先月ご恵送いただいた『たまゆら』(きさらぎ 彼句吾)から20句を抄出。作者は第6回 東北川柳文学大賞を受賞された。選者として氏の作品を準賞に推させていただいたが、8名の選者による総合1位で大賞に決定。受賞作品のうち7句を前のほうにピックアップさせていただいている。
‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥
『たまゆら』から抄出20句
おんなとしてまだたためない羽が在る
地下茎でつながりたくて逢いたくて
奪い盗りにゆく つま先野火にして
やわらかな水に戻れる 腕の中
求め合うって すぐ掛け違うボタン穴
一対の だから淋しいすきま風
二人称でいてほしかった手を放つ
フリル多すぎて素性がわからない
身の内の水が濁ってくる 夜さり
どの色で叫べば君に届くのか
あきらめるあきらめられぬ 煮くずれる
絞りきったはずの雑巾から わたし
氷より冷たいきみに火傷する
問い詰めて重たいものを持たされる
青が湧くあなたが触れたあたりから
さよならと言われて結露してしまう
雨だれが胸の芯からとぎれない
祭り果ておもちゃ箱へと返される
まだきみの指紋だらけの日々にいる
夥しい傷だな人のかたちだな
Loading...


















-600x400.png)



-600x400.png)
































こんにちわ あきこさま
素敵な句!!
質の良い化粧水みたいに肌にスッとなじんでいく感じがします。
作者はどんな方なんだろうといろいろ想像しています。
そちらはお天気どうですか?
ここは昨日までの雪は止んで、寒さもゆるんできました。
ほっと一息です。
竹内いそこさま
作者とは、電話で一度お話しさせていただいただけですが。
青森県弘前市在住。
平成19年から川柳を始められたのかな。
これからが楽しみな方ですね~。
封書、いただきました。
久しぶりの富山を楽しみにしています。 ☕(^^♪