⦅241⦆内在律について
濃紫(こむらさき)のいざないそれからの魔界 (たむらあきこ)
鬼の命日を刻(きざ)んでいる脳裏 (たむらあきこ)
詩の韻律には外在律(がいざいりつ)と内在律(ないざいりつ)がある。定型を守る外在律だけが俳句や川柳など一行詩のリズムではないのね。内在律は自由律ともいわれる。たとえば自由律俳句について...【続きを読む】
⦅242⦆このままでは、ゴミ屋敷になる?
“ゴミ屋敷”は他人ごとではない。集合住宅も30年を超えて住んでいると、モノが半端なく増えているのね。とくに衣類。加えてながく学習塾を開いていたこともあり、たくさんの参考書、ほか書籍。川柳関係を含めると怖ろしいくらいの数になるのね。
いわゆるゴミ屋敷の報道を見ても、ちょっと前は特殊なケ...【続きを読む】
⦅243⦆名を知るということ
植物や昆虫など生きものに興味をもっていた昭和天皇(1901-1989)は、とくにイソギンチャクの仲間であるヒドロ虫類の研究に力を注ぎ、多くの著書も残されたのね。
側近の記録に残るつぎのエピソードはいかにも生物学者らしい。侍従長をつとめた入江相政(いりえ すけまさ、1905-1985)の「宮中侍従...【続きを読む】
⦅244⦆古文書から思うアレコレ
和歌山市立博物館での古文書講座「和佐地区の古文書を読む」第二回目が11日(日)にあったのね。13時半頃着。前回後ろの方に着席してよく見えなかったので、今回は前の方に。14時から15時半まで。40名?くらいの出席だろうか。熱心な人が多いようなのね。ちんぷんかんぷんの崩し字も、読めてくると楽しみになる...【続きを読む】
⦅245⦆「読者の文芸」川柳欄(7月6日(火)付、たむらあきこ選)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(7月6日(火)付)
なぜ五輪クーベルタンも眉に唾 堺市 大和 峯二
〈評〉近代オリンピックの父クーベルタン。コロナ禍の五輪開催をあの世でどう思っているだろうかと。眉に唾、欺かれないよう用心せよと。
世界旅行しているような変異株 福島県 佐藤 隆貴
命より五輪...【続きを読む】
⦅246⦆灯台下暗し
「灯台下暗し(とうだいもとくらし)」に通じるところのある英語表現に、ちょっと含みがあるものがあるのね。The nearer the church, the farther from God.(教会に近ければ近いほど、それだけ神から遠い。) 人間の考えることは洋の東西を問わず似通っているということよ...【続きを読む】
⦅247⦆和歌山文化協会文芸部会
昨日6日は、和歌山文化協会文芸部会。和歌山市民会館13時前着。16名出席。川柳部は小雪、智三、日出男、あきこの4名。令和2年度収支報告、第63回文芸まつりについてなど。下記は、第63回文芸まつり作品募集要項。
…‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥………‥‥‥‥‥‥……
...【続きを読む】
⦅248⦆人生はつかの間の夢
人生観とは人生の見方や、人生の意味の理解のしかたよね。人生は一種の学び場ととらえることができる、とした本を読んだことがある。壁を乗り越えることに意味があるのではなく、壁があることに意味があり、壁に挑戦しているだけですでに意味があると考える。そう考えると人生のすべてに意味があると。人生を前向きに生き...【続きを読む】
⦅249⦆(新聞の)選をしながら考えること
3日(土)に しんぶん赤旗「読者の文芸」欄の投句が送られてきたのね。隔週で、新家完司先生と交互に選に当たっている。毎回15句を入選とさせていただいているのだが、最近ちょっと困っているのね。最初のころと比べ投句数がかなり多くなっているので、没句の山を築いてしまわざるを得ないのね。まったく困ったことで...【続きを読む】
⦅250⦆感激の美味!!‥椰子の実ジュース(ココナッツウォーター)を飲む
先月21日。堺番傘句会の帰り、和歌山市駅直結のキーノ和歌山1Fスーパーで、いつもは見かけないくだものを見つけたのね。ちなみに、いつも贔屓にしている果物屋さん。
説明文を読んで、「簡単に飲めそう♡」と、ちょっとお高い値段(540円)には目をつぶって購入したのね。椰子の実の水を飲む映像をなんどか見てい...【続きを読む】
非婚という選択を考える
独身とは、ひと言でいうと「婚姻契約」がない人のこと。結婚とは、あえて言えば契約なのだから。未婚は結婚の経験がない独身であり、配偶者と離別や死別をした場合は未婚ではないので、独身と未婚はもちろんおなじではない。
現代社会では、かなり多くのいわゆる適齢期の人が結婚しないか、もしくは...【続きを読む】
和歌山市の俳人桑島 啓司(くわじま けいじ)さんの20句
桑島啓司さんの第四句集『雀』から
鈴虫の声提げて来て飼へと言ふ
叛くものなし一山の蟬しぐれ
万緑や無人駅また無人駅
着ぶくれの漁婦着ぶくれの子を抱き
鳶の笛ことになめらか水の秋
渦を追ひ渦に追はるる観潮船
花ふぶき突き抜けジェットコースター
草いきれ廃れて魚臭なき漁港
人形のいのち七日と言ふ菊師
松...【続きを読む】
2,746 / 5,276 ↽ナニコレ?
表題に「2,746 / 5,276」とあるのは何の数字でしょうか?
じつは、当ブログ開始からの投稿数が2,746、それに対してのコメント数が5,276件なのね。(いただいたコメントへのあきこの返信数を含みます。 2021/6/29現在)
2012年3月執筆開始ですから、来年2022年2月末でこ...【続きを読む】
「読者の文芸」川柳欄(6月22日(火)付、たむらあきこ選)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(6月22日(火)付)
ウイルスは見えぬ世界で牙を研ぐ 北海道 冨樫アキ子
〈評〉変異した新型コロナウイルスへの感染が拡大。感染力が強く、重症化リスクが高い。見えぬ敵への恐怖。
コロナ対五輪政府の大博奕 広島県 岡本 信也
行くも地獄退くも地獄のスガ五輪 神...【続きを読む】
生き方の美学
美学は「美とは何か」という本質、「どのようなものが美しいのか」という基準、「美は何のためにあるのか」という価値を追求してきた学問なのね。本来の意味から転じて、超越した信念を評するときに用いられることもある。たとえば「男(女)の美学」「サムライの美学」など。(写真:鴨長明)
近代以前の日本には、西...【続きを読む】
(前田先生のおられた)さいごの校正会
昨日、たまたま日付に気づいて開いてみたのが下記の当ブログ。コメントも含めて、再掲。なんと、いまから思えば前田咲二先生がさいごに出席された瓦版校正会がこの日だったのね。瓦版同人のほとんどのかたは11月7日の瓦版句会が先生とのお別れだったということになる。
さりげなく日々記してきたブログも、ふり返る...【続きを読む】
詩3篇(小堀 邦夫)
早苗がいつの間にかたくましく成長し、あちこちで白鷺がほくほくと餌をついばんでいる。
水田が経済活動としてのみ営まれているならば、もう回復すべき日本はない。
水蒸気にかすむ山並みに「もう一度、攘夷(じょうい)だ」と叫びたくなる。
どっぽんと落ちて、ぽっかりと浮かんだ蟇蛙(ごとひき)。
幼稚園の池へ飛...【続きを読む】
(つづき)自己卑下
自己卑下とは、他者に対して選択的に自己の否定的な側面をさらけ出すこと。自己の肯定的な側面を積極的に示すことを避けることなのね。日本文化には、自己卑下を望ましいとする規範が存在するのね。他者に対し、自己卑下を行うことを通じて好意的な反応を受けることができると考える。
欧米では、能力に関する自己卑下...【続きを読む】
Loading...





































