紫陽花をほぐして止まぬほまち雨 青砥たかこ
「咲くやこの花賞」の選者を委嘱されたのは今回が3度目。「前年度優勝者」としての委嘱。この賞は3回優勝するとレギュラー選者(の一人)になることができる。
句会大会に句を出すぶんには気楽なものだが、ひとさまの大切な句をお預かりして選をさせていただくとなるとそうはいかない。責任感で肩がずしりと重くなる。「咲くやこの花賞」は選者の厳選を「売り(?)」にしている賞でもあり、いい加減な選は許されない。
いちばん怖いのは、誰よりも前田咲二会長の眼。会長は、選結果を吟味しながら自筆で書き写される。一流の柳人が傍におられるということは、選にも緊張を余儀なくされる。何はともあれ、もうすぐみなさまの句に目を通させていただくことになる。(伊勢)神宮吟行から帰ってからのこと。しっかり脳内の煤を払い、川柳の眼を研ぎ澄ませてお待ちすることにする。
昨年だったか。東京・王子での「川柳公論表彰句会」におじゃましたとき、尾藤三柳先生から直接頂戴したことば。「選者は没にした理由を、(問われたら)答える義務があるんですよ」と。選者をさせていただくからにはその覚悟を持ちたい。どうぞ、申し出ていただきたい。お待ちしております。
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