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南海和歌山市駅10:30発の特急サザンで難波まで。地下鉄御堂筋線で淀屋橋まで。車中宿題「部分」の作句推敲。公会堂まで。12時50分、句会場のB1展示室まで。孝志、敏子、喜八郎、団扇、明日歌ほかみなさまとご挨拶。
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[川柳マガジンクラブ奈良・大阪・神戸合同句会] 出席40名。
本日の入選句。
部品かも知れぬきのうを引き寄せる(板垣孝志選「部品」 秀)
わたしの中のきのうは陽炎の部品(板垣孝志選「部品」 特選 長島敏子選「部品」 秀)かげろう
線香花火ほど光るのもむずかしい(嶋澤喜八郎選「印象吟」 秀)
踊り場のわたしを光らせるきのう(嶋澤喜八郎選「印象吟」 特選)
空耳がときどき亡父を連れてくる(互選5点)
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互選句40句のうち最初の10句にコメントを仰せつかる。
下記は40句のうち私が選んだ句。

滝つぼに捨ててきました顔ひとつ森井克子
沙羅の花つくり笑いのままでいる河村啓子
盗泉の水を飲んだか夏椿八木侑子
少年のまなざし 反射するあした元永宣子

互選後の句評会では、「川柳が短歌・俳句の下につくものとされてはならない。そのためにももっと深く自身の内側にあるものを詠む」ということを申し上げた。愛好者がいろいろな意見を持ち寄ることで川柳という文芸を考えるよい機会になる。句会終了後、5名にてカフェベローチェにてカフェゼリー。しばらく川柳談義。
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※久しぶりにお会いできた神戸、奈良句会のみなさまとじっくりお話したかったのですが、疲れ目からの体調不良にて、懇親会に参加できなかったことをお詫びします。



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川マガクラブ大阪・奈良・神戸合同句会”にコメントをどうぞ

  1. 茶助 on 2014年6月9日 at 9:55 AM :

    ①「暖かい毒舌」を繰り出したのは、やしきたかじん。
    ②「冷たい褒め言葉」を駆使したのは、Tなる政治家。
    ③ 両方持ち合わせているのが、川柳家。
    これを見て、聞いて、楽しんでいるのがオレ。

    ①は、正真正銘の善人。
    我々の代弁者であったたかじん。
    ②は、腹黒い偽善者。
    こんなんだから政治家は信用できないのだ。ウン。
    ③は、庶民的な非凡人。
    近頃、この方達にがっかりすること多し。

    • たむら あきこ on 2014年6月9日 at 10:16 PM :

      茶助さま
      何かあったの?
      元気を出しましょう。実はあきこも少々気落ちしているのです(理由は言えない)。
      でも、体調さえ良ければもち直せる。
      今日一日のなすべきことをなし終えてあとは眠るだけ。

       大役を終えて睡魔におそわれる  みね

      上の句にあきこが寸評を付けると。
      最期はかくありたいと思う。なすべきことをなし終えて眠りに落ちていくような死。

      • 加代 on 2014年6月10日 at 9:06 AM :

        「大役を終えて睡魔におそわれる  みね」この方はご高齢ではないかと・・。
        私の母は96歳ですが故郷でにこにこと生活しています。しかし昨年から昼間でもうとうとと眠っていることが多くなりました。子供たちを苦労して育てあげ今その大役を果たしたあとの安堵感でしょうか。
        あきこさんの句の評は全く母そのものです。
        それに行き着くまでの道のりは力を出さないと乗り切っていけませんね。私たちも負けないで頑張っていきましょう。

        • たむら あきこ on 2014年6月10日 at 9:42 AM :

          加代さま
          はい。私もすでに崖っぷちを意識して「川柳に狂って」(笑)います。
          いま詠まなければいつ詠めるのかと。もう仕事、いわゆるライフワーク。
          お母さまも大役を果たされたのですよね。みなさまがそれぞれの立場で大役を果たされたあと、苦しまず眠るように逝くことができたらと思うよねー。

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