先月末〆の「洋子の部屋(ゲストの椅子)」への投稿、やっと本日終了。推敲していて遅れてしまった。(その割には?)
先ほどみなさまの今月分の投稿を見せていただき、徳永政二さんほかの作家の作品(句)のいくつかに酔ったところ。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~yoko-senryu/ (川柳 洋子の部屋)…………………………………………………………………
波 和歌山市 たむらあきこ
道と道との交差、にんげんとにんげんとの交差。
窺いみる互いの世界にひびきあうものはあった。
画から文へ、文から画へ。
追いかけてきたのはきみの波頭
波は挑発的にわたしに絡みつく
きみのかたちにわたしを嵌めないでほしい
波の鼻梁の高さを憎んだりもする
わたくしのなかに見据える波がいる
寡黙なきみの言葉が襞にまでとどく
アキニャンは五輪の新語「ジュリー」を知っていますか。審判の外に別組の審判団たちのことです。柔道の試合にしばしば顔を出していました。この基準を持たないジュリーによって、日本の柔道はメダルを四つほど損をしてしまいました。いわゆる日本にとって、彼らは「心中の首飾り」というところでしょうか。これ!というときに試合をとめてしまう消火器みたいな人達なのです。
詳細は後述にまわして、このジュリーたちは、川柳の選者にも言えることではないかと、ついつい考えてしまいました。
『波は挑発的にわたしに絡みつく』
りょーみさすけさま
暑いねー。外に行きたくないので自宅に引きこもり。喫茶店は人でいっぱい、避暑に来ているのかなー。で、句もつくれないし。掃除ははかどらないし(息子が来るのにどうしよう)。でも、7日瓦版、8日草原とがんばるもんね。
選者の厳選は川柳界直近の課題。その点、草原はがんばっているよぉ~。よい選者のもとへはよい詠み手が集まる。