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1.紛争の相手方
⑴相手方銀行名  ●●銀行
(紛争が発生した営業店名)  ●●銀行本店
(担当者名)○○○ △△△△
2.申立ての趣旨
投資信託の営業が強引かつ異常。結果、発生した損害(381,798円)を慰謝料10万円をつけて弁償して欲しい。
3.紛争の要点
別紙に記載
4.資料・証拠書類
別紙に記載(コピー)
当事者○○○・△△△△を交えない銀行側上司との話し合いは2回。「元の金額にして戻してほしい」との要望を斥けられる。「相手方銀行との主張の対立点」は、たぶん、書類的には整っているから上記のことは受け入れられないということだろう。
5.送達の場所
1枚目に記した通り。

 時間の関係で纏められず、下記重複するところがあり、読みづらいと思いますが、事実を述べております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………2022/2/3 午後●●銀行資産運用窓口で強引かつ異常な営業を受け、果てに発作的に投資信託を購入。
  アライアンスバーンスタイン米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)1,200,000
  人生100年時代・世界分散ファンド(3パーセント目標受取型)4,000,000
2022/2/24 ●●銀行の普通預金口座から残りの預金を引き出す。別の金融機関に預け替える(窓口嬢から「ほかに低金利で預けているお金ありませんか」との電話あり。自衛のため)。課長と受付嬢を叱りつける。
2022/3/2 課長から電話有。
2022/3/4 課長から電話有。
2022/3/26 和歌山県消費生活センターへ電話で相談。
2022/3/31 金融庁に電話。
2022/5/6 西署に相談。
2022/5/11 解約した分の預金を普通預金から引き出し、別の金融機関に預け替える。
2022/5/12 市民相談センターへ電話。
2022/5/19 ●●銀行にて話し合い。(◎◎・▽▽)
2022/5/20 ●●銀行公式ホームページから頭取宛メールを送る。
2022/5/23 午前中、全国銀行協会へ電話。午後、残りの投資信託全部を解約。

202112、●●銀行本店で(頼んでもいないのに)資産運用窓口?に案内された。数十年来使っている銀行なので、何も考えず座った。電話番号は問われるままに書いた。そのあと携帯に窓口嬢からなんども電話があり、出なかったのだが、きちんと断ろうと思って出た。なんども電話がかかっているので気にかかり、急かされるまま銀行に出向いた。言われるまま口座(ネットショッピングなどに使えるだろうと考えて)をつくった。

23。「(投資信託は分からないので)勉強してから」と帰ろうとすると、窓口嬢が何やら誰かと相談に?席を立つ。結局なんどめかに上司がやってきて、気がつくと、欲しくもない投資信託を契約させられていた。カモネギとは、こういうことだったのか。帰ってから投資信託のことをネットで検索、驚愕。後悔した。

23に二種類の投資信託(老後資金、計520万円分)を窓口嬢と課長二人がかりで買わされてしまった。「投資信託は分からないから」「(投資信託は)もっと勉強してから」「こういうのは、要りません」となんどもなんども断っているのに、聞く耳はなかった(スルーされた)。さいごは立ってまた課長に相談に行ったらしく、課長が出てきて面倒になり、結局パニックになり発作的に買ってしまったということ。この間の心理は、同様の経験をした当事者でないと分からないだろう。

ちなみに、資産のあるところにしかこういう勧誘はないと思っていた。休眠状態の預金があれば、その額はさておき片っ端から電話を入れているのではないか。以前にも電話がかかってきたことがあった。そのときは即断った。こちらの脇が甘かったかも知れないが、これは詐欺と言っていいのではないかと思い、ネットで調べると、やはり「金融詐欺」「銀行が高齢者を狙いうち」などの文言がでてきた。銀行に行く前に、ネットを見ておけばよかった。プロにかかっては断って帰ることはむずかしい。

