Loading...Loading...

 日本では、明治になるまでは〈詩〉といえば漢詩を指していたのね。文学の一形式として〈詩〉の語をつかうようになったのは『新体詩抄』などから。

 詩の定義については、詩を定義しようという試み自体が見当違いであるとした、アーチボルド・マクリーシュ(1892-1982)『詩論』の詩につぎの結びがある。「詩は意味してはならない/存在するのだ」と。ひと言でいってその通りよね。

 詩には直喩や隠喩(メタファー)などの修辞技法がある。古代ギリシアの哲学者アリストテレス(前384-前322)『詩学』には、「何よりも偉大なことは隠喩の名手であることだ」と書かれているとか。隠喩は鮮明なイメージを結ぶ。(現代川柳では)思いがけないイメージを並置させることが句を重層化させることにつながるのね。隠喩の鮮明なイメージは、象徴性に満ちている。

 川柳とおなじ五七五形式でも、俳句は17世紀に俳諧における連句の最初の句である〈発句(ほっく)〉から発展形成された詩型なのね。俳句には切れ字と呼ばれることばの流れを切る語が用いられ、また季語と呼ばれる季節のことばが含まれている。

続きは次々次回



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K