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 現在19時49分。いつものドトールのあと、横のスーパーで買い物をして、雨の中を傘をさして帰ってきたのね。すこし胸が痛い。笑われるかもしれないのですが、雨の中を咲二先生と一緒に歩いてきたのかもしれないのです。昨日の淀屋橋のまぼろしの続きのように、先生がなんとなく、歩いているわたしの前におられるのね。
 19時からスーパーで買い物をしたのですが、途中、京阪寝屋川市駅前のスーパーで何度か先生の買い物にお付き合いしたことを思い出したのね。カートを押す先生の姿はしっかり目に焼き付いているのね。それを思い出していると先生の姿が浮かんできたのです。
 快活な咲二先生ですが、左目は見えないし、右目もあまりよく見えないのね。でも、どんどん歩かれるのです、いつでも。(危ないので)追いかけて叱る(?)のを、いたずらっ子のようにわざとスタスタ走られるのね。京阪寝屋川市駅で準急を降り、階段を下りるのですが、そのときも「先生、ちゃんと手摺りを持って!」と、何度も、いつも怒鳴って(?)いたのです。
 昨年3月6日、句会の帰りにわたしがJR天王寺駅の階段から落ちて足を骨折したのですが、5月頃(?)には再び先生を京阪寝屋川市駅まで送らせていただくことになったのね。「こっちが気ぃ遣わなあかん」と仰っていましたが。どうしても階段を早く下りられなくて、先生に遅れるのです。そうすると、さっさと先に下りて、(驚かそうと)れて待っておられました。お茶目なところのある先生でした。
 句会に出たほうがいろいろと気も晴れるので、今日は17時からドトールで22日の「川柳クレオ 川柳大会」の句をすこし早めに詠んできたのです。お客にたまにちょっと話をする、川端康成に似た上品なかたがいるのね。若い頃、詩を書き、俳句などもたしなまれたということを伺い、何となく咲二先生の話をしたのね。上記(太字)は、そのあとのことなのです。
 たぶんずっと先生のことを考えているので、頭の中にまぼろしをつくってしまうのでしょうね。



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