いろいろと調べてワクワク‥日々近くなる台湾(台北)
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師・前田咲二を、遺す (川柳の横綱なのに、一冊のご著書も遺しておられないのです)
ひと通りの抄出を終えて、ほっとしたところ。昨晩はよく眠れました。これからの予定を少し書き出してみます。(未定。新葉館出版・松岡恭子氏とご相談)
❶平成18年以降の句から抄出。(手元にあるだけ。平成18・19年分がないので、ご遺族ほかみなさまのご連絡をお待ちしています)
❷代表句350~500句をあ...【続きを読む】
【再々掲】[蒙御免] 平成13年番傘川柳本社句会番付表 参加者259名中上位40名 行司 物種唯修 作成 上野楽生
先日「東の横綱、西の横綱」という題で19年前の番傘川柳本社句会の番付表を書かせていただいた。そのあと上野楽生氏から14年前の番付表を郵送していただいた。大番傘川柳本社句会の歴史の一コマとして、柳人にとっては興味深く見逃せないもの。お許しを得て、ここに一部を掲載させていただく(数字は年間入選句数)。...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【35】‥《一人隔てて美しいひとと居る》平成4年から平成17年までの作品の抄出がすべて終りました
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。平成9年分はこれで終わりです。どこにもなかった横綱の川柳が初めてみなさまの目の前に。それも約二千七百句。本格川柳、川柳の王道のような一句一句を勉強させていただきながら抄出いたしました。同時に多くの方々が写しておられるようです。これから出版社と相談、どの...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【34】‥《窓を開け放つ鬼にも仏にも》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。先生の本名は前田作自。江田島の海軍兵学校75期。先生に《全員整列 特攻志願 一歩前》という句がある。昭和18年(1943年)12月1日入校、昭和20年(1945年)10月1日卒業。敗戦により閉校する事が決定したため、急遽、卒業式を行い75期生には卒業証...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【33】‥《古人形二つが凭れ合って生き》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。《二紙を読む右も左も知りたくて》という先生の句があります。「(右とか左とかいうより)おれは、まず日本人や」とおっしゃったことがある。周囲のだれに対してもおなじ目線で、おごったり見下げたりすることのなかった先生を〈咲爺(さくじい)〉と呼ぶ古くからの柳友も...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【32】‥《鬼になり切れず仏になり切れず》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。2月28日からの台湾、楽しみにしているのね。台湾川柳会の大会出席が目的ですが、その前後はいつも通りの吟行。なにに焦点をあてて詠むか、いくつか考えておかないといけない。一昨年12月のインド吟行を思い出す。小さな花かごのロウソクに火を点けてガンジス川に流...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【31】‥《水の底を水が流れている輪廻》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。手元に届いている作品は、平成4年から平成17年まで。十四年間の作品の抄出がもうすぐ終わります。たぶん先生の寝屋川のお家に残っているだろう平成18年以降の作品が気がかりです。遺されているはずの俳句や短歌も抄出してまいりますので、ご遺族の方がここをご覧にな...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【30】‥《一生の半分ほどを酔っている》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。先生の題詠の作句は、一題につき五句くらいまで。句会の席で詠んでおられたことも。いたずらっぽく笑いながら見せて下さることもあり、そんなときの句は秀句か、そうでないときも上位に入選していました。師弟ではありますが、あきこ選では手を抜いているような句は没にさ...【続きを読む】
(2019/1/21) 堺番傘1月句会‥《水音も兆しか 欠けてくるわたし》
南海和歌山市駅10時29分発特急サザンで天下茶屋、高野線で堺東まで。改札を出てすぐのサンマルクカフェにてコーヒー&サンド(ぷりぷり海老&たまごポテト)の昼食。あと、いつものように句の推敲。昨夕ドトールにてと、帰ってから詠んだ4題計113句。13時前に出て、徒歩5分の東洋ビルディング4Fまで。明子、...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【29】‥《激情のぼくを仏と人は呼ぶ》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。先生のたましいは、真っすぐ春風のような詩人のたましいでした。響き合ったのは、その部分。ご自分同様に俳句から短歌(わたしは短歌から俳句)、さいごに川柳に辿りついたわたしにこころを許し、大切にしてくださった。後継者として育ててくださった。年齢とともにだんだ...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【28】‥《たったひとりの岬に海が広すぎる》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。一昨年の9月4日、先生からの最後の電話を忘れることができません(9月27日に亡くなられたのね)。「瀞峡へ行くんか。ええとこへ行くんやな。おれも行きたい」と叫ぶようにおっしゃった先生。瀞峡で、海軍兵学校当時の友人たちと四人で舟を漕いで遊んだ話をされたのね...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成9年)【27】‥《雪の上にふんわりと置く花手桶》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。もし戦争がなかったら。先生の人生は違ったものになっていたでしょう。俳人あるいは歌人として大成しておられたかもしれない。長く超えられないと思っておられたほどの父上(芋仙、俳人)の文才はいかほどのものだったのか。どこかの俳誌に遺されているようであれば、見せ...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成8年)【26】‥《ひとりの部屋で夜を一枚ずつ剥がす》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。平成8年分はこれで終わりです。
『前田咲二遺句集 平成8年』【26】
人の名が脳のすきまにからみつき
家計簿の小さな嘘は許される
ぼくのくすりコーナーがある冷蔵庫
やーめた 鬼が探しにこないから
ひとりの部屋で夜を一枚ずつ剥がす
直立不動の姿勢で並ぶ兵...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成8年)【25】‥《美しい嘘だな騙されてやろう》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。先生はとても頭のよい方で、いつも穏やかでやさしく冗談好きなのですが、しっかりと相手を見抜いておられるところがありました。日本通運の部長にまでなられた方ですから、社会経験によるところもあるでしょう。相手を見抜いたうえで対応を考えられるのね。少々のことは、...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成8年)【24】‥《一汁一菜こころに守るものがある》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。先生はふだん自炊をしておられました。京阪寝屋川市駅で降り、たまにイズミヤでの買い物にお付き合いすることがあったのです。慣れたようにカートを押してさっさと買い物をしていかれる先生は当然物価を知っておられ、そのことを時事川柳の選にも活かしておられました。
...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成8年)【23】‥《わたくしを抱いているのは神だろう》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。
『前田咲二遺句集 平成8年』【23】
ふるさとの痩せ田を守るあばら骨
相談は体裁だけと知っている
職安で期待が一つずつ消える
夢夢夢 光陰の矢が速すぎる
価格破壊のパンツを一つ買うてくる
国会へ記憶の悪い人を呼ぶ
ぼくの地図から妻がときどきいなくなる...【続きを読む】
川柳の横綱・前田咲二遺句集(平成8年)【22】‥《よろこびが爪の先まで咲きこぼれ》
※2月いっぱいで抄出を終えるため、急いでいます。
『前田咲二遺句集 平成8年』【22】
切り餅のうすさも老母の苦労性
お世辞ぬきできれいとお世辞いうてはる
去年きたから出したのに来ぬ賀状
旗の波 そして笑顔が還らない
今年こそはと書きそのあとが浮かばない
捕鯨禁止の町で無口な老砲手
合格の電報いまも...【続きを読む】
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