今回大賞受賞の米山明日歌氏には、瓦版の「咲くやこの花賞」にも参加していただいている。氏の句の巧さは、「いいな」と、私の周囲の柳人の口にも以前から上っていた。今回の大賞作品も、一読、上質の空気(前の6句)に触れた気がした。これからのご活躍を楽しみにさせていただきます。次は、氏の大賞作品。
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生きる 米山明日歌
鬼にされいつも何かを探してる
蓋をする淋しい音になったから
字余りの姿で濡れている私
しみじみと骨の重さのわかる夜
螢きて私の闇を運びだす
雨音の止まった音のする体
きっかけがほしくて覗く水たまり
新しい風が見たくて草を刈る
上り坂尾っぽは捨てていきましょう
ふつつかな形で生きるこれからも
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