川柳・交差点 第121回 ―十歳誕生句会―‥《咲くためにあなたの傍にいる 花芯》
南海和歌山市駅8時59分発特急サザンで新今宮まで。JR環状線で京橋、学研都市線で河内磐船まで。ローソンで昼食用に🍙ほかを買って徒歩4分、ゆうゆうセンターまで。1Fロビーにて席題「花粉」の作句。10分ほどで15句。啓子、秀夫、喜八郎、小雪、美智子、早苗、昌乃、すゞ代、茶助、和代、寿子...【続きを読む】
[自句自解] 何もなかったように鋭く死んでいる
何もなかったように鋭く死んでいる
『たむらあきこ千句』のうちの代表句の一つ。「死」というものの在りようがこの一句に収斂されている。斃(たお)れ、ものを言わず動かなくなった屍(しかばね)。しかし、しばらくはものを言っているのだ。「何もなかったように」なるまでの数日、あるいは数十年。葬儀すら簡略化...【続きを読む】
[自句自解] たましいの凭(よ)るのは月の暈(かさ)あたり
たましいの凭るのは月の暈あたり
この世から少し浮いて生きている私は獏(ばく)の仲間。「たましい」が自分に近いものに「凭(よ)る」とすれば「月の暈(かさ)あたり」しかない。この句にすこし似る内面の風景として、かつて《獏のされこうべを満月が洗う》を詠んだ。こころに蒼ざめた「月」を持ち続けてきた私にとっ...【続きを読む】
嬉しい表彰楯、あまり嬉しくない表彰楯
頂くものにケチを付けてはいけない。それは重々分かっている。しかし誰かが声をあげないことにはどうにもならないこともある。大会の表彰楯の類だが、出す方も受けるほうもこれでいいと思っているのかどうか。個人的には、従来の表彰楯や表彰状などはなくてもいいのではないかと思っている。次はある柳人の話。
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第15期 川柳マガジンクラブ誌上句会の入選22句 (ご参考まで)
昨年10月19日、尾藤三柳先生が逝かれてから、文学賞に応募することへは急速に関心がうすらいだ。自分でも驚くほど。「咲くやこの花賞」にも先月はとうとう出句せず。この傾向は、しかしよいとは言えない。川柳作家にとって、作品を出したい選者を見失い、句を「吐く」(川柳では、句を吐くという)気力を失うというこ...【続きを読む】
(2017)5月の予定 (川柳関係)
5月の予定(2017)
5月 7日(日)川柳・交差点―十歳誕生句会―
5月14日(日)創立60周年記念 時の川柳交歓川柳大会 (夜行バスで東京・池袋まで)
5月15日(月)上野彰義隊 150回忌川柳供養兼誹風忌~上野公園吟行 東京・上野泊
5月16日(火)上野公園吟行 (夜行バスで大阪・なんばまで...【続きを読む】
松橋帆波氏の「句集燦々File.011」(川柳マガジン5月号)より‥『たむらあきこ千句』への書評(転載)
「句集燦々File.011」(川柳マガジン5月号)より転載
たむらあきこ川柳句集「たむらあきこ千句」
人間の砂漠ににんげんを咲かす
美味なるものは身体に良くない、というのが相場だ。ウニ・イクラ・オオトロetc. 日々大量に摂取すれば、確かに身体に悪い。だが美味い!「たむらあきこ千句」は「美味...【続きを読む】
第15期 川柳マガジンクラブ誌上句会結果
今期は次の通り。
👑1位 平井 翔子 38
👑2位 森吉留里惠 37
👑3位 たむらあきこ 36
22句入選、〈年間入選句数最多獲得者〉のタイトルを獲得。柳友森吉留里惠さんも同句数。
ファイナル句会の課題「肉薄」に対し、北原おさ虫氏が《戦争の音も...【続きを読む】
眼を洗う‥《野を行けば野に背かれている独り》(日野 愿)
どこにでもある句ではない。すぐれた柳人のあつまる大会に行くと、すぐれた句に遇える。3月30日の「墨 作二郎を偲ぶ会」へは出席127名。下記は先日届いた発表誌から抄出。いくつかの句に眼を洗われた。(再再読、書き加えるかも知れません)
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〈遊〉(筒井 祥文選)
しりとりも尽き...【続きを読む】
和歌山文化協会文芸部会~歓談
(27日、記す) 26日(水)。13時半から市民会館第1練習室にて文芸部会。
11時半頃市民会館隣の市立図書館まで。『たむらあきこ千句』3冊を郷土資料として寄贈。文芸部会まで少し時間があったので、館内でたまたま見つけた『仁王の口』(森中惠美子)を1句1句噛みしめうなずきながら読む。
窓外の緑に癒...【続きを読む】
ショック!!
誰が、ということはもちろん書かないし、書けない。本日午後所用で電話したところ、お母さんが出られて「五月にはもう生きていないかもしれない」と。この正月に元気なお顔を見せていただいたばかりなのに、である。にこやかに笑って帰られるのを玄関先でお見送りした。
すい臓がんだとか。三月に病院へ行ったがすで...【続きを読む】
宝物‥みなさまからのお手紙
宝物は、なんといっても『たむらあきこ千句』に対するみなさまからの心のこもったお手紙。そのうち50通ほどはブログにも取り上げさせていただいた。これから時間をおいて、何度も何度も読み返すつもりである。心のこもったこれほどの数のお手紙を、こののちいただくことはもうないかもしれない。三年間の推敲を含め、全...【続きを読む】
〈受容〉に始まる
〈受容〉のかたちを具体的に考えるとき、まず脳裏に浮かぶのが弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかし(ゆ)いぞう)。台座に腰掛けて左足を下げ、右足先を左大腿部にのせて足を組み(半跏)、折り曲げた右膝頭の上に右肘をつき、右手の指先を軽く右頰にふれて思索する(思惟)。
京都市太秦の広隆寺霊宝殿に安置さ...【続きを読む】
桂浜・龍馬の生まれたまち記念館吟行20句(2017/3/19~20) (推敲中)
桂浜・龍馬の生まれたまち記念館吟行20句 (2017/3/19~20)
桂浜
よさこい節もやわらかく桂浜
月の名所は桂浜 へと私小説
松林五色の石へ海の青
箱庭のようなわたしを出られない
はいり込む すこしあなたに似る像へ
大町桂月(おおまち・けいげつ)の記念碑から 受胎
岩頭に竜宮 波しぶき...【続きを読む】
恐山吟行の日程を決定(7月20日~22日)‥いろいろ調べて〈格安〉、あきこの吟行経済学(??)
フライトとホテルをネットから手配。次はご参考まで。20日から24日まで恐山大祭。下記はパソコンに届いたメールから。
フライト
▼お申し込み内容
【区間1】07月20日(木) JAL2153便/普通席
大阪(伊丹)→青森 (11:40 – 13:10)
大人券種 : ウルトラ先得
予約変...【続きを読む】
故墨作二郎、前田咲二両先生と同席の喫茶店での思い出‥《葉桜となりつつ花の残れるが玻璃(はり)越しに見ゆ旅の朝明け》(たむらあきこ)
葉桜となりつつ花の残れるが玻璃(はり)越しに見ゆ旅の朝明け (たむらあきこ)
上の短歌は、中学生最後の春休みの家族旅行で詠んだもの。12歳頃から、歌人だった亡母の影響で新聞に投稿し始めたのね。それからン十年、まさか川柳にどっぷり浸かるようになるとは。我ながら不思議。
まだ短歌に未練が残っ...【続きを読む】
甘酒‥んふふふふ、んま~い!!
たまたまネットの通販サイトで見つけた甘酒。評判がよいようなので昨年末取り寄せた。そのまま年を越していたが、前会長が以前甘酒の話をされたことを思い出して飲んでみると、なんとこれがあり得ない(?)美味。
ここに銘柄は書けないが、あらためて甘酒の美味しさを知ることになった。
ご病気の前会長に飲んでい...【続きを読む】
何が幸せなのかは分からない
現在4時47分。深夜3時過ぎから起きて、いろいろ考えている。パソコンで仕事中目が疲れて見えにくくなると横になり、そのまま眠ってしまうことも多い。半端な時間に起きることになる。昨夜は嵐(警報が出ていた)で、風の音を聞きながら眠ってしまったようだ。これで本町公園のソメイヨシノも終わり。この先またすさま...【続きを読む】
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