(2018) 12月の予定(川柳関係)
(2018) 12月の予定
尾張侘助
12月 2日(日) 川柳阪南12月句会
12月 8日(土) 川柳塔わかやま吟社12月句会
12月 9日(日) 県民文化会館(和歌山県川柳協会二十六周年全国誌上川柳大会関係事務)
12月11日(火) 京都番傘12月句会(選) 京都泊
12月12日(水) 京都...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【31】‥《ピカソ展顔半分が痒くなる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【31】
もう一人のわたしを道草で探す
回遊魚みなケイタイを持っている
ピカソ展顔半分が痒くなる
解らないままに頷くピカソ展
値引きラベル貼られるころに買いにゆく
お互いに邪魔と思っている夫婦
モナリザの微笑の翳を見ましたか
だ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【30】‥《泣き上戸と知らずに酒をついでいる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【30】
すぐ靡く部下には旗を持たせない
クレオパトラと別れて楊貴妃と遊ぶ
何人の女と握り交わした 手
胴上げをされる両手は天に向け
ぼくは治りただいまポチが花粉症
雑草の花をよろこぶ 仏さま
じゃあまたの握手の中にある内緒
い...【続きを読む】
【再掲】東の横綱 (故・前田咲二師)、西の横綱 (森中惠美子師)
番傘川柳本社句会には創始者岸本水府師の遺志で句に上下を付ける「天・地・人」などはないわけだが、やはり少々競うところがないとお互いの励みにならないのではないだろうか。かつての番傘川柳本社句会では、どなたかお名前は失念したが、下のような番付表を作っておられたようなのである。差し出がましいことながら、こ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【29】‥《火に靡き風に靡いて生きている》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【29】
探しつづけて空洞に辿りつく
満天の星が囁くから 乾く
宴半ば 味方の数を読んでいる
情報の鎖で首をつながれる
そのときはパートの首を切ればいい
生活のレベルを流す換気扇
頑固くらべなら嫁はんにかなわない
夫婦別姓 笛を...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【28】‥《嗚呼という形で立っている仏》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。(平成14年度分の始まりです)
『前田咲二遺句集 平成14年』【28】
駅を出て母の家まで畦づたい
クラスメートの駅長室を先ず覗く
中途半端なころにひょっこりくる賀状
豊かさだろう七草のパック買い
不審船が吊るす不審な集魚燈
ほんまのとこどないですねんえべっさ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【27】‥《砂時計の砂がだんだん熱くなる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。(平成13年度分はこれで終わりです)
『前田咲二遺句集 平成13年』【27】
長生きをしてやる国がその気なら
優しさに囲まれ爪が伸びてくる
うまそうにわたしを皿に盛りつける
人波の中に写楽の顔がある
息苦しくなれば別れるまでのこと
少年兵の骨も藻屑と呼びますか...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【26】‥《自分を糾す定規を一つ持ち歩く》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成13年』【26】
群がって柩のぞいている他人
声一つない難民の長い列
勝ち馬の激しい鞭を浴びた艶
子と孫の後方支援しています
濡れ衣がだんだん重くなってくる
挨拶のコピーに肉筆のサイン
自分を糾(ただ)す定規を一つ持ち歩く
自衛隊派遣は...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【25】‥《噴水のてっぺん秋に触れている》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【25】
思い出を冷凍保存しています
てっぺんに立った時から狙われる
天上天下わたしを晒す場所がない
朝の靴 足になじまぬときがある
ゴッホの樹が青い焔を上げている
マンネリの顔が集まる月例日
女の浅瀬に 躓いてばかりいる
まだ妻を連れて歩いたことがない