息子に相談すると、国民生活センターか消費生活センターか、どこかへ事情を話して聞いてもらうようにと。多くの人が声をあげればなんとかなるものだからと。行員に言われるままだったので、署名したかどうかも分からない。生活に密着した古くからある和歌山市の地方銀行ということで、まさかこういうことをするとは思ってもいなかった。投資信託はそれから下落を続けているが、なんとそのあとも銀行の窓口嬢から電話があった。「もうほかに低金利で預けているお金はありませんか」と。

もちろん怒ったのだが、そのあとこの銀行にある預金をほぼすべて自衛のためにほかの金融機関に預け替えることにした。

224、残りの普通預金を引き出して預け替え。その日、そういうことが洩れたのか、資産運用窓口の窓口嬢と上司の課長二人が行内で愛想笑いを浮かべながら近づいてきた。下記のように、叱りつけた。

「あなたたちも、上から言われて仕方なく従っているんでしょうけれども」
「高齢者というのは、これから稼ぐということがもうできないのよ」
「高齢者をだますようなことをして!」
「こんなことをしていたら、人の恨みを買うわよ」
「(投資信託などは)要らないと言っているんだから。言われたら引き下がりなさいよ!」
「これは、ほぼ詐欺じゃないの」

「いや、ぼくらは要らないお金でやっているんで」
「要らないお金なんて、ないわよ」
「いや、だから要らないお金で」
「だから、要らないお金なんてないって」
「あ、はい」

あとは、しどろもどろ。要するに、自分たちのやっていることの良し悪しは分かっている。これが●●銀行の実態。自分たちの儲けのためのカモ探し。手数料の高さなど何もわからず、言われるままに売り買いして身ぐるみはがされる高齢者はどのくらいいるのだろうか。

せっかくパソコンをもっているのに、投資信託のことを調べずに(電話で急かされて)出かけ、23、●●銀行本店営業課の詐欺(あえて言う)に引っかかった。肝心なことは聞いても答えてくれず、とにかく(その日のうちに)投資信託購入へと引っ張られた。

手数料は、後で来た取引報告書をみると、なんと消費税込みの87,699円。加えて投資信託を売却するまで割高の信託報酬がある。リスクは購入した側にだけある。銀行側は、さいごまでたったの1円も自分のフトコロが痛むことはない。売れば売るほど、儲けるだけ。

インターネットで自分で申し込めば手数料も要らないし、信託報酬も格安。そもそも投資信託など買う予定もなかった。そこを丸め込まれたということ。こちらも迂闊だった。銀行の資産運用窓口などにけっして座らされてはならない。

34。●●銀行本店(営業課課長)から電話(二回目)があった。銀行員にノルマがあるのかもしれないが、こんな詐欺(手数料が目的の投資信託の押し売り)のようなことをされて黙っていられないし、また黙っていてはいけない。

3月4日。さいごに課長に言ったことは、「わたしは、銀行だからと思って信用していたのよ」「直接、もっと上の人と話したい」「帰ってから、わたしが買ったのはどういう商品(投資信託)なのか、ネットで検索したら、「売買の手数料は無料」となっていたわよ」。このことばで課長は一瞬黙り込み、「そちらはそちら、こちらはこちら」と慌てるように言った。

ちなみに、●●銀行の窓口のインターネット投信の手数料は、取引報告書をみると、なんと消費税込みで87,699円。ちなみに、ドブに捨てていいようなお金はありません。これが、長年超超低金利で預け続けた顧客に対してすることでしょうか。

まさか、銀行が投資信託を強引に押しつけてくるとは思わなかった。「こういうのはここでしか売ってないの?」と窓口嬢に聞き、「投資信託は分からないので」「もう少し、(投資信託を)勉強してから」と言ってなんども断っているにもかかわらず、そうしたことばは完全にスルーされた。

