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人間存在の根幹にかかわるところまで掘り下げる、川柳
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2018年10月19日
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本日、別府吟行&第33回 国民文化祭・おおいた 2018「川柳の祭典」へ向け、早朝関西空港を発ちます‥みなさま、別府でお会いしましょう
昨夕ドトールで「靖国神社吟行(2018/9/24)24句」を纏めました。22日午後帰ってまいりますので、それを含め、ブログ更新はそれまでお待ちください。(__) ...
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2018年10月18日
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14
手のなかに師・前田咲二⓫‥《くろもじで甘い言葉を切り刻む》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』⓫ 添削の赤鉛筆にあるぬくみ 指人形の感謝は指を深く折り 恢復期 潮はゆっくり満ちている 選抜の子らにきらめく甲子園 六法をひもときこころ広くする 誰に貸したか失楽園が戻らない ハードルを下げて流れに逆らわず ...
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2018年10月17日
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17
手のなかに師・前田咲二❿‥《わたくしの干潟が満ちるまで遊ぶ》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』❿ 流木を拾って塩を焚いた日よ 妻がぼくを呼び捨てにするときがある 盛り塩の白さが客を呼んでいる 天国でつける仮面を選っている 絞首台へ上る背中は本物だ 横道にそれると見えるかぜの彩 底の底あたりで神と手をつ...
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2018年10月17日
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16
手のなかに師・前田咲二❾‥《騙し絵の中にかくれているわたし》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』 貸金庫に遺言状を入れてある 酒が出て軽い話になってくる 香奠と思って払ろてくれないか 年の離れた女と春の歩を合わす お産休暇くれと男が言えますか こんなわたしを好きとはけったいな女 耳に穴あけて男が弱くなる ...
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2018年10月15日
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17
手のなかに師・前田咲二❽‥《死に顔を見にライバルはきっと来る》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成11年』❽ 年齢もウソ 独身も嘘みたい ぼくの生年月日にぼくが惚れている 嫁の手へ渡すややこのお年玉 じゃんぼ籤も罰もあたらず年が明け 男ひとりの暮らしにもどる七日粥 内需拡大しすぎた正月の財布 餅箱へ転がす餅が生きて...
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2018年10月15日
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7
お待たせいたしました‥本日から「前田咲二遺句集 平成11年」の選句を開始
選句の途中で気付いたのは、先生は没句を捨てていないということ。入選するまでなんども同じ句を出しておられる。なんどか没になった句の中に、非常に優れていると思われる句もある。句は、選者を選ぶということだろう。 毎日起床後、まずパソコンを立ち...
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2018年10月14日
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20
川柳塔わかやま吟社10月句会(2018)‥《弁当の途中でひろう着信音》
「前田咲二遺作集 平成10年」分の抄出は、昨夜で終了いたしました。本日川柳塔わかやま吟社でひと月ぶりの柳友たちと楽しんでまいります。 平成10年度の先生の句会出席数は112回。お預かりした自筆の稿に遺されている句は、没句も含め千数百句...
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2018年10月13日
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12
手のなかに師・前田咲二❼‥《気心を許し外濠埋められる》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成10年』❼ 伸び切った輪ゴムの中に妻と居る 夫婦別姓 首輪が少し軽くなる スランプの形で髭が伸びている マツタケにもカニにもぼくは不感症 うどんのネギ多いと幸せと思う 外野席の主張を一つずつ拾う 鹿の脱糞 ぽとりと冬が...
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2018年10月13日
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10
手のなかに師・前田咲二❻‥《環状線の秋を一駅ずつ拾う》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成10年』 神様がいいと言うまでただ歩く 歩き疲れて仏の膝をお借りする 使い捨てカメラで軽い恋を撮る 肩書きを捨てて自分が見えてくる 新聞をがつがつ食べている戦士 ポケットでショックを握りしめている 残り時間を刻むわたし...
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2018年10月12日
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13
手のなかに師・前田咲二❺‥《池に鹿 魁夷の森に迷い込む》(前田 咲二)
画:東山魁夷 (描かれたのは、御射鹿池) 『前田咲二遺句集 平成10年』❺ 本当の自分を探すまで流れる 利休茶碗を抱くやんわりとしっかりと やんわりと妻が握っている尻尾 涙に弱い男とすぐに見抜かれる 教会で会った男と寺で会う 母を描けば弥勒...
