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画像-0054根尾谷淡墨桜吟行20句
わたくしはここと不死鳥しろい影
煙る雨にしろい塊(カタマリ)渡される
柵の中からさくら手招きしてくれる
不死鳥のかたちに白い雨になる
布陣の枝ぶりへ四月が降りしきる

雨空にすこし圧(お)される寂(さ)びた白
伝説のさくら大樹の中に父
わたくしの中に在り続けるさくら
深い雨がしろい不死鳥竦(すく)ませる
すこし支えてあげたい強張(こわば)った樹勢

桜巨樹のきのうわたしも折れかかる
脚ひとつあなたにあげる根接ぎする
根接ぎしてあなたの意思が咲くように
残根につぎ足すきっと愛だろう
接合部に祈りたっぷり塗りこめる

千五百年不死鳥の白いゆめ
幹の亀裂かわたくしの傷痕(きずあと)
わたくしの亀裂もひとときの無惨
不死鳥のゆめのかたちに大桜
心の集合体か淡墨桜澄む



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根尾谷淡墨桜吟行20句 (推敲済み)”にコメントをどうぞ

  1. 一歩 on 2016年4月12日 at 4:12 PM :

    はじめまして。このところ、ずっとブログを拝見させてもらっています。
    頭が下がります。あなた様の執念、気迫には。
    脱帽です。

    • たむら あきこ on 2016年4月12日 at 4:50 PM :

      一歩さま
      初コメント、ありがとうございます。

      このブログは、多くの方々に励ましていただきながら書き続けてきたもの。
      もしこのようなコメントのひとつもいただけなかったら、書き続ける気力もなくなっていたでしょう。
      川柳は、もう身体の一部のようなもの。
      ときどきは辛口のお叱りもいただきながら、書き続けたいと思っています。
      ありがとうございました。 コレカラモm(__)mヨロシク

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