その度に上司に相談に?席を立ち、ひたすら購買に結び付けたいだけだったような(といまにして思う)窓口嬢の動き。そういえば、あれは目の前のカモを見る目付きだった。

ヘンに思ったことはほかにもある。「いま言ってることや、数字を紙に書いてみせてくれる?」と頼んだのだが、窓口嬢も課長も絶対それをしなかった。したがって、契約時の何の書類も手元には残っていない。当該投資信託の、どこにでもあるようなパンフレット(さいごに、「これを読んでおいてください」と渡された)だけである。もちろん、手数料などの明細もない。金融機関としてこんなことがあるだろうか。

銀行を出ても不安感は消えず、帰宅後すぐにインターネットで「銀行 投資信託 詐欺」などで検索した。驚愕した。

「銀行が一番詐欺」なワケは、今回のようなことが、信用を逆手に取っているからである。もしこれがいわくつきの不動産会社であったり、保険会社であればそう簡単に契約、署名・捺印したりはしない。「銀行」という信用をバックにしての詐欺(あえて言う)なのである。

契約した二つの投資信託名でも検索、これもすぐにでてくる。なんと、両方とも売買の手数料は無料、ぼう然としてしまった。ネットをつかって直接購入すれば、今回の87,699円もの手数料が要らなかったわけである。これでは、「(投資信託が)分からないから、もっと勉強してから」というわたしの断りのことばを、銀行側がスルーするわけである。手数料を儲けるためには、「押せ、押せ」の課長と窓口嬢が連携した●●銀行本店営業課のやり口。まったく、これを詐欺と言わずに何と言うのか。

こういう被害を防ぐには自衛が必要だが、行政からも金融機関への通達、高齢者への目配りが要る。一人暮らしの高齢者などはもっとも狙われやすいのではないか。こちらの断りのことばはスルーし、ひたすら購入を迫ってくる。これは、窓口嬢と課長との巧みな連携など、いろいろ読んだことのある詐欺とやり口が似ている。高齢者などが逃げ切れるものではない。

下記は、情けなくて見たくもない通帳の記載金額と、その後残りのほとんどを自衛のため解約した日付。普通預金に長期間まとまったお金を入れたままにしていた。これは、病気や息子の結婚など、なにかがあったときのための資金であり、現在は主に老後資金として置いていたものである。

 4.2.3  インターネットトウシン 1,200,000
 4.2.3  インターネットトウシン 4,000,000

4.2.24。この日、残額のほとんどを引き出して他の金融機関に預け替えている(その前に、窓口嬢から更なる投資信託購入への勧誘の電話「ほかに低金利で預けているお金はありませんか」があり、怖くなった)。

取引報告書によると、消費税込みの手数料が87,699円(インターネットでファンド名で検索、確認すると、両ファンドとも売買の手数料は無料。委託料も安い)。

34、課長からの電話へ。「だから、あのとき要らないと言ったでしょ。(投資信託は)分からないから、勉強してからって」「(契約させられてから)帰って、インターネットで検索したら、売買の手数料は無料となっていたわよ」
このことばで課長は黙った。

「要らないと言っているんだから。(契約前の)あのとき帰って調べたらそういうことはすぐ分かったのよ。(だから)手数料を返して」。課長の柔和な物言いが一転、「それは、できません」。

ネットの他記事にも書かれているように、●●銀行営業課のこれも詐欺としか言いようがない。口の巧い窓口嬢と課長を前にして無防備なわたしは無力だった。たぶんこの窓口に座らされたほかの高齢者なども、同様の思いをしていただろう。なにぶん、どう断ってもスルーされるのだから。ただただ投資信託購入の方向へのみ誘導される。 

しつこい営業を受けているうちも、何かおかしいと思っているので、心の中では「(投資信託など)要らない!!」と叫び続けているのである。窓口嬢だけならなんとか断って帰れただろうが、断るたびに席を立つ彼女が加勢を求めた?課長が入ると心理的なプレッシャーがあった。面倒になり、発作的に購入してしまった。もちろん帰る途中も不安でならなかった。帰るや否や、パソコンで「銀行 投資信託 詐欺」で検索したのもそういうことである。

