紀州の滝・小堀邦夫氏(前・靖国神社宮司)❸
下記、続けて週刊新潮(‘18.11.1)から。
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「御創立150年記念事業およびそれに付随する中長期計画というものが進められ、その総額は約35億円にものぼります。 …、金額ベースでその4割前後を、ひとつの小さなコンサルタント会社が請け負っている。こうした状態は徳川宮司の...【続きを読む】
紀州の滝・小堀邦夫氏(前・靖国神社宮司)❷
※パソコンの調子が悪いので、突然更新ができなくなる可能性があります。(__)
小堀 邦夫(こほり くにお、1950年9月6日 – )は、日本の神職、作家、詩人。靖国神社宮司。元神宮禰宜、神社本庁参与。和歌山県生まれ。京都府立大学文学部を卒業し、皇學館大学大学院国史学専攻修士課程、國學院大...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【34】‥《あの国が死んだと言えば生きている》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【34】
方程式の中へ女を折りたたむ
羅馬数字の時計の音は本物だ
仮の世の二階と下で寝ています
天国のちちはは探す割り符です
母ちゃんが泣くので屋根を下りてやる
オイからおまえいまはあんたと妻を呼ぶ
似ているといえば似ているモン...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【33】‥《拉致無残 ハングル文字の着く渚》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【33】
謝っているのにドアが開かない
切り取り線の上を歩いているふたり
ひとり奈良坂ふと田楽のうまい店
満月の夜が一番 淋しくなる
明日香路にほけたお顔の仏たち
老母への文 噛み砕き噛み砕き
拉致無残 ハングル文字の着く渚
...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【32】‥《しゃれこうべ みんな祖国の方を向く》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【32】
祀られる石と踏みつけられる石
カラットの重さで男測られる
かさぶたの下で小さくなった角
太陽の真下 確かに生きている
蛇口から飲む 少年のように飲む
川に問い川に答えて生きている
壷に入ってしまえばみんな美しい
妻が刻...【続きを読む】
紀州の滝・小堀邦夫氏(前・靖国神社宮司)❶
12月1日、自宅マンションの郵便受けに畏友小堀邦夫氏からの郵便物が届いていた。遅くなっていた「川柳作家ベストコレクション たむらあきこ」の寄贈に市民図書館に行くところで、そのあと図書館で文芸春秋12月号の小堀氏の手記「「今上陛下は靖国を潰そうとしている」発言の真意」を読んで来ようと思っていた。
...【続きを読む】
阪南12月句会‥《不完全燃焼 年の瀬をよどむ》
前田咲二先生遺句集の抄出があるので、ブログはしばらく日に二度のアップになることもあります。どうぞよろしくお願いいたします。
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自宅マンション前まで知香さんに車で迎えに来ていただいたのが11時半頃。紀ノ川を越え、トンネルをいくつかくぐり抜けて阪南市立尾崎公民館ま...【続きを読む】
川柳クリニック Vol.19 No.03(川柳マガジン11月号から転載 川柳クリニックDr. たむらあきこ)
原胸やけが訴えている今日の罪 小松くみ子
「胸やけ」は胃酸逆流による食道内の灼熱感。「罪」と結びつけることにやや違和感。
添罪ひとつ胸の痛みに責められる
原墓参り男の涙丸洗い 沢田 博昭
亡くなったのは母か妻か親友か。いずれにしてもただならぬ「涙」。
添男の涙で丸洗いする妻の墓
原耳遠くぼ...【続きを読む】
(2018) 12月の予定(川柳関係)
(2018) 12月の予定
尾張侘助
12月 2日(日) 川柳阪南12月句会
12月 8日(土) 川柳塔わかやま吟社12月句会
12月 9日(日) 県民文化会館(和歌山県川柳協会二十六周年全国誌上川柳大会関係事務)
12月11日(火) 京都番傘12月句会(選) 京都泊
12月12日(水) 京都...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【31】‥《ピカソ展顔半分が痒くなる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【31】
もう一人のわたしを道草で探す
回遊魚みなケイタイを持っている
