右ひだり独りをかばうてのひらだ 森中惠美子
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7日、瓦版10月句会の帰り、南海電車の中で6日の大会で頂いたばかりの森中惠美子句集「水たまり春秋」を読む。さっそく鉛筆で薄く印をつけて、ブログに掲載する句を選ばせていただいた。川柳を熱く生きてこられた女王82歳の現在地。まっすぐ心に届く「本格川柳」。下記、読んだうちからまず10句抄出。すべてが名句。敬意を込めて。
仏さんのかたちで滝が落ちている
独りにはひとりの足場組む女
老いという風に蹴られてよく転ぶ
経をよむ棘をなくした名が並ぶ
男たちよ高い高いをしてあげる
たまご割るひとりの音と戦うか
寒い道ふり返るとき名を惜しむ
他人さんの手で運ばれる時が来る
よろこびもかなしみからも帯を解く
手も足も男の都合にはさせぬ
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