《112》母性神話
母子関係では、血のつながりつまり生物学的な要素がことさら強調されるが、これは一般的というわけではないらしいのね。子はかならずしも産みの母に愛着を示すわけではないのだとか。
胎児は胎盤を通じて栄養を与えられ、かなり成長してから産みだされる。哺乳類の特徴は授乳よね。このことが哺乳類にみられる密な母子...【続きを読む】
《113》砂の絵
砂遊びとは、砂を掘ったり盛り上げたり、さらには造形もする。サンドアートという芸術活動もあるようなのね。砂はさまざまな造形を楽しめる一方、出来上がったものを壊してしまうこともかんたんよね。いうなれば、創造と破壊の両方を楽しむことができるのね。しかし、砂は、その造形物を破壊したとしても、砂自体が損なわ...【続きを読む】
⦅114⦆青春の痛みのようなもの‥《今日もまた誰かに見てほしくて、SNSで「生きている」と旗を振る》
上記表題中の《》内のことばは、ネットでたまたま見つけたのね。「!」と思って、全文を読んでみた。筆者は25歳というから、ふだんならまず読むこともない若い人の文章なのよね。結論から言うと、このかたは川柳作家に向いているのでは。川柳も短歌も俳句も、将来的には定型の枠を取っ払ってこのような自由な表現が当...【続きを読む】
⦅115⦆癒やす、癒やされる
新約聖書の中に、イエス・キリストが「癒やした」という記述がなんども出てくることは知られている。「癒やす」は、宗教的な、奇跡的な治癒を行う意味で使われているのね。日本の、1990年代だったかの「癒やしブーム」以降、このことばは生活になじみ、多様な用い方をされてきているようにみえる。癒やし系、癒やしグ...【続きを読む】
⦅116⦆「読者の文芸」川柳欄(12月7日(火)付、たむらあきこ選)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(12月7日(火)付)
「鬼手仏心」壁紙にする手術の日 京都府 長谷川喜八
〈評〉「鬼手仏心(きしゅぶっしん)」、医者が手で行う事は残酷に見えて慈悲心があるの意。この言葉をパソコンの壁紙にして、すべてを委ね作者は手術に臨む。
夕焼の空へ逝ったか寂聴さん 広島市...【続きを読む】
⦅117⦆赤ちゃんに会う
新生児とは生後28日未満の児のこと。それまで胎児は母の胎内で生存・発育に必要な栄養などを得ているのね。出生して新生児となった瞬間から自力で呼吸、栄養を摂取していく。
生後半年くらいまでは、母乳や粉ミルクで育つのね。発達には個人差があるだろうけれども、半年くらいになるとお座りをするようになり...【続きを読む】
⦅118⦆耐久生涯大学川柳専科(レクチャー)
本日は9時半から11時まで、「時事川柳」を主にレクチャー。お渡ししたプリントは4枚(下記)。各句を鑑賞。そのあと、句箋にそれぞれがその場で詠んだ時事川柳を書いて提出していただく。次回2月のレクチャーで清記したものを互選に使用。1月は会場の都合でお休み。
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⦅119⦆生命線
「生命線」といえば、ふつう思い浮かぶのはライフラインのことなどかな。 英語で命綱の意味よね。水供給施設や交通施設など、生活に必須のインフラ設備を表すことば。本日それはさておき。手相占いの、手のひらのシワである生命線のことをすこし書くことに。(↽ヒマか)
手相占いでいう生命線とは、人差し指と親指の...【続きを読む】
⦅120⦆(2021)今年の句会大会での上位入選句から21句
2021年はコロナ禍で、昨年に引き続きリアル句会大会参加がわずか3回。誌上大会参加もわずか7回。下記は、その中から。(お誘いいただいていた誌上大会にほとんど参加できなかったことを深くお詫び申し上げます。)
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雪ダルマもわたしも白いま...【続きを読む】
⦅121⦆最高の贈りもの
いままでに得た最高の贈りものとは、「自由」である。自分の時間があるということである。「肩の荷を下ろした」と言い換えることが出来るように思う。
