのズンドコ話。
などなど、時事は身近にあって種は尽きない。
茶助さま
本日、川マガクラブ大阪句会に出席、いま帰ってきたところ。
瓦版として発信できることは何か、と思うよね~。
時事川柳の歴史を見失わないように、いまわれわれができることは何か。
冥界の岸本水府師に伺ってみたいところです。(^_^;)