Loading...Loading...

 先月末〆の「洋子の部屋(ゲストの椅子)」への投稿、やっと本日終了。推敲していて遅れてしまった。(その割には?)
 先ほどみなさまの今月分の投稿を見せていただき、徳永政二さんほかの作家の作品(句)のいくつかに酔ったところ。
 http://www7a.biglobe.ne.jp/~yoko-senryu/  (川柳 洋子の部屋)…………………………………………………………………  

     波           和歌山市   たむらあきこ

道と道との交差、にんげんとにんげんとの交差。
窺いみる互いの世界にひびきあうものはあった。
画から文へ、文から画へ。

   追いかけてきたのはきみの波頭

   波は挑発的にわたしに絡みつく

  きみのかたちにわたしを嵌めないでほしい

   波の鼻梁の高さを憎んだりもする

   わたくしのなかに見据える波がいる

   寡黙なきみの言葉が襞にまでとどく



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

「洋子の部屋」へ投稿… 「波」”にコメントをどうぞ

  1. りょーみさすけ on 2012年8月3日 at 8:55 AM :

    アキニャンは五輪の新語「ジュリー」を知っていますか。審判の外に別組の審判団たちのことです。柔道の試合にしばしば顔を出していました。この基準を持たないジュリーによって、日本の柔道はメダルを四つほど損をしてしまいました。いわゆる日本にとって、彼らは「心中の首飾り」というところでしょうか。これ!というときに試合をとめてしまう消火器みたいな人達なのです。
    詳細は後述にまわして、このジュリーたちは、川柳の選者にも言えることではないかと、ついつい考えてしまいました。
      『波は挑発的にわたしに絡みつく』

  2. あきこ on 2012年8月3日 at 9:36 AM :

    りょーみさすけさま
    暑いねー。外に行きたくないので自宅に引きこもり。喫茶店は人でいっぱい、避暑に来ているのかなー。で、句もつくれないし。掃除ははかどらないし(息子が来るのにどうしよう)。でも、7日瓦版、8日草原とがんばるもんね。
    選者の厳選は川柳界直近の課題。その点、草原はがんばっているよぉ~。よい選者のもとへはよい詠み手が集まる。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K