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和歌山市に事務局をもつ「和歌山三幸川柳会」。主幹は三宅保州氏、月例会は和歌山商工会議所にて。私の自宅からは自転車で7分、目と鼻の先にある。いままでわずか一回しかおじゃましていない。
いまでは珍しい記名選を採用している句会。事前に1題につき3句(3題)、住所氏名電話番号を明記した上でニュース和歌山(地方紙)編集部「和歌山三幸川柳会」宛に送付。集句は各選者に送付の上、選者宅にて選。句会当日各選者が選結果を披講する方式。
この方式は選者が時間に縛られず、じっくりと納得のいくまで選ができるという長所がある。各選者が作者名によって選結果を左右されないのであれば問題ない。
ご依頼を受けていた席題の選は無記名。席題の出題始め、選はいつものように厳正にさせていただいた。ふだんからどの方も筆跡はなるべく覚えないようにしている。
保州、和子、美子、准一、章子、幹子ほかみなさまとご挨拶。
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[和歌山三幸川柳会6月句会] 出席3?名。(97名(?):欠席投句を含む)
自己愛のかたちに抱いているたまご本日の入選句。
素直だなおずおず問うてくる敬語
友情というお伽噺になっている
自己愛のかたちに抱いているたまご (三宅保州選「たまご」 3席)

わたしの中の鎖がわたくしを縛る  (席題「鎖」 軸吟)
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和歌山城がすぐ南に見える句会場(4F)。選と披講の前後に6月の緑を楽しむ。選をさせていただいているあいだに保州氏がいろいろと私のことをご紹介下さっていたようだが、いつも通り披講ぎりぎりまで選に集中していて聞こえず。下記は1席以下5句と選評。和歌山三幸川柳会7月号柳誌に掲載の予定。(掲載の順序が逆になりますが、お許しを。)
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 席題(鎖)        たむらあきこ(選・選評)

一席・きりにくい先入観という鎖 楠見章子
「先入観」に囚われてしまうとなかなか抜け出せない。「先入観」を「鎖」に喩える。きりにくい」と「切る」をひらがなにしたところも心憎い。

二席・二人三脚いつか鎖になっている 酒井純子
「二人三脚」は夫婦。「鎖」は絆の謂。絆に負のニュアンスはないが、「鎖」にはある。絆とも「鎖」ともいえる夫婦の関係を、「いつか…になっている」と時間的な経過も詠み込んで一句に仕上げている。

三席・夢の欠片に鎖しっかりつけてある 楠見章子
「夢」を追うこともできない現実。せめて「欠片」だけでも離さないように「鎖」を付けているという。

秀吟・風呂の栓だって鎖に繋がれる 古久保和子
川柳的な「見つけ」。「風呂の栓」さえも「鎖」に繋がれているのに、私(作者)が人間関係の柵の「鎖」に繋がれていることに何の不思議があろうか、と。

秀吟・どこまでも鎖が伸びてついてくる 失名
「鎖」は前句と同じ人間関係の柵。「どこまでも」「ついてくる」と、恰もストーカーに悩まされているかのような詠みぶり。柵が全く消えてなくなるのも淋しいことではないか。

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