平成23年 (2011年) 東日本日本大震災 福島原発事故
平成二十三年三月十一日
揺れる
裂ける
割れる
融ける
落ちる
荒れる
割れる
崩れる
潰える
座の三音のバリエーションの違いはあれど、
大震災を目の当たりに綴られた、呟かれた、作品に、様々な場面で出くわす。
それだけ大きな衝撃に、日本列島が、世界中が震えた未曽有の災害である。
原子力電気がないと恐ろしい
原子力発電初は、発電設備であるにもかかわらず、外部からの電源が喪失してしまうと、核反応を止められなくなったり、冷却が進まず熱による自壊を起こしてしまう事に驚愕した方も多いだろう。そしてその後処理には、何百年、何千年単位の管理と、膨大な費用が必要とされる。英知の及ぶ範疇を超えているかも知れない。
この年は、1ドル80円を超える状態が続き、一時1ドル75円台となり、円高記録を更新した。そして、ポルトガル・イタリア・ギリシャ・スペインの財政赤字の深刻化が表面化する。いわゆるヨーロッパ通貨危機。ユーロ経済圏の財政悪化である。
地球儀を回すとどこもエライこと
平成24年 (2012年)
国内でお重に詰めた鰻です
ウナギ価格上昇。ウナギの稚魚の水揚げが三年連続で減少。養殖であるから、成魚の出荷も連動して減少。この先も減少することが確定してしまうので、価格が急上昇。中国産鰻の導入が進む。
平成25年 (2013年)
丁々発止へ腸を調整して臨み
アベノミクスの成果か、円安と株高へ。一年を通じて閣僚の顔触れが変わらなかった。民主党政権への反動と、復活に対する安倍内閣の覚悟が形となったのだろう。
平成26年 (2014年)
塩コショウ 何か混ざった割烹着
理化学研究所の小保方晴子氏らによる研究で、新たな多能性獲得細胞が発見されたと話題に。STAP細胞と名付けられたそれは、そのこせその後論文の内容、他者による追試験などから、様々な疑問点が上がり、騒動に。最終的に調査委員会によって、STAP論文はほぼ全て否定されたと結論づける。
発表当初は、割烹着、理系女子(リケジョ)など、研究内容に関係のない部分で取り上げられた。
この年、消費税が5%から8%に。
10を待つ8は末広がりじゃない
平成27年 (2016年)
日本銀行はマイナス金利政策を実施した。
血と汗を預けた金にかすめられ
8月8日 天皇陛下、お言葉で生前退位の御意向を表明される。
玉音と震災そして高齢化
そして平成28年
2017年12月1日
天皇の生前退位の日程が、2019年4月30日に決定。新元号は4月1日に発表される。
平成30年
2019年4月1日 新元号「令和」発表
2019年 正月が二回
平成は、昭和(64年)、明治(45年)、応永(35年)に次いで4番目に長い時代でした。上皇陛下、上皇后陛下は、国民とともに存在する皇室の形を、昭和の激動を忘れることなく、引継ぎ、追い求めてこられました。
天皇の退位と即位の時代。大きな時代の節目、変化の時期が、混乱することなく、市井の平生が保たれ、安寧の内に移行してゆく。
上皇陛下、上皇后陛下の歩まれた道
天皇陛下、皇后陛下の歩まれる道
根底にある「祈り」に思いを馳せ、日々の平安への感謝を深くする次第です。