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5月30日から6月6日、13日の全3回にわたって「葛飾区文化芸術講座・川柳初心者講座」の講師を務めさせていただきました。
定員25名でしたが、ご応募が多く30名としての開催となりました。
第1回目は、川柳の成り立ち・あらましをご説明の後、先ず五七五に触れてみようということで「いいのかな 良くないのかな」の上五・中七に続けて自由に下五を作っていただくという「穴埋め川柳」を行いました。
皆様が作られた下五をホワイトボードに記載し、私がそれを1つずつ読み上げ、解釈し、感想を述べていきます。「いいのかな 良くないのかな」に続く下五。ご参加30名でしたが、全く同じものがありませんでした。
たったの五音でこれだけ違うことが描ける。そして五七五最後の五音で句の内容が纏まることで、下五の座りというものが生まれる。このことを他の人の書いた下五の解釈を聞くことで体験していただきました。

「下五」を体験していただいた次は「中七」です。
今度は「痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり」という有名な一句の「負けるな一茶」の部分、この中七を穴埋めとして作っていただきました。この創作のルールは「負けるな何々」という表現はしないというシンプルなものにしました。
こちらも同じものが一つもありませんでした。この課題は「痩せ蛙」をお腹が減って痩せ細っていることの比喩として理解され「おいしいごはん」と書かれることが多いのですが、今回は一つもありませんでした。非常に皆さんオリジナリティーに溢れた創作をしていただきました。
全ての作品の中七を、ボードに書き写しまして、一句一句解釈と解説、鑑賞を行いました。川柳の構造、五七五の七の部分に作者の思いが乗ることを体験していただきました。
中七に思いが乗り、下五で物語の座りが落ち着く。このことを解説させていただきました。

第二回に続きます・・

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