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 何のために生きるのか。この問いは、経済的に豊かな国であるほど切実な問題となってくる傾向があるといわれているのね。豊かな国ほど、そういうことを考えて空虚感にさいなまれる人の数が増える傾向があるのだとか。豊かな社会は基本的欲求を満たしやすい社会なので、自己実現など高次の欲求が発現しやすいということだろう。

 若いころは財産や家族などを手に入れれば幸福になれると思い、何はともあれがんばってきた。しかし、いざそれらを手に入れてみるとまったく幸福という実感がなく、自分の人生にたいせつな何かが欠けているという気がするようになるというのね。では、残された人生で何をすればよいのか。一回きりの人生を意味あるものにするためにはどう生きていけばいいのだろうかと、そんな問いに向き合うことになるのね。

 父を見送ったのが五十二歳のとき。やっと十分な自分の時間を持てるようになったのね。これからの歳月をどう有意義に生きようかと思った。何か一つにしぼって自分の生きた証にしようと思ったのね。それが句集の出版を重ねることにつながっていったのです。
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 たむらあきこ吟行千句』を今年の秋出版。来年は『前田咲二 千句』だが、これは来年秋ごろの出版を予定している。そのあいだに、もう一冊句集出版の予定が加わったのね。収載250句、ここ5年ほどのあいだに詠んだ句の中から抄出、現在推敲にかかっている。

 コロナ禍でもあり、いまは元気でもいつどのような事態になるとも分からないのね。できることははやく済ませておかないとと思うのである。し残したと思うことのないように。また、これからも旅に出たい。いつまでたたかえるか。

 下記は、いままで出版した句集とこれからの出版予定。
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❶『たむらあきこ川柳集2010年

❷『たむらあきこ千句

❸『川柳作家ベストコレクション たむらあきこ

➍『前田咲二の川柳と独白』(監修)

❺『たむらあきこ吟行千句

❻『○○〇〇』↽いまココ、推敲中

❼『前田咲二 千句』(監修)

❽『たむらあきこ短句千句』

❾『たむらあきこの 川柳入門』



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