わたしだけの問題ではない。これから退職金が入り、銀行員の訪問・勧誘(投資信託)を受ける方々も多いだろう。よく分からないまま、投資信託を押しつけられる方もおられると思う。

銀行員のかれらはサラリーマンであり、企業論理通り(強引な)利益誘導の営業をしているだけなのかも知れないが、この行為が許されてはならない。

あとで(購入後すぐ)分かったのだが、いまは投資信託などの購入に手数料が要らないことも多いらしい。わたしが買った投資信託は、当日帰ってすぐにネットで検索すると二つとも無料。銀行でのインターネット投信は、なんと87,699円もの手数料が引かれていた。この詐欺が通用するのは、70代以上の情報弱者にだけかもしれない。(わたしの場合は、「(投資信託を)勉強してから」という断りのことばをなんどもスルーされ、よく分からないままパニックになり契約に持ち込まれた。)

心配なのは、判断力がなくなった一人暮らしの高齢者のことである(人のことは言えないが)。一人で隣の資産運用窓口に座っていた老婦人の姿がいまも目に浮かぶ。

「なんども窓口に来て(投資信託を)買わない(で帰った)人もいますよ」とは、310の電話での銀行側(副長)の言い分。あなたも、断って帰ればよかったじゃないですか、という意味なのだろう。強引に投資信託を売るのは仕事だから当然、という理屈なのか。なんど断ってもスルーしたことには触れない。その場で商売になればいいということのようだ。わたしは、この銀行と何十年もの取引があるのである。

公的な場所である県庁や市役所には、ダマされるなどと考えて行くことはない。わたしには、銀行も同様の感覚で行く場所だった。ほぼ無防備で窓口に誘導され、座ってしまった。昨年12は断るとなんとか帰らせてくれた。そのときに渡された(投資信託の)パンフレットなどは帰ってすぐに捨てている。そのあと度重なる窓口嬢からの電話で、きちんと断ろうと出かけたのだった。

結局さいごは「スルー」に追い詰められて承諾、契約書類も言われるままチェックを入れさせられ、署名もした(のだろうが、覚えていない)。なんども断っているのに、課長まで出てきて勧誘、面倒になり、発作的に購入したのである。法的には、署名・捺印をもらっているのだからと、銀行側に言い分はあるのだろう。帰ってネットで検索すると、「(当該投資信託の)買付手数料は無料」と出た。帰る前に契約に持ち込まねばならなかったわけである。(詐欺の)手数料は87,699円。逃げ切れなかったカモである。

315。●●銀行に投資信託の解約(約2分の1)にでかけた。たんたんと窓口で課長が処理。投資信託を買いに行ったわけでもない(株や投資信託などはしません)銀行でつかまり、なんども断っているのに強引に引っ張られ、しかもこれほどの損害。課長からはひと言「スミマセン」だけ。「スミマセン」で済むことではない。投資信託にはクーリングオフがなく、すべてが購入者の自己責任となる。たとえ強引な押し売りであっても、署名・捺印してしまえばおしまいなのか。銀行はたったの1円もふところが痛むわけではない。

326。消費生活センターへ電話をかけ、●●銀行での投資信託購入の事情を話した。たんたんと事実だけを述べ、客観的にどうしたらよかったのかを伺ってみた。

結論は、金融庁へ上げる(電話をかける)ことを勧められ、電話番号も教えていただいた。どうしたらよかったのか(どうしたら強引な営業を断れたのか)というわたしの問いには、「どうにもできんでしょ」と。営業のプロから逃げることはできないという意味。「もっと早く(消費生活センターへ)電話してきてほしかった」と言っておられた。

それにしても、ネットはいろいろと教えてくれる。目を通しておけば銀行で強引に投資信託を買わされる羽目になどならなかった。ネットにはいろいろな詐欺のことがでているので、何をするにもまず検索をしてからということである。

