しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(6月16日(火)付、たむらあきこ選)
コロナ後に手つなぐ世界期待する 堺市 堀西 和子
〈評〉歴史上人類はたびたびパンデミックに襲われ、多くの命が失われてきた。一方、災厄は人々の考え方や行動様式を変えるきっかけになった。今回も世の中の変革や進歩につなげたい。
アベノマスク要らなくなってから届く 広島市 山根 智
やっと来たマスク...【続きを読む】
『前田咲二の川柳と独白』への感想をいただく➍
(原文ママ)差出人名は記載いたしません。
★たむらあきこ監修「前田咲二の川柳と独白」遺句集
私が魅かれた=鑑賞一句抄=
P15 円周率3では丸くなれぬ月
計算し尽くされた「見付け」に脱帽。
P16 水の底を水が流れている輪廻
鴨長明の。ゆく河の流れ・・・。を想起。
P18 目を入れてからの達磨が眠た...【続きを読む】
美容院は予約でいっぱい
コロナウイルス関連の報道が続き、まだまだ不安な日々を過ごしている。不要不急の外出自粛も少々緩んできた昨今、美容院へ行こうかという気持ちになってきた。雨の中、傘をさして徒歩で近くの美容院まで。ウイルスとは関係なく髪は伸びてくる。ここ数か月は「美容院に行きたいけれど、濃厚接触で万一のコロナが怖い」とい...【続きを読む】
コロナ終息がまだ見通せない中、句会大会はどう変わるか
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら句会大会などの文化活動を再開させるためには、主催者側の衛生管理やソーシャルディスタンスの確保が求められる。避けなければならないのは、人同士の物理的接触。ウイルス拡散の可能性があるからである。
句会大会には多くの人々が出席する。当面の間、感染対策をしなければ...【続きを読む】
動きはじめる
昨日は、ちょっと用を足しに自転車でJR和歌山駅近くまで。11時45分ごろだったか、ひいきの「銀平」でランチをとるつもりが、なんと店内は満員。グループで来ている女性客がほとんどだが、ワイワイ。店は冷房中だが、3密対策で開けっ放しで風が通るようにしているのね。
席がいっぱいなので、所用を済ませたあと...【続きを読む】
『前田咲二の川柳と独白』への感想をいただく❸
(原文ママ)差出人名は記載いたしません。
★『前田咲二の川柳と独白』を、繰返し拝読。とりわけ老生の心に響いた句を記します。
・遊ばれているなと思いつつ遊ぶ
・柩の中で顎が外れるほど笑う
・少年兵の骨も藻屑とよびますか
・どの枝も首を吊るなと言っている
・嘘発見器が笑い出すまで嘘をつく
・追いついてく...【続きを読む】
『前田咲二の川柳と独白』への感想をいただく❷
(原文ママ)差出人名は記載いたしません。
★… 初めて八尾市民川柳の参加の帰り、高士さんが、咲二、○○、幹斉さんの三人に会わせて下さり、食事しました。それからのファンです。どこかでお会いすると、いつも、お声をかけて下さり、覚えて下さっていることが嬉しい、でした。それで、その時から、暑中と年賀はださせ...【続きを読む】
(つづき)九度山(慈尊院)吟行の予定を立てる
いま4時44分。すでに明るい。もう30年以上過ごしている4階の南向きの自室で、ぼんやり知友の誰彼のことを考えている。薄く濃く、この世でのご縁だったのだなとふり返る日もやがて来ることだろう。まだまだ元気だが、そろそろ終活の準備もしていかないといけないのかもしれない。
誰もが、自分だけの物語を編みな...【続きを読む】
九度山(慈尊院)吟行の予定を立てる
古くより弘法大師御母公のお寺として知られる慈尊院。「乳房型絵馬」(写真)奉納でも知られる。和歌山県出身の有吉佐和子の小説「紀ノ川」がかつて映画化され、その中に慈尊院に安産祈願の「乳房型絵馬」奉納のシーンがあったのね。この「乳房型絵馬」は奉納者による手作りなのだとか。
高野山開創の1200年前と同...【続きを読む】
和歌山市駅直結、和歌山市民図書館開館