ピカソ展顔半分が痒くなる
解らないままに頷くピカソ展
値引きラベル貼られるころに買いにゆく
お互いに邪魔と思っている夫婦
モナリザの微笑の翳を見ましたか
だ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【30】‥《泣き上戸と知らずに酒をついでいる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【30】
すぐ靡く部下には旗を持たせない
クレオパトラと別れて楊貴妃と遊ぶ
何人の女と握り交わした 手
胴上げをされる両手は天に向け
ぼくは治りただいまポチが花粉症
雑草の花をよろこぶ 仏さま
じゃあまたの握手の中にある内緒
い...【続きを読む】
【再掲】東の横綱 (故・前田咲二師)、西の横綱 (森中惠美子師)
番傘川柳本社句会には創始者岸本水府師の遺志で句に上下を付ける「天・地・人」などはないわけだが、やはり少々競うところがないとお互いの励みにならないのではないだろうか。かつての番傘川柳本社句会では、どなたかお名前は失念したが、下のような番付表を作っておられたようなのである。差し出がましいことながら、こ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【29】‥《火に靡き風に靡いて生きている》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成14年』【29】
探しつづけて空洞に辿りつく
満天の星が囁くから 乾く
宴半ば 味方の数を読んでいる
情報の鎖で首をつながれる
そのときはパートの首を切ればいい
生活のレベルを流す換気扇
頑固くらべなら嫁はんにかなわない
夫婦別姓 笛を...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【28】‥《嗚呼という形で立っている仏》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。(平成14年度分の始まりです)
『前田咲二遺句集 平成14年』【28】
駅を出て母の家まで畦づたい
クラスメートの駅長室を先ず覗く
中途半端なころにひょっこりくる賀状
豊かさだろう七草のパック買い
不審船が吊るす不審な集魚燈
ほんまのとこどないですねんえべっさ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【27】‥《砂時計の砂がだんだん熱くなる》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。(平成13年度分はこれで終わりです)
『前田咲二遺句集 平成13年』【27】
長生きをしてやる国がその気なら
優しさに囲まれ爪が伸びてくる
うまそうにわたしを皿に盛りつける
人波の中に写楽の顔がある
息苦しくなれば別れるまでのこと
少年兵の骨も藻屑と呼びますか...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【26】‥《自分を糾す定規を一つ持ち歩く》(前田 咲二)
※時間がないので、少々急いでまいります。
『前田咲二遺句集 平成13年』【26】
群がって柩のぞいている他人
声一つない難民の長い列
勝ち馬の激しい鞭を浴びた艶
子と孫の後方支援しています
濡れ衣がだんだん重くなってくる
挨拶のコピーに肉筆のサイン
自分を糾(ただ)す定規を一つ持ち歩く
自衛隊派遣は...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【25】‥《噴水のてっぺん秋に触れている》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【25】
思い出を冷凍保存しています
てっぺんに立った時から狙われる
天上天下わたしを晒す場所がない
朝の靴 足になじまぬときがある
ゴッホの樹が青い焔を上げている
マンネリの顔が集まる月例日
女の浅瀬に 躓いてばかりいる
まだ妻を連れて歩いたことがない
傷口を素手でさ...【続きを読む】
手のなかに師・前田咲二【24】‥《手裏剣が赤絨毯に落ちている》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成13年』【24】
楽々と夕陽の泥にもぐり込む
昭和史にわたしの遺伝子を残す
妻という杖が身近にいてくれる
満ち足りて写経の音の中にいる
わたくしが隠れる袋 持ち歩く
おいしいものは音たてて食えばいい
魁夷のブルーに溶けてしまったぼくの駄馬
いろいろあって落ちた果実は拾わない
寂...【続きを読む】
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