わたしは責任感の強いほうだと思うが、息子がまだ幼い頃にシングルマザーとして生きることを択んだので、子育てはほぼひとりでの闘いだったのね。同時に生活のための...【続きを読む】
⦅122⦆価値観
価値観とは、何に価値があるとするかに関する考え方よね。価値を判断するときの根底となるものの見方の形成には微妙で奥深いものがある。何にどういう価値があるかという判断はそれぞれがいままでの人生で培ってきたものと言えるだろう。
とまれわれわれの抱いている価値観は多種多様であることは間違いない。た...【続きを読む】
⦅123⦆和歌山城吟行20句 (推敲中)
12月1日(水)に続いて、本日3日も和歌山城は紅葉渓庭園へ。紅葉の見ごろは盛りを過ぎたかな。作句は、和歌山城ホールの屋上と市役所1Fにて。わずか38句。紅葉渓庭園内の茶室紅松庵にて推敲。下記はそのうちの20句。
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和歌山城吟行20句(202...【続きを読む】
⦅124⦆12月の予定(川柳関係)
12月の予定
12月 1日(水) 和歌山城 (紅葉渓庭園他) 吟行
12月 3日(金) 和歌山城 (紅葉渓庭園) 吟行
12月11日(土) 耐久生涯大学川柳専科レクチャー
12月21日(火) 堺番傘12月句会
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(予定は未定) あとから書き加えることがあ...【続きを読む】
⦅125⦆「読者の文芸」川柳欄(11月23日(火)付、たむらあきこ選)
しんぶん赤旗、「読者の文芸」川柳欄(11月23日(火)付)
家たたむ安堵寂しさ切なさと 東京都 森島きぬ子
〈評〉父母が逝き、思い入れある実家などを処分するのはなかなか気が進まないもの。一方で固定資産税など、維持していく費用の負担がある。
大国を国際法で包囲する 堺市 石の丸三坊
核禁止「聞く...【続きを読む】
⦅126⦆2016年11月7日瓦版句会(前田咲二先生ご出席のさいごの句会)と、瓦版12月号から先生のさいごの句会吟
2016年11月7日。当日あきこは川柳塔本社句会と瓦版句会の掛けもち。下記は、瓦版句会の結果ほか。過去のブログから転載。12月の句会当日に前田先生が倒れられたので、瓦版11月句会は先生のさいごに出席された句会になった。
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川柳塔本社句会終了後地下...【続きを読む】
⦅127⦆川柳は“生きている”
生き甲斐とは、生きることに価値や意味をもたらすみなもと、そのみなもとが存在することにより自らの生に価値や意味があると感じられるという二つの側面をもつ概念よね。川柳は、巧いヘタはさておき生き甲斐に直結するのね。生活の中から、自分で掴み取ったことばで、何はともあれ表現すればよいのだから。そこに生活があ...【続きを読む】
⦅128⦆川柳の “東の横綱” 故前田咲二先生からの、聞き書きのメモが見つかる
ひょっこり、なんといつもわたしの座っている位置の左50㎝ほどのところ、折りたたまれたファイルのなかから聞き書きのメモは出てきた。そのあたりを片付けようとして、偶然見つけたのね。
なつかしい達筆で「たましいのうた」と、縦書きと横書きで書いてある紙も一緒に入っていた。(最終的に「たむらあきこ千句」と...【続きを読む】
⦅129⦆川柳マガジン11月号「超!柳派 全国誌上句会」たむらあきこ選、上位入選句&選後感想
川柳マガジン2021年11月号掲載 超!柳派「波乱」「雑詠」
課題特選
自爆テロ野に放たれた犬がいる 上野 楽生
秀一
ぶすぶすと燻ぶっている世界地図 田畑 宏
秀二
言葉にも異物混入したようだ 森口かな江
秀三
ノーと言う兵隊さんがいてもいい 菊地 良雄
佳作
吞みこんだことば波乱の種を持つ 常...【続きを読む】
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