本日14時半頃、先日柳友から電話で開館を教えていただいた 新和歌山市民図書館に自転車で行ってきたのね。まずは下見ということで。予想以上に”使えそうな”施設で、とても満足して帰ってきたのね~、笑。そう、上の写真からもお分かりのように、これが市民図書館か!というレベルの高さなの...【続きを読む】
柳人紹介(19) ひとり静さんの20句
柳人紹介(19) ひとり静さんの20句
日本晴れ空もわたしも嘘っぽい
さよならは少し水気を切ってから
こんなとこまで相田みつをが追ってくる
がんばれよなんて言わない紙コップ
だんだんとナイフになってゆく時間
そうだけどしあわせなのよ金魚鉢
どの窓を思うだろうか死ぬ時に
(あきこ註:「目は心の窓」とは...【続きを読む】
このみ仏に逢いたい❷‥京都・永観堂(禅林寺)のみかえり阿弥陀(永観堂吟行16句(2017/1/23))
永観堂(禅林寺)吟行16句(2017/1/23)
雪はらはら永観堂へあゆむ影
すぐそこのきのうにも雪舞っていた
逢うことの重さ 雪の影の軽さ
うなずいて阿弥陀如来がふり返る
わたしのなかへ阿弥陀ふりむく
師を祈ることもいつしか雪になる
念仏のそれから影がかるくなる
眼を伏せる影もきのうもみほと...【続きを読む】
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(6月2日(火)付、たむらあきこ選)
人の目が監視カメラになっている 川崎市 和泉まさ江
〈評〉新型コロナの感染拡大防止のため、飲食店などに時短営業の要請がされているが、貼り紙などで営業自粛を強要する「自粛警察」と呼ばれる人たちが増えているとか。
スランプの時には歩幅変えてみる 秋田県 柴山 芳隆
アベノマスク忘れた頃にやってくる...【続きを読む】
第10回 高田寄生木賞受賞作「言行録からの川柳考」(加藤 当白)(野沢省悟氏主宰「触光」66号発表)
言行録からの川柳考 加藤当白
「物語とは、我々が作りだす(そして、その作者だと主張できる)ものではなく、すでに存在する遺物であり、こちらはそれを掘り起こしているだけなのだ。」
スティーヴン・キング(アメリカの作家)
これが真実ならば、我々川柳人が日々生み出している句...【続きを読む】
このみ仏に逢いたい❶‥奈良・秋篠寺の伎芸天(秋篠寺吟行14句(2017/11/6))
秋篠寺吟行14句(2017/11/6)
御堂へ独り香(こう)が迎えてくれている
堂内の静寂夕日裾をひく
大自在天の髪際から化生(けしょう)
福徳円満を立たせている肢体
立像(りゅうぞう)のそのまま天上界の歌
尊顔のやがてわたしと泣いている
伎芸天のにほひの高さ陽の低さ
勅願のきのうの華残す天女
諸芸...【続きを読む】
(懸賞川柳2020)弥生賞(お題:「日本」)、応募総数3,298句の中から、たむらあきこ選43句
弥生賞 たむらあきこ選43句( は、弥生賞入賞句)
天 愛し抜く私が土になる日本 松本とまと
地 しゃぼん玉ふじへ飛ばしてみませんか 戸田 惠子
人 おにぎりの真ん中にいる日本人 髙田輝亜旗
秀① 日本を元気にさせる鯉のぼり 佐藤 崇子
秀② 青畳 日本人を呼吸する 竹中たかを
秀③ ニ...【続きを読む】
あなたならどう読む?❾‥「難解句鑑賞 №009」(川柳マガジン5月号から転載 執筆:たむらあきこ)
真剣になるとポキポキ折れる枝 鳥海 ゆい
「真剣」は本物の刀剣。木刀や竹刀に対していう。その「真剣」はさておき、人間の「真剣」は折れやすいと。生真面目な人は柔軟性がないため、折れやすいのである。
たいていの人は仕事中は真剣な顔で取り組むが、休憩やランチタイムなどには笑顔を見せる。ところが、...【続きを読む】
(2020)6月の予定(川柳関係)
6月の予定
6月16日(火)川柳マガジンクラブ大阪句会6月句会
6月30日(火)和歌山市文化協会文芸部会
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いまのところ上記のほかに予定はありません。6月下旬から数か所を吟行の予定。釈超空(折口信夫)の生誕地ほか。「山頭火吟行」は10月頃から(未定)。あと自宅で...【続きを読む】
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