このブログは東日本大震災の一年目(その前日)から始まっている。大震災を忘れないようにという気持ちで、一年目の前日(2012/3/10)に書き始めた。先日の「墨作二郎を偲ぶ会」で《知らんぷりしとく 行間なのだから》(桑原伸吉氏選)で特選をいただき、賞としていただいたのがなんと墨作二郎先生自筆「阪神大震災」の書。
平成29年度の第6回「東北川柳文学大賞」選者を仰せつかっているのだが、ここにも大震災関連の句が多く詠まれてくることだろう。(心して全力で選をさせていただきます。)
東北在住の(目の不自由な)川柳作家からお電話をいただき、大震災の話にも触れ、句集を送らせていただいたこともある。そのあと『たむらあきこ千句』のCDが、視覚障害の方々に向け、松浦英夫さんのご提案でボランティアの方々の手で出されたところである(詳細は明日のブログにて)。
下記は『たむらあきこ千句』に掲載の(東日本大震災/時事吟)から。
須臾(しゅゆ)にして死者と生者(しょうじゃ)に分けられる
ガレキ処理の更地に冬の月がある
死者たちのたましいおぼろ月に凭(よ)る
すべては何かの「縁」なのだろうか。人知の及ばないところで繋がっているのかもしれない。
今年はあきこさんが選者されるんですか。この賞には思うところがあって今年はパスしよう、と考えていましたがあきこさんが選者されるなら出そうかな。
月波与生さま
是非どうぞ。
背筋を伸ばして選に当たらせて頂こうと思っているのね。
一句一句の、作者のこころの深いところを見つめたいと考えています。
川柳マガジンの読者柳壇の選も闘いで、なんと一回毎に10日をかけて選をしましたから、今回も凄まじいことになりそうですが(笑)。
ところで、お願い。
恐山吟行、五月以降参りますので、そちらの句会(大会)を組み込みたいと思います。
ここと思われる会をいくつか教えていただけますか。
青森の大会で大きなものだと
9/3 東北川柳連盟弘前大会(弘前市)
9/未定 青森県川柳大会(青森市)
があります。
上より規模は小さいですが
7/1 おかじょうき川柳ステーション2017(青森市)
では、トークセッション「難解句芸人」で、柳本々々さん、奈良一艘さん、Sinさんと一緒にぼくもなんか喋る予定です。
オススメは上ふたつです(笑)
月波与生さま
もう一度お願い。 オネ(^^;)ガイ~
できればもう少し早いほうがいいのね。
五月六月辺りでありませんかね~。
恐山に入れるのは五月一日からなので、できればそのあたりの日程で行きたいのね~。
観光地化しているなら、あまり人の行かない時を選って行きたいのね。吟行ですから。
残念ながら5月、6月は青森県での大会は
5/3第24回金木桜まつり川柳大会
のみのようです。
GWなのでホテルの予約が厳しいと思われます。
月波与生さま
了解です。
もう一度よく考えてみることに。 (~~;)