今回のことで分かったのは、『➀銀行は〈善〉ではない』『②数十年もの顧客も、顧客とは思っていない(儲けのためのカモである)』ということ。銀行の資産運用窓口(通帳にある程度のまとまったお金があればターゲットにされる)に座らされる(案内される)ということは、カモになる入口に座らされたということ。③銀行は投資信託を買わせて手数料をかせぐことが目的。

④窓口嬢は、銀行にとって都合の悪い質問や、(投資信託購入への)断りのことばはなんどでもスルーした。窓口嬢はつねに行内にいる課長と連携、購入を断られるたびに席を立って課長の指示を仰いだ。売れないものを売るには、銀行がみずから客をつくらねばならない。●●銀行は、効率がよいように、自行にいまある顧客の預金を狙ったということだろう。

ヘンだと思ったら実際ヘンなのである。窓口嬢の口ぶりや目つき、動きなど、ヘンだと思った時点でとにかく窓口から逃げなくてはいけなかった。銀行だからまさか悪いようにはしないだろうといい方へ解釈して、➄言われる(流される)ままに投資信託購入、署名・捺印などしてしまってはならない。銀行は〈善〉などではない。投資信託には、クーリングオフもない。

●●銀行は、かなり前だが倒産間近のうわさがながれたことがある。それで毎月の生活に密着する普通預金の口座だけ残しておいたのだが、そこに老後資金を入れてしまっていた(いまはどこに預けても利子というほどの利子がないから)。今回のことは、悔やんでも悔やみきれない。どう転んでも、かれらが1円の損もすることはない。多大なリスクにさらされるのは、何も分からないで引っ張り込まれた投資者だけである。おカネをドブに捨てたい人だけが、銀行で投資信託を買えばよい。

326に消費者生活センターへ電話。センターのすすめで331に金融庁に電話。●●銀行本店営業部での顛末をきちんとお話しした。金融庁からは、二週間以内に銀行の上部(?)に直接連絡を入れる?ということで、その結果銀行がどう動くかということまでは分からないが、もし何か(不利になるようなことが)あればもういちど電話をかけてきてほしいとのこと。直接かかわった行員二人の名前(○○○ △△△△)も聞かれ、名刺を見てお答えした。

高齢者や情報弱者をねらうのは、地元●●銀行だけではない。防御の盾はインターネット検索。●●銀行の件に関しても、検索していればけっして投資信託などを買わされることはなかった。(「(投資信託は)分からないので、勉強してから」という断りのことばをなんどもスルーして、強引に巧妙に売りつけられた。)

なぜ、欲しくもない(要らない)投資信託を●●銀行に買わされてしまったのか。自分に落ち度はあったか。そのことを知人(金融関係者)にたずねると、「ハンコをついてしまったこと、それだけですね」と。消費生活センターの担当者は、「(どう対応しても)どうにもならなかったでしょ」と。これは、プロを相手に断ることは不可能だという意味。

投資信託をムリやり売りつけた地元の(上場)●●銀行に「責任」ということばを使った場合、法的責任のほか、道義的責任がある。銀行という公器には、道義的責任が問われてしかるべき。社会的責任とも言えるだろう。

「(投資信託は)分からないから」となんども全力で断っているにもかかわらず、それらのことばをスルー。「こういうのは、要りません」と言うと、窓口嬢は立ち上がって課長を呼びに行き、連携して強引に投資信託を売りつけた。さいごに買ってしまったのは、一方的に購入へと引っ張られている状況に耐えられなくなったから。

このやり方は、銀行員として品格に欠けるのではないかと、かれらの上司(副長)に話した。「(ご意見は)参考にさせていただきます(?)」とは言ったが。何をどう言っても、「(銀行としては)署名・捺印をもらっているのだから」ということだろう。しかし、これはフェアな営業ではない。

