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 ある川柳家からのお手紙に力をいただいた。筆不精なので、失礼ながら電話で感謝の意をお伝えさせていただく。お会いすることは限られていても、心のどこかに支えをいただいた気がする。川柳を通じて私を理解して下さるかたがおられるということに胸が熱くなる。(私信の公開は今回のみ。お許しを)…………………………………………………………………………………………………………………
 たむらあきこ様

 こんにちは。猛暑、酷暑、残暑でしたが、やっと秋風が吹きはじめました。御地は如何ですか。秋はきましたか。
 川柳マガジン、10月号拝見しました。川柳マガジン文学賞・準賞、あらためてお祝い致します。おめでとうございました。
 準賞のコメント、いいですねー! “尾藤三柳選に入選することを目標にしてきた”。納得です。「この人には共鳴して頂きたい」という思いは、私も同じです。結果がどの位置であろうと、素直に喜びましょうよ。
 あきこさんの思いが詰まった10句、雑詠ですよ。もし、東日本大震災・原発事故がなければ、結果は違っていたかもしれませんよ。大賞に値する詩性川柳だと思います。平成23年は、どのジャンルも震災・原発が主流でしたから、やむを得ないかもしれません。
 今を詠む、という観点からすれば、3・11のテーマは避けられないことかもしれません。あれから1年半、川柳界には「震災・原発の句は書くな、採るな」という主張をする人がいます。これは行き過ぎだと思います。風化させてはいけないと思います。直接体験・間接体験を問わず、書き遺していいと思います。…中略…
 あきこさんの研ぎ澄まされた感性による作品、そう多くは眼にできませんが、ときたま鑑賞の機会を得ることがあります。「あきこさんの世界」に感動を貰っています。うらやましいですね。進歩のない私が恥ずかしくなります。周囲に迎合?しないよう句を書いていこうと思うのですが、なかなか難しいものです。ぬるま湯の攪拌ではいけないとは思うのですがね、、、
 またどこかでヒョッコリお会いできたらいいですね。その節はよろしくお願い致します。寒暖の差が大きくなりました。風邪を引かないようご留意ください。
 では、失礼いたします。
                                            平成24年9月28日

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