コロナ禍で、今年の予定はすっかり狂ってしまった。4月からの予定だった「山頭火吟行」はとても無理、ひたすら自宅にこもり“自粛”を余儀なくされる日常となった。下記は、2020年度の川柳関係の主な仕事ほか。
(2020)
1月‥しんぶん赤旗「読者の文芸」欄の選(年間隔週)。川柳マガジン「難解句鑑賞」を前年に引き続き担当。川柳マガジン懸賞川柳2020「川柳睦月賞」の選。
2月‥川柳マガジン懸賞川柳2020「川柳如月賞」の選。
3月‥川柳マガジン懸賞川柳2020「川柳弥生賞」の選。
4月‥『前田咲二の川柳と独白』を出版。
6月‥『前田咲二の川柳と独白』を和歌山市民図書館に寄贈。『たむらあきこ吟行千句』の推敲をほぼ終える。
7月‥川柳マガジン文学賞に応募。
9月‥『前田咲二の川柳と独白』を和歌山県立図書館、新宮市立図書館、和歌山県立新宮高校に寄贈。
10月‥(宮井教頭先生のお申し出により)新宮高校図書館に資料を寄贈、「前田咲二コーナー」ができる。
11月‥連作「わたしの断層」が川柳マガジン文学賞準賞を受賞。
12月‥『たむらあきこ吟行千句』の“あとがき”を書き終える(出版準備完了)。
(2021)
しんぶん赤旗「読者の文芸」欄の選。『たむらあきこ吟行千句』出版。コロナ禍が収束に向かえば「山頭火吟行」開始。『前田咲二 千句』出版の準備。ほか未定。
あきこさま
今年も素晴らしい活躍でしたね。
予定されていた山頭火吟行は残念ですが来年に持ち越しですね。
ほんとに私も動きが取れない状態です。
今は家でできることをしっかりやっていきたいと思います。
こちらに来られる時はご連絡くださいね。逢いたい人が待っています。
坂本加代さま
はじめてお会いした時のことを思い出します。
もうずっと前のような気がしてしまうのね。
山頭火吟行で、吟行は一応の〆のつもりでした。
でも、コロナが終わればまたその気になってくるかもしれません。
今年は、嘱目吟を入れても千句くらい?しか詠んでいないので。
一年ずつの積み重ねがたいせつだとしみじみ思いました。
いつまでもあるいのちではないので。
やはり句会大会への参加が作句の大きなきっかけになるので、でかけることがたいせつ。
大阪では、つぎつぎと句会がなくなってきているのね。
新しい息吹は、これからはネットからかもしれません。
でも、“座の文芸”である川柳は、やはり句会あってのものだと思うし。
息を吹き返していただきたいものです。