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2018年10月11日
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15
手のなかに師・前田咲二➍‥《小島功のカッパが酒をつぎにくる》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集 平成10年』➍ 心冴える刻をしずかに待つ匠 焼き芋を包むやっぱり新聞紙 疾しいところがなければああは騒ぐまい ひもじくて田辺聖子を食べている 胃カメラに見られるぼくの不行状 わがままなわたしがしゃしゃり出て困る 馴れそめも...
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2018年10月11日
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15
手のなかに師・前田咲二❸‥《五十年 夫婦に削るものがない》(前田 咲二)
『前田咲二遺句集平成10年』❸ 袋絵の花を信じて種を蒔く トーストも愛もこんがり焼いてます 蕾のうちに摘まむ情けもあるのです 千の手に千の閃き千の迷い その話聞き捨てならぬ 猪口を置き さくらさくら亡母にもあげる小盃 口縄坂の雲織田作の顔に...
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2018年10月10日
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11
高野山・壇上伽藍吟行20句(2018/9/19-20)‥《声明の透明 目瞑ればきのう》(推敲中)
前田先生の句を拾うのは、ゆっくりしているとこれからの私の余白の時間的にも厳しいものがあるので、毎日30句と決めて挙げてまいります。だいたい夜中から早朝にかけて仕事をしてまいりますので、これから一日に二度ブログをアップしていくことになります...
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2018年10月9日
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17
手のなかに師・前田咲二❷‥《たぐり寄せてみればわたしの影だった》(前田 咲二)
先生は、お会いした傘寿(少し前)ですでに左目が見えなかった。右目も、眼の中にタマがあるとかで、そのタマに遮られて披講にいつも少し時間がかかった。そういうことを感じさせない身のこなしは、江田島の海軍兵学校仕込みのものだったかもしれない。戦後...
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2018年10月8日
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12
(7日)阪南10月句会‥《逝ったひとを踏む忘恩の影だろう》
(8日、記す) 7日。目を覚ましたら、なんと9時。予定していた川柳クレオの大会をあきらめる。(ゴメンね、正人さん。昨夜、なんばの喫茶店で65句詠んでいたのよ) そこへ電話、それではと阪南句会に出かけることに。お題を教えてもらって、半時間ほど...
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2018年10月6日
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18
第24回 川柳塔まつり‥《カラフルを咲かせてわたくしの孤独》
(8日、記す) 6日。早朝大雨。大会出席をあきらめようと思ったが、前日ある柳人から前田咲二先生の資料を持ってきてくださるというお電話をいただいていたので、迷っていた。そのうち小降りに。和歌山市駅8時59分発特急サザンで天下茶屋、大阪メトロ堺...
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2018年10月4日
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15
手のなかに師・前田咲二❶‥20年前の作品30句を抄出
すこし休んで気力が整った(充実、とまではいかない)ので、昨夜前田咲二先生自筆の遺作(出版社から先月19日付けであきこ宛てに段ボール箱入りで発送され、翌日受け取ったもの)を手に取り、拝見。本日夕方ドトールに持ち込んで、集中的に選句にかかる。...
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2018年10月3日
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15
文芸まつり(和歌山市)審査会
13時半から市民会館にて。小・中学生の部の応募句から十三句を選び出し、パソコンに入力。比べやすいようにプリントアウトしたものを持参、ほかの選者二名にも見ていただく。一般の部もあきこを含む七名の選者で討議の上、上位入賞者が決定。 審査会(...
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2018年10月2日
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21
川柳クリニック Vol.19 No.01(川柳マガジン9月号から転載 川柳クリニックDr. : たむらあきこ)
原この磁石辛い記憶を倍に寄せ 丸山 孔平 不要と思われる「この」「倍に」を省きます。 添辛い記憶ばかりを引き寄せる磁石 原目立つ事内緒にしたいでも洩れる 松田 眞弓 内容的に芯を残して枝葉を切り、まとめます。 添内緒にしたいことほど口の...
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2018年10月1日
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10
(2018)10月の予定 (川柳関係)
(2018)10月の予定 10月 3日(水) 文芸まつり審査会 10月 7日(日) 未定 10月14日(日) 川柳塔わかやま吟社10月句会 10月19日(金) 関西空港…✈…福岡空港 別府泊 10月20日(土) 別府吟行 別府泊 10月...
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profile
たむら あきこ
和歌山市在住。1999年から川柳をはじめる。 川柳の“東の横綱”前田咲二に師事。川柳瓦版の会編集同人を経て、フリー。日本現代詩歌文学館振興会評議員。読売新聞「和歌山よみうり文芸」選者。名草川柳会講師...
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