今回のことでは、銀行員としてのかれらの道義的責任から問われなければならない。放っておくと同様の被害がでることは目に見えている。こういう詐欺的な投資信託の売り方が、法的責任を問われないとすればそもそもおかしい。

この間いろいろと考え、消費生活センターや金融庁、ほか警察、市民相談センターにも事情を話して善後策を考えてきた。いまも高齢者や情報弱者、だれかがかれらの口車に乗せられて強引に不利な投資信託を買わされている。だれかが怒り、泣いている。銀行とはいえ、反社会的なやり口を許してはならない。

営業のマニュアルがあるのだろう。講習も受けさせている(副長のことば)らしい。少し考えれば投資者の不利益にしかならないと分かる(銀行が売る)投資信託。もちろんそんなものを買おうなどとは夢にも思わなかった。どう転んでも銀行側の利益にしかならない。少し計算が出来れば、そんなことは分かる。だからこそ、そこに売り手のウムを言わさぬテクニック(論点ずらしなど)が入る。しろうとがプロの営業から逃れることはできない。

半分解約時(3月24日)の被害はほぼ26万円(買付手数料を含む)、インターネット投信なのに、銀行を通じると87,699円もの買付手数料をとられている。自分のパソコンでやれば無料、半時間もかからなかっただろう。腹立たしいことにそれからも残りの投資信託に日々信託報酬がかかっている。泥棒に追い銭。

和歌山県の公金を扱っている●●銀行(和歌山県指定金融機関)。市中にある本店ロビーで捕まり、投資信託を売りつけられ、断っているのに断れないしぶとい営業に(発作的に)買ってしまった泣くに泣けない顛末。この銀行の普通預金に長く預けていた、たいせつな老後資金がこういうことになった。かれらは何を考えているのだろうか。

インターネットによると、銀行員たちの本音には、詐欺まがいのことをしないとノルマが果たせないという一面があるようだ。しかし顧客の利益をたいせつにしない営業は一時的には儲かったとしても、かならず恨みを買い、あとが続かなくなる。わたしの件もふくめ、なんとかならないものだろうか。

●●銀行(和歌山県指定金融機関)本店の窓口、これほど怖いものとは思わなかった。片側に個別に仕切ってイス席がある。そこは、投資信託の押し売り場。窓口嬢に「(投資信託は)分からないから。勉強してから」「こういうのは、要りません」となんど言ってもスルーされ、一見柔和な課長がでてくると結局逃げ切れず、発作的に買ってしまった。手数料を稼ぐために顧客(行内で声をかけられたのね)を言いくるめ、陥れるスペースなのである。

これが銀行員というものだろう。あくまでも人当たりはよく、はいはいと頷いて聞いている。強引に売ったことは認めている。しかし、それからの話の展開は別。「ご迷惑をおかけしました」は口先だけで、だからなにをどうさせてもらうという話にはならない。道義的に問題があるのではないかというわたしのことばは、聞くだけでスルーした。「これは詐欺でしょう」ということばは、否定しなかった。

ちなみに、昨年12月●●銀行本店内で声をかけられたのは「(銀行側の)営業戦略です」と副長みずから笑いながら?告白。

銀行側は、「銀行だから」という高齢者の長年の信用を逆手に取っている。●●銀行もそこを心得ていて、慇懃無礼を地で行くような対応をする。自分たちのしていることはギリギリ法に触れないとでも思っているのだろうか。

523午前、銀行へ電話、残りの投資信託解約を申し込む(課長をどなりつける)。

あ:「わたしは、いちども(投資信託を)買うとは言っていなかったでしょ!」
課:「あ、はい」
あ:「こんなことをして! どうすんのよ!」
課:「……」
あ:「(投資信託は)要らないって、なんど言ったのよ! あなたがムリヤリひっぱるから、追い詰めるからこんなことになったんでしょ!」
あ:「こんなやり方(断っても断っても、スルー)でいつも売ってるの? これは詐欺じゃないの!」
あ:「あなただけあんなことをしてるの?」
課:「ちがいます」
あ:「会社で言われてあんなことをしたの?」
課:「……」
あ:「●●銀行は詐欺の会社なの?」
課:「ちがいます」
あ:「いちど頭取と話したいから、あなたから伝えといて」

523午後、●●銀行の投資信託をすべて解約(副長、課長との会話)。

約束の14時半ごろ、銀行の正面入口から入る。立って副長が出迎え。向かって左側のイス席に案内された。課長がたんたんと?解約の事務手続き。そこへ副長が入る。

副:「頭取には伝えたんですが(いちどお話しさせていただきたいと申し込んでいた)。『部署?のトラブル?はその部署で解決しろ』ということで」
あ:「だれかの紹介というかたちでもダメですか」
副:「はい」
あ:「分かりました」

帰り、副長と課長が見送り。
あ:「(課長へ)朝は、怒鳴ってゴメンね」
副:「(課長へ)怒鳴った?、聞いてないぞ」
あ:「(課長へ)あなたにだけ怒っているというわけではないのよ。あなたもノルマがあったのだろうし。わたしも、いつまでも怒っていられないタチだから」

あ:「(課長へ)あなたは、いくつなの?」
課:「37歳です」
あ:「うちの息子より若いのね」
あ:「結婚しているの?」
課:「はい、しています」
あ:「家庭をもったら責任があるしね。ノルマもあるし、売りたい気持ちは分かるけど。ああいう売り方は、しちゃいけないのよ。無茶をしちゃダメ。あんなことされたらだれでも怒る。怒らない人はいないわよ」
課:「はい」
あ:「あなたと彼女(窓口嬢)の名前は、いちおう金融庁と警察に届いてる。相談すると向こうから聞かれるのよ」
あ:「仕事はたいへんだと思うけど、からだに気をつけてがんばってね」
課:「ありがとうございます」

副:「口座はどうしますか」
あ:「置いておいたら、ほかの何かに使える?」
副:「投資信託だけです」
あ:「それなら要りません。株や投資信託はいままでしたことがないし、これからもしません」

投資信託は結局-381,798円(25日に課長から連絡)の被害。強引な押し売り(法に触れる)。投資信託にはクーリングオフがない。下記は3月26、消費生活センターの方のことば。

「いつ買ったのですか」「23日といったら、もう」「あの時期に投資信託が分からない人に売りつけるなんて」 

5月27日。缶コーヒーなどでお茶をしながら、●●銀行の件について話した。なんと、地元の銀行だけあって、投資信託の強引な営業を受けたことのある方がおられた。

「個室に連れていかれて」
「うしろで(ガチャンと)カギをかけられました」
「ニーサというのがあって。これ以上は、ぜったいにしません!と(断った)」

この方は一人暮らしというわけではない。それでもこういう営業をしてくるのか。ご主人が知ったら怒るだろうに。それでも売れれば「署名・捺印をもらっているから」と突っぱねるのだろうか。●●銀行の、こちらは●●支店?での話である(私は、●●銀行本店)。ほか、もう一人の友人も別のところで

「もう、これより増やしません。この金額の中でやって」

と●●銀行(支店)の行員に断ったというのは、同様のことで、行員は投資信託をしている人にさらに買い足すように新しい投資信託を売りつけるということだろう。

「亡くなったおばあちゃんがすごい損をしていたのよ」

とも。銀行がなぜここまで執拗に投資信託を売りたがるかということを、しっかり考えないといけない。銀行は、売れば売るほど手数料が入り、こんなオイシイ話はないのである。4カ月で40万円近い被害。しかし、ここで切らなければどこまでもカネ、カネの地獄に引きずり込まれる。

かれらはすでに、あえて言うが、獣道(けものみち)の住人。副長は賭け事大好き(毎月競馬に行くとか)で、投資者の心理が分かるのだろう。



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