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 九五年夏の参院選は、新進党が躍進する一方、社会党は過去最低の十六議席。村山首相は《社会党に愛想つかした社会党》内からも指導力を問われたが、自民党の求心力が働き、辞めたくても辞められない。

 PKOあんたほんとに社会党》《ひとりではなんにも出来ぬ社会党》は、九六年に入って党名を変更。いよいよ《民社党の軌跡をたどる社民党》に。新進党には「反主流派」もでき、《ああ新進オザワ西向きゃハタ東》の亀裂も。

 住専にぼくの諭吉を持ってかれ》るのかという住専処理策への批判を背景に、新進党議員が国会内に座り込んだのもこのころ。《気のすむまでやらせてみよう座り込み》と思うほど審議ストップが長引いた。

 今年正月、村山首相は辞任を決意。「政権たらい回し」と批判を浴びながら二年半ぶりに自民党の首相が復活した。橋本内閣は当初支持率六一%だったが、沖縄問題で《安保という怪獣がすむ象のオリ》が揺らぎ始め、日米会談も《リュウ・ビルの呼び名にどこか張りがない》。

 秋風が吹き始め、次第に解散の気配が濃くなる中、《新党の幽霊が出る永田町》では、《解散はないというからあるだろう》と議員たちがそわそわ。《新党へ打算の糸がもつれ合い》、こんがらがってきた。

 前田さんの知人で、全日本川柳協会事務局長の山本翠公さん(七九)=大東市=は、総選挙を控えた世の中の気分をこう詠んでみせた。

 《解散時反省会をなぜやらぬ》
 《そのうちにみんながみんな浮動票》
                     ◇
 無党派層は確実に増えた。前回総選挙に熱を入れた人たちも冷めた視線を送る。政治家に「一票」を託す有権者の思いを報告する。

         また選挙輪番制でやっときな  翠公

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