傷口を素手でさ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【24】‥《手裏剣が赤絨毯に落ちている》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【24】
楽々と夕陽の泥にもぐり込む
昭和史にわたしの遺伝子を残す
妻という杖が身近にいてくれる
満ち足りて写経の音の中にいる
わたくしが隠れる袋 持ち歩く
おいしいものは音たてて食えばいい
魁夷のブルーに溶けてしまったぼくの駄馬
いろいろあって落ちた果実は拾わない
寂...【続きを読む】
第60回 文芸まつり(和歌山市)表彰式‥《今年はね火に入るような夏だった》(ジャナニ ムラリ)
第60回 文芸まつり(和歌山市)表彰式会場の県民文化会館に着いたのは9時過ぎ(所用で少々遅れたのね)。午前は小学生・中学生の部、午後からは高校生・一般の部。
午前中の司会は小雪さん。選者講評をしっかりと聞かせていただく。つぎは小学生の部(川柳)の入賞句から3句。
朝日新聞社賞 新しいボールとわた...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【23】‥《盃の菊の御紋に浮く昭和》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【23】
足裏を見せて淋しい逆立ちだ
逆縁のお星母にはすぐわかる
阿彌陀さまのみ掌にふわりと降りようか
柔らかに輝いている母の星
とうちゃんの直した屋根が漏っている
塩爺と咲爺どっちもどっちだな
恐れずひるまず小遣いアップ妻へ言う
ズボンからシャツを出すなと言うたやろ
...【続きを読む】
(2018/11/21) 堺番傘11月句会‥《焦れているらしいときどき変化球》
南海高野線堺東駅着は12時15分頃だったか。改札を出たところの喫茶店でサンドイッチ&コーヒーの昼食。13時前に東洋ビルディング4F7号室まで。明子、浩子、勝彦、愿、いずみ、ふさゑ、侑子、秀夫、英夫、八斗醁、晃朗、茶助、ひろ子、栄子、桂子、千代美、握夢ほかみなさまとご挨拶。(&ハグ♡) 席題は「疎い...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【22】‥《犬も猿も雉子も職安に通う》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでアップしてまいります。
『前田咲二遺句集 平成13年』【22】
少し抗い少し流れて生き上手
仁王だって所詮 脇役ではないか
新月に小さいおねがいを吊るす
オアシスの真ん中にある曽根崎署
毒舌家といわれ胃薬離さない
オアシスの燐寸を妻に咎められ
盗った盗られた言うほどの人や...【続きを読む】
(2018/11/18) 第42回 川柳ねやがわ市民大会‥《きのうの水の影棲むわたくしの鎖骨》
【現代川柳の読み方】本日の大会入選句の《きのうの水の影棲むわたくしの鎖骨》の「水」は、故人の暗喩。川柳は、暗喩を〈読む〉ことが読解の鍵。句意は、「きのうの水」すなわち過去に逝った人の「影」が棲みついている私の「鎖骨」であることよ。ご参考まで。
(19日、記す) 京阪寝屋川市駅に着いたのは11時45分...【続きを読む】
本日、第42回 川柳ねやがわ市民大会出席
京阪寝屋川市駅は、毎回先師を送らせていただいて降りた駅。時間があれば駅舎内外で一時間ほど談笑、タクシーに乗られるのを見送ってから、帰りの電車に乗った。歩いて帰られることもあったので、先生を偲んでおなじ道を歩こうと思う。(どう歩かれたかは分からないので、だいたい)
...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【21】‥《拉致疑惑の霧が流れている 渚》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【21】
孫がグーばかり出すから出すハサミ
尾鰭のついた話わたしのことらしい
拉致疑惑の霧が流れている 渚
急き立てておいて忘れているようだ
荷風の淡より潤一郎の濃が好き
今日を漂うている 人波の中で
笛吹いて踊らぬ部下の数を読む
消印とあなたの住所とが違う
きっと死ぬ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【20】‥《前略と書いて想いがほとばしる》(前田 咲二)
*平成13年度に入ります。
『前田咲二遺句集 平成13年』【20】
入れ歯洗滌 飾るものなどない暮らし
省庁再編はんこ屋の高笑い
ITという蛇に締めつけられている
一月四日生ゴミ提げて家を出る
納骨はさくらの頃にする 都合
化けてゆく一部始終を見る車内
紀伊國屋でときどき夢を補給する
女の夢にもう...【